
< 写真提供:成田の森カントリークラブ >
PGMグループの下記ゴルフ場では、通年ナイターゴルフを行っています。今回は下記ゴルフ場の中、成田の森カントリークラブのスタッフにお話を伺う事が出来ましたので、その内容を中心にしながら、ナイターゴルフの一端を伝えたいと思います。
- ムーンレイクゴルフクラブ 茂原コース(千葉県)
- ムーンレイクゴルフクラブ 鶴舞コース(千葉県)
- ムーンレイクゴルフクラブ 市原コース(千葉県)
- 成田の森カントリークラブ(千葉県)
- 亀山ゴルフクラブ(三重県)
- ムーンレイクゴルフクラブ 鞍手コース(福岡県)
通年と言えどもやはり利用者が多いのは、暑さ真っ盛りの6月から9月にかけてであり、1週間の単位で捉えるならば、金曜日と土曜日にWebでのナイター予約が集中します。当然と言えば当然なのでしょうが、やはり翌日は休養に当てたいと考えるのは、万人共通の思いだと言えます。
ラウンドは18ホールに限定せず、9ホールのハーフのみでも受け付けている事から、その割合は来場したプレーヤーの半々に分れます。最終スタートは20時に設定しており、その最終パーティが18ホールを消化するとなると、当然24時を回るケースが大半です。
ゴルフ場スタッフは数名が待機している程度で、プレーヤーへの簡単な補助作業と言う行為のみですので、ほとんどの事はプレーヤー自身が行うシステムになっています。プレーヤーは、ロッカーやラウンド後のシャワーも利用出来ますし、簡単な食事も可能です。
料金はプレー前に支払う様になっており、プランによっては割安感がありますので、これからゴルフを本格的に取り組もうとするお友達などを誘うには、うってつけでは無いでしょうか。先ずはナイターゴルフから!
株式会社ZOZOとPGA TOURが共同で、『ZOZO チャンピオンシップ』を日本で開催する事を表明してから、早くも8ヶ月以上が過ぎようとしています。残り約3ヶ月で、本番当日を迎える事に成ります。
この大会へは、FedExCupポイントランキング上位60名が、出場出来ます。ところが発表当時、外野を中心に懸念されたのは、一流有名選手の参戦は見込めないのでは、と言うものでした。
しかし本年4月のマスターズ トーナメント終了後、タイガー ウッズ選手が当該トーナメント出場を表明するや、徐々に選手間の雰囲気に変化が出て来ております。7月31日にはローリー マキロイ選手が、参戦を表明したのです。この様に大物2選手が、敢えて出場を表明すると言う事は、うがった見方をするならば、不参加の選択も有り得たのだと推察出来るものでした。
この様な流れが出来つつある中、昨日の8月5日ジェイソン ディと松山英樹2選手が、出場を発表しました。春先からの動向を見る限り恐らくPGA TOUR主力選手は、ほぼ『ZOZO チャンピオンシップ』へ出場するものと思われます。
既に観戦チケットの一部が、抽選にて販売され出しており、徐々に注目度が高まって来ています。
2019年8月4日日本時間未明、日本中の至ところでゴルフファンが、歓喜の渦に包まれたのでは無いでしょうか。なんと昨年日本のプロテストに合格した渋野日向子(20=RSK山陽放送)選手が、USLPGAツアーのメジャートーナメントである『AIG全英女子オープン』に優勝したのです。
イギリスのウォバーンゴルフ&カントリークラブ(6,756ヤード_パー72)を舞台に展開された、渋野選手の4日間に渡るスコアを振り返るならば、それは下記の様な内容です。
|
1日目 |
2日目 |
3日目 |
4日目 |
| 当日スコア |
66 |
69 |
67 |
68 |
| 合計スコア |
-6 |
-9 |
-14 |
-18 |
| 順位 |
2位タイ |
2位 |
1位 |
優勝 |
これまで日本人選手によるメジャートーナメント優勝は、2度数える事が出来ます。1度目が今を溯る事44年前の1977年、当時31歳の樋口久子氏が全米女子プロに優勝した事と、2013年に井戸木鴻樹氏が51歳にて全米プロシニアを制しており、これが2度目です。
全英女子オープンの歴史を振り返るならば、1984年に岡本綾子氏が289ストロークで優勝しておりますが、開催コースは奇しくも今回と同様のウォバーンゴルフ&カントリークラブでした。当時同大会は、欧州女子ツアーに組み込まれた1試合と言う位置付けであり、メジャーへ昇格したの2001年の事です。
