
< ファンケル クラシック 池森賢二大会会長 >
PGAシニアツアーの『ファンケル クラシック』が、今年もまた静岡県の裾野カンツリー倶楽部を舞台に、8月23日(金)~25日(日)の3日間開催されます。同大会は今年19回目を迎えますが、これまで「シニアの元気が日本の元気!!」とのキャッチフレーズで、高齢社会日本を下支えして来ておりますが、7月9日都内会場にて記者発表会がありました。
同大会に於ける昨年の優勝者は、元気なP マークセン選手(53・フリー)でした。レギュラーツアーからシニアツアーに至るまで、年齢を感じさせない大活躍を見せてくれた訳ですが、このマークセン選手に負けず劣らず、元気なシニア1年生の”若手”プロ、深堀圭一郎選手が今年初参戦します。

倉本昌弘PGA会長 中嶋常幸プロ 室田淳プロ
通常レギュラーツアーでは経験値を積む事で、優勝のチャンスが巡って来ると言われていますが、シニアツアーでは如何に早い時期に優勝するのかが、ポイントになって来ます。加齢と共に衰えて来る肉体と相談し、技術力を遺憾なく発揮出来るのは、若い内だからです。
今年何と言っても注目すべきは、深堀選手に代表される若手グループです。このグループにはレギュラーツアーで大活躍した伊澤利光、川岸良兼、鈴木亨各選手などなどが含まれます。彼らが今年どの様な活躍を見せてくれるのか、目が離せないのでは無いでしょうか。

深堀圭一郎プロ 米山剛プロ 鈴木亨プロ
更に今大会で常に注目されるのは、その高い集客力です。3日間大会で9年連続2万人越えを達成しているトーナメントは、恐らく皆無なのでは無いでしょうか。昨年は野球の元・巨人軍監督だった原辰徳氏が参戦すると言う話題性から、これまでのピークとも言える25,214名の方が観戦に訪れました。
今年原氏の参戦が無い中でどれほど集客出来るかは、同大会関係者のみならず、ゴルフ界の大きな関心事と言えます。来場者が多ければ多い程プロゴルファーは、燃えるのだと思われますが、ベテラン選手の中に入り若手がどの様なパフォーマンスを発揮してくれるのか、とても楽しみな夏休み最後の大イベントです。
広島県の広島カンツリー倶楽部では2019年1月15日から同年9月末までの予定で、八本松コースを全面クローズし改造工事を行っております。工事の進捗状況としては、2月から3月にかけ大変順調に進み、現在に至っているとの事ですが、詳細は同倶楽部のWebサイトで適時確認出来ます。
改造へ至った理由の一つは、乗用カート導入に伴うコース整備を上げられます。これまで西条コースでは2001年より電磁誘導式乗用カートを導入していましたが、八本松コースでは従来通り歩きでのラウンドでした。しかしながらインコースは起伏が激しい事から、かねてよりその導入に関しては、会員より期待の声が上がっていた様です。
そして今工事のより大きなテーマとしては、これからの50年へ向け、対応していけるコースであり続ける事です。その為には単にカート道路の整備のみならず、グリーンであったり、ハウス周りであったり、更にはルーティングを含めたコース改造を必要としたのです。
グリーンは今回床から改修しますので大がかりと成りますが、平均約500平米のワングリーンへ、第四世代の芝種で007の後継種と言われています777を施用する事に成ります。当然この芝種は酷暑対策として採用されるものであり、将来のトーナメント開催時に於いても、プロゴルファーの求めるクオリティに充分対応出来るものです。
今回コース改造を担当しますのは、日本ゴルフコース設計者協会理事長の川田太三氏ですが、プロやトップアマに難しく、アベレージゴルファーにはフェアなコースへ、仕上げたいと豊富を語っております。そしてルーティングも変更になると共に、総ヤーデージは約200ヤード延長されます。簡単な内容は、下記の通りです。

< 新ルーティング >
現在の工事が順調に推移した場合、2019年10月3日に新しく生まれ変わった八本松コースが、多くの方々へお披露目される予定の様です。
一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会(以下NGK)は2019年7月に入り、2018年度(2018年3月~2019年2月)に於ける19歳未満70歳以上のいわゆる非課税者によるゴルフ場利用実態を発表致しました。