渋野選手は今年から日本女子のレギュラーツアーへ本格参戦し、ある意味1年生とも言えるものでしたが、同選手の持ち味で有る明るさと物おじしない性格、そして切れ味の良いショットから、5月には公式戦である『ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ』で優勝しております。
7月には戸塚カントリー倶楽部で開催された『資生堂 アネッサ レディスオープン』で2勝目を上げておりますので、自身のキャリアから今回で3勝目と言う事に成りますが、同選手による海外トーナメント初挑戦・初優勝でもありました。ちなみに同大会の賞金総額は450万ドル、優勝賞金67万5,000ドル(約7,400万円)との事です。
栃木県の都賀カンツリー倶楽部では、2019年8月1日より令和会員権を募集しております。これは同倶楽部が昨年11月に開場50周年を迎えた事を記念し、行われているものです。
会員資格は正会員と同様ですが、預託金の無いプレー会員権と言う点に大きな特徴があり、これまでこの様な会員を同ゴルフ場では募集した事が無い為、敢えて令和会員権との呼称で区別しております。その具体的な内容は、下記の通りです。
- 募集会員 令和会員(正会員と同様の資格)
- 募集金額 30万円(全額入会金)+消費税
- 募集人数 100名
- 資格譲渡 可(但し入会後3年間は譲渡不可)
- 募集期間 2019年8月1日~同年12月末まで
- 年会費額 30,000円(次年度より発生)
- 入会資格 倶楽部会則と同様
同倶楽部では会員の高齢化が進んでおり、これはクラブ競技などにも影響が出ております。会員の新陳代謝は必要不可欠であり、如何に倶楽部を活性化して行けるのかは、とても大きな課題に成っております。年間に一度以上来場する会員を、1,000名以上へ拡大したいと言うのが、同倶楽部の基本方針であり、この目的を達成する為にこの度の会員募集が位置づけられております。
募集期間中も既存会員権の名義書換を停止にしないとの事ですが、この度の募集金額は名義書換に於ける名義書換料と同等ですので、諸経費を考慮するならば総額のコストが募集金額よりも割高になります。この事から既存会員権を取得し、名義書換を行うゴルファーは皆無なのでは無いかと推察されます。
この事からこの度の会員募集による市場への影響を危惧する同倶楽部首脳陣ですが、それ以上にアクティブな新規会員を確保したいと言う思惑が勝っているのだと思われます。会員制倶楽部の存亡をかけ、苦慮する同倶楽部の姿が此処に垣間見れます。
ジャスダック上場の総合建設業・株式会社守谷商会(代表取締役社長:吉澤浩一郎)は、2019年7月24日連結対象子会社であるゴルフ場の元社長(以下S氏)を、業務上横領・特別背任などの疑いで長野地検へ刑事告訴しました。
連結対象子会社とは、長野県の菅平グリーンゴルフを経営している、菅平峰の原グリーン開発株式会社です。当該法人の代表取締役を2002年3月より2019年6月19日まで務めたS氏に付いて、その不正を内部通報により、親会社である守谷商会が知る事に成ったのです。
残されていいた資料を基に、2011年より2018年までの8年間について精査した結果、約3,000万円にのぼる損害額が確認されたとの事です。S氏は会社の売上金を故意に着服、更に当該クラブ会員に無断で退会手続きを取り、預託金の返金を着服するなどの行為を繰り返した結果が、この様な額にのぼったのです。
今後は立件される事を視野に入れながら、S氏の所有資産に対する仮差し押さえ手続きを取ると共に、損害賠償請求訴訟をも準備して行くと言うのが、守谷商会の基本的な方針の様です。なお代表取締役退任後も取締役として残っていたS氏に対し、当該子会社は臨時株主総会及び取締役会を開催し、7月22日に解任及び懲戒解雇の手続きを取りました。
守谷商会は当該事件の裁判過程で、S氏の動機或いは詐欺的手法を解明していくと共に、再発防止に努めたいとしております。当該クラブの現会員数は約560名との事ですが、この中には当然被害にあわれた会員もいる事から、今後のどの様な救済策が講じられていくのか、守谷商会の誠意ある対応が求められます。
埼玉県の飯能パークカントリークラブでは2019年9月1日より、会員権の名義書換料を改定します。これにより長きに渡り同クラブで行われてきた、会員権の名義書換料減額キャンペーンに終止符を打つ事に成りました。
この減額キャンペーンは、2011年6月1日より開始され今日に至っておりますので、約8年以上に渡って行われて来ました。開始当時の会員権相場は、25万円前後での売り情報が多く、買い手を探すのが困難な状況でした。
この様な状況下で若干でも会員権相場を下支えし、会員が自らの会員権を市場で売却する事、つまり換金行動を成り立たせる為には、入会者のコストを下げる事で、ゴルファーの入会への動機づけが必須になっていました。会員権相場が25万円ほどなのに対し、正会員の名義書換料が100万円では、あまりに釣り合いが取れなかったと言えます。
正会員の名義書換料を50万円、平日会員を25万円へ減額するキャンペーンが開始されてからは、これを好感し多くの買い希望が入る様に成りました。価格は安くとも、一時の閉塞感が無くなったのです。
8年以上にも渡り上記キャンペーンが展開された訳ですから、ある意味この状態が通常で有るかの様な錯覚を、人は皆起こしても不思議ではありません。そしてこれを踏まえクラブは、名義書換料の正式改定に踏み切ったのですが、この間に減額料金で入会した数多くの会員が、存在すると言う既成事実をもってして、改定に異を唱える声は何処からも聞こえて来ないのだと言えます。
この様な着地点を当該ゴルフ場経営者が、当初より想定していたのか定かではありませんが、いわゆるこれがソフトランディングとでも言えるものなのだと思われます。ところで準平日会員(月~金)のキャンペーン料金は10万円ですが、改定により20万円になり10万円値上げされます。
また分割出来ない法人2名記名式会員権の、第三者譲渡による名義書換料は100万円です。なお上記の名義書換料には、全て消費税がかかります。
千葉県の浜野ゴルフクラブでは、2019年7月20日~9月20日までの2ヶ月間、期間限定で5人用乗用カート23台を導入しております。ガソリン車もあればバッツテリー車もあり、またそれらのメーカーも様々で一時的なレンタルです。
特段カート道を設けておりませんので、晴れの日はフェアウエーを自由に走行できるとの事ですが、雨の日はフェアウエーを傷めてしまう為に、使用そのものが出来ません。これまで同クラブでは、二人乗り用のカート5台にて、会員の要望による特殊なケースに対応して来ておりました。
しかしながら今回乗用カートを導入した大きな理由は、キャディ対策との事。近年夏の酷暑に対しプレーヤーは、自己防衛策を上手に講じて来ており、同クラブでは大きな事故に至っていないとの事ですが、方やキャディは昨年5~6名が体調を崩してしまいました。この様な経験を踏まえ、キャディの労働負担軽減と酷暑対策言う観点から、乗用カートが導入されたのです。
9月21日以降今回の導入に関し、同クラブがどの様な総括を出すのかは現時点で未知数ですが、炎天下で働くキャディやコース管理者は、常に過酷な状況下に置かれている訳ですから、この様なスタッフ達を如何に守って行けるのかは、同クラブのみならず全てのゴルフ場に於ける大命題になっています。
ゴルフ場の労働問題解決へ向けた工夫や努力無しに、よりクオリティの高い会員サービスは、成り立ち辛いのだと言えます。なお浜野ゴルフクラブでは今回の乗用カート導入とは別次元で、本格的な乗用カート導入に関する研究が進んでいる様で、何時の日かこの研究が具現化する日が来るのかも知れません。
株式会社リコーは7月29日女子プロゴルファーの河本結(かわもと ゆい)選手と、所属契約を締結した事を明らかにしました。
契約期間は2019年8月1日~2022年12月31日までの3年と5ヶ月ですが、このある意味長期にわたる契約は、河本選手に対するリコー社の期待度でも有ると言えます。
同社は2018年3月期時点で、グループの連結売上高は2兆633億円にのぼり、世界約200に於ける国や地域で活躍しているグローバル企業です。
この様な世界的企業のバックアップを受け、そして広告塔と成った河本選手ですが、今後益々の活躍が期待されます。