これによれば2017年度の非課税利用者は、16,825,317人であるのに対し、2018年度は18,032,714人でした。この結果2018年度は対前年度比1,207,397人増加した事に成ったのです。
2018年度に利用税を納税しているゴルフ場を利用したゴルフアーは、84,953,540人と言うNGKの調査をもとに、上記非課税の利用者が全体の中でどの位占めるのかと言えば、その割合は約21%と成ります。ある意味非常に大きな勢力、層である事が解ります。
この非課税者の分布を見るならば、神奈川県と東京都で約三割を占めています。このエリアでは3人に一人が、非課税者と言えるのです。人生100年と言われ出した高齢者社会日本としては、今後更に非課税者がゴルフに取り組み傾向は、増加して行くものと思われます。
これまでゴルフ業界は非課税者に依存した体質から脱却したい、しなければ将来性が無いとの理由から、様々な施策を行って来ております。そしてその個々の施策は魅力的なのですが、どれも決定打とはなり得ていません。しかしここで疑問に感じるのは、今後更に増加して行くと思われる非課税者へ、ゴルフ業界が何故力点を置かないのかと言う事です。
この点に付いては、今後大いに議論されてしかるべきと、言えるのでは無いでしょうか。
7月に入り一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会(以下NGK)は、全国の利用税を支払っているゴルフ場を対象にした入場者数を、速報値ながらも発表致しました。これによりますと2018年3月から2019年2月までの1年間で、非課税者を含めた全国の利用者数は84,953,540人に成ります。
前年度が85,753,549人でしたから、約80万人が減少した事に成ります。この8,500万人割れと言う数字は、東日本大震災がおきた2011年以来のものです。2011年当時のゴルフ環境を考えた場合、「娯楽は自粛」「催事は自粛」と言う時代でしたので、ゴルフ場にとっては大変厳しいものがありました。
今日の数字はその当時と、同様の内容になっております。なぜこの様な内容になってしまったのかと、その理由を見出だそうとした場合、やはり考えられるのが西日本豪雨災害や、台風来襲などの自然災害を上げる事が出来ます。
しかしながら全てをこの点に原因が有るとする事は簡単ですが、根本的には19歳以上70歳未満の人々を、如何にゴルフへ新規参入させる事が出来るかが、ゴルフ業界全体へ常に突きつけられている大きな課題に他ならず、この克服が現在もなお道半ばである事を、今回の数字は物語っているのだと言えます。
この様な中にあり非課税者の実態は善戦しており、対前年度比7.2%(約120万人)増と成っております。これは高齢者の健康寿命が延びており、またコミュニケ―ションツールとしてゴルフが、大変有効に機能している点を表しているのだと思われます。
社会構造の変化がゴルフに対しても大きく影響を及ぼしておりますが、健康とゴルフは密接にリンクしており、非課税者ゴルファーの増加がみられる事は、大いに結構な事で評価されてしかるべきでは無いでしょうか。
ゴルフ人口の増加が非課税者主体になっている事に危機感を覚えるのでは無く、更にこの部分を伸ばして行く施策をより多く行って行く事で、また違った未来が開けて来るのでは無いでしょうか。様々なゴルフの楽しみ方は有るのでしょうが、健康とゴルフを大きなテーマで捉え推進して行く事が、現在の閉塞感打破につながる1歩になるのだと思われます。
福島県のナリ会津カントリークラブは2019年9月末をもって、営業を終了しゴルフ場を閉鎖します。これは今年3月頃に出された会社方針との事ですが、閉鎖後の跡地利用としては、メガソーラー基地として活用されるのでは無いかと推測されております。
当該ゴルフ場が現経営体制と成ったのは、2007年ですから約12年前になります。振り返れば1992年に当時東証2部上場の鈴縫工業株式会社が、系列コースとして開場させた訳ですが、これを起点とした場合、27年ほどでゴルフ場が消滅する事に成ったのです。
何故やめるのかと言えば当然「儲からないから」であり、此処には資本主義の厳しい現実がある訳で、経営者の立場からは必然的な判断であり帰結なのだと言えます。とは言え当該ゴルフ場は会員制であり、旧・経営会社から継承している会員の預託金と言う債務を抱えております。
この債務は旧・経営会社が2004年に民事再生手続きを取っている事から、今日残されている預託金額は1人当たり数万円の額面が中心であり、ゴルフ場閉鎖への大きな障害にはなっていないとの事。現経営会社である河東観光開発株式会社は、この預託金を在籍している約1,000名の会員各自へ返還し、クラブを解散する事に成ります。
残務整理には1年ほどかかるのでは無いかと、会社関係者サイドでは想定しております。

< AYMゴルフツアー社 代表取締役:シェリ ユウ氏 >
一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会(以下NGK)と一般社団法人日本ゴルフツーリズム推進協会の共催によるゴルフセミナーが、2019年7月2日都内会場にて行われました。題して『ゼロから始める豪州ゴルファー誘客のためのキックオフセミナー』。
NGKの調査によれば、これまで日本のゴルフ場でプレーした外国人の国籍は、中国と韓国そして台湾が多いとの事。この様な状況の中で豪州からのゴルファーは、多くのお金を消費してくれる事で知られており、今後日本のゴルフ場はこの層をもターゲットに、誘客して行く必要があるのでは無いかとしたのです。
この日講師として登壇したのは、豪州のAYMゴルフツアー社代表のシェリ ユウ氏です。同氏曰く豪州のゴルフ人口は約200万人と言われており、そのゴルファーは1年前よりツアー計画を立てる事から、日本でも翌年の料金体系を明確にする事が、豪州ゴルファーのアプローチを受ける上でとても大切としました。
かれらは日本のゴルフ場が未知数で世界で知られていない事から大変興味を持っているものの、やはり求めるものは質の高いゴルフ場。そして交通アクセスは直行便を好んでおり、来日したからには単にゴルフのみでは無く、日本文化にも触れたいと考えています。
これらを考えると日本のゴルフ場でもWebサイトは英文のものを用意して行く必要が有ると共に、複雑な料金体系はとてもマイナス要素だと断定し、更には英語でのコミュニケーションが取れる様な体制整備が必要としたのです。
ところで日本のゴルフ場は豪州のみならず外国人を、どの程度受け入れて行きたいと考えているのでしょうか。豪州ゴルファー市場が魅力的存在である事は理解出来たとしても、受け入れ側のゴルフ場と送りだす側の豪州機関とでは、かなり温度差がある様に感じられます。
この温度差は何処に起因しているのかと問うた場合、日本のゴルフ場の多くが会員制と言う運営方法を、採用している点も見逃せない様に思われます。いずれにしても事は始まったばかりです。今後は集客数を伸ばしたいゴルフ場にとって、ビジターである外国人受け入れに関する方針を、明確化しておく必要が有るものと思われます。
兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部は東コースの18ホールズと、西コースの18ホールズの合計36ホールズを擁した大型のゴルフ場ですが、同倶楽部では2019年7月1日より正会員の補充募集を開始しました。
前回行われた会員募集は、2016年9月15日から2017年4月末迄でしたので、約2年ぶりと言う事に成ります。その概要は下記の通りですが、既存会員権の名義書換に付いては、同日より停止にしたとの事です。
- 募集会員 正会員(個人、法人一名記名式)
- 募集金額 480万円
- 金額内訳 入会保証金360万円+入会登録料120万円(税別)
- 据置期間 入会保証金は入会日より10年間据置
- 募集口数 50口
- 資格譲渡 可
- 募集期間 2019年7月1日~2020年3月31日まで
- 入会資格 1、会員として相応しい方
- 入会資格 2、年齢25歳以上で会員2名の推薦を受けられる方
- 入会資格 3、暴力団関係者又は反社会的行為を犯す恐れのある団体関係者で無い方
上記入会資格を見るならば、特段厳しい内容ではありませんので、倶楽部は広く窓口を設けていると見る事が出来ます。現在の会員数は正会員1,737名、平日会員は73名在籍しているとの事です。