この重圧に押しつぶされる事無く、国内のみならず世界をも視野に入れ、日本を代表する選手として活躍して欲しいものです。
< 写真提供:株式会社リコー >
なお同選手は1998年生まれですので、今年の誕生日を迎え21歳に成ります。プロゴルファーで有ると共に、日本体育大学に在学中の現役女子大学生でもあり、2018年にプロ転向後も学業とゴルフを両立させている姿は、今後多くのジュニアゴルファーの手本になるものと思われます。
既に同選手は昨年のLPGAステップ・アップ・ツアーで4勝を上げていると共に、今シーズは開幕4戦目のレギュラーツアーで1勝しております。河本選手の今後の活躍に注目です。
長野県のサニーカントリークラブは旧浅間コース9ホールを閉鎖し、『サニーCCゴルフレンジ』と新たな名称の練習施設へ改修し、2019年6月19日にグランドオープンさせました。これにより同ゴルフ場は、OUT、INと言う18ホールズコースと成りました。
新施設は旧コースの1番、2番、3番、4番、9番ホールを残し、更に6番をパー5からパー4へ改修した6ホールコースへ変身すると共に、15打席300ヤードのドライビングレンジやアプローチ練習場、更にはバンカー施設にパッティンググリーンなどを備えた本格的な内容です。
この施設を利用出来るのは、サニーCCの会員や来場者のみならず、それ以外の一般利用者も受け入れるとの事です。この施設のみの利用を、広く多くのゴルファーへ開放しているのです。営業時間は朝の7時から夕方の6時までで、ゴルフ場利用者は無料ですが、外部からの練習場のみの利用は80球の練習ボール付きで平日4,000円です。土、日、祝は5,000円ですが、今シーズンに限り全日1,000円引きとの事。
この様な劇的変化は何と言っても、同ゴルフ場に於ける民事再生手続きの過程で、東京の不動産会社である有限会社パインコーポレーションを、スポンサーとして迎え入れている点が大きいと言えます。パイン社は旧・月夜野CCを取得後メガソーラーへ転換させ、その後このサニーCCに於ける改革へ至っております。
スポンサー企業によるこの様な一連のゴルフ場取得と変革には、それなりの資金投下が伴う訳ですが、本業の順調さが何よりも背景になっていると思われます。法人の動向としては、大峰高原開発(株)が2017年8月31日に旧・月夜野CCの経営会社である月夜野カントリー(株)を吸収合併すると共に、更に2018年10月1日サニーCCの経営会社であった望月サニーカントリー(株)を同様に吸収合併しています。
なお大峰高原開発の小林祐治社長は、明治大学ゴルフ部のOBで有ると共に現在同部の助監督です。同氏のキャリアと現在の立ち位置から、今後様々なアイデアがサニーCCと練習場施設を中心に、展開されるものと思われます。目が離せません。
公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)会員の内田棟(むなぎ)氏が、2019年7月23日長野県北佐久郡の御自宅にて、老衰の為お亡くなりになりました。氏は1916年10月9日生まれでしたので、102歳の御年でした。
氏は10歳の時に地元の旧軽井沢ゴルフ倶楽部で、キャディのアルバイトを始めた事からゴルフの道に入り、以降今日までゴルフと共に歩んで来られました。
氏は55歳時の1971年にPGAへ入会致しました。当時既にプロテストと言う制度は有りましたが、氏の場合は推薦を受けての入会であり、以降試合への出場記録を確認出来るものの、優勝経験は無いと言うのがPGAの公式見解です。
ご子息はプロゴルファーの内田袈裟彦氏です。ケサゴンの愛称で親しまれ、1988年シニアツアー初代の賞金王でしたが、2009年12月30日旅先のタイで心筋梗塞の為、お亡くなりになっています。享年72歳でした。内田袈裟彦氏のご子息である政美氏は、現在PGAのティーチングプロである事から、棟氏はお孫さんに至るまで三代に渡るゴルフ一家でした。
棟氏は2016年当時、年間50ラウンドをもプレーしており、健康寿命とゴルフが密接なものとして評価され、同年スポーツ功労者文部科学大臣顕彰を授与されています。なおPGAによれば、内田棟氏に次ぐ在籍高齢者は、石井朝夫氏、鈴木喜三氏両名の96歳との事です。
振り返れば内田棟氏の人生は、ゴルフと共にあったと言えます。ご冥福をお祈りします。