茨城県のアスレチックガーデンゴルフ倶楽部では2019年7月1日より、平日会員の第二次募集を開始します。第一次募集は今年の4月1日より開始され6月30日の昨日迄、募集に関する応募状況を観察する意味合いで3ヶ月間行われました。
この間の好反響を受け引き続き前回と同様の内容で、今後は予定数に達する迄行われるとしております。コースの現場サイドでも、この試験期間に於ける反響で自信を深めたのだと思われますが、募集概要は下記の通りです。
- 募集会員 平日会員(火曜日~金曜日)
- 募集金額 35万円(全額入会金)+消費税
- 募集口数 300口
- 資格譲渡 不可(1回限り相続及び贈与可)
- 募集期間 2019年7月1日から定員に達する迄
- 年会費額 年間24,000円+消費税
これまで同倶楽部では平日会員と言う存在は、無かった事から新設の会員種別と言う事に成ります。今日平日の集客に付いて同倶楽部では、メイト会員と言う年次会員をもってカバーして来ておりましたが、今後は上記平日会員が主役になって行くのだと思われます。
なお当該会員募集に付いて同倶楽部では、関東ゴルフ会員権取引業協同組合加盟の各業者と協力体制を構築し、営業活動を展開して行くとしております。
株式会社資生堂と資生堂ジャパン株式会社の共同主催により、2019年7月4日(木)より7日(日)までの4日間、神奈川県の戸塚カントリー倶楽部に於いて『資生堂 アネッサ レディスオープン』が開催されます。
資生堂グループは2016年より一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(以下LPGA)のオフィシャルパートーナーとして、日本の女子プロゴルフ界を支える役割を果たして来ております。しかしながら事ツアーに限っては、この度が初参入と成ります。
ところで近年紫外線の効用ならびに弊害は、様々な研究により多く知られるところです。ゴルフ未経験の若い女性にとって、ゴルフに取り組む事がイコールシミやソバカスの基になるのでは無いかと言う危惧感は、否応無しについてまわるものです。
しかしながらツアーを戦う女子プロゴルファーは、紫外線対策をしっかりと行う事で、その弊害を取り除く事に成功しております。スポーツに限らず野外活動を行う人々にとって、今や紫外線対策は必要不可欠になっているのでは無いでしょうか。真夏に健康的と言われた日焼けした顔は、過去のものに成りそうです。
会場となる戸塚カントリー倶楽部西コースは、これまで多くのプロトーナメントを開催して来ております。今回は6,513ヤード・パー72のセッティングに成ります。優勝賞金は2,160万円ですが、この獲得を目指し120名の参加選手がしのぎを削り、持てる技を披露し競う事に成ります。
なお土曜日と日曜日の当日券は、税込み3,000円です。是非紫外線対策をしてコース現地へ足を運んで、トッププレーヤーの生のプレーを実体験して頂きたいものです。
オリンピックゴルフ競技対策本部(以下対策本部)は2019年6月26日都内会場にて、第32回オリンピック競技大会(2020東京)に於ける日本代表女子ゴルフコーチへ、プロゴルファーの服部道子氏を任命したとして記者会見を行いました。
前回のリオ五輪ではプロゴルファーの丸山茂樹氏が、日本代表ヘッドコーチとして男女を統括する形で、役割りを果たしておりました。がしかし丸山氏は常々女子選手との意思疎通の難しさが課題だと提起しており、今回対策本部はその丸山氏の意見を参考に、女子コーチ職を設ける事になったのです。
倉本昌弘強化委員会委員長によれば、女子コーチ選出そのものが「遅すぎたと言えば遅すぎた」と反省の弁を述べるも、服部氏の選出に付いては、実績や能力からして最適任者であると評価したのです。
服部氏は女子コーチ就任について、小林浩美強化委員会副委員長より電話連絡を受け要請された訳ですが、「突然の事なので驚いた」「考えさせて欲しい」と伝えるも、翌日には「私で良ければ」と受ける事に成ったと、当時の状況を説明しております。
今後は選手の体調管理などをサポートして行きながら、彼女たちが最高のパフォーマンスを発揮出来る様に努めたい、と服部氏は今後の抱負を述べました。更に来年のオリンピックはホームと言う地の利を活かせれば、メダル獲得も決して夢ではないと締めくくったのです。