伊豆下田カントリークラブは2024年12月をもって営業終了

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 静岡県の伊豆下田カントリークラブを運営しているYOKOHAMA SPORTS COMPLEX (株)は、2024年12月をもって営業を終了するとして、2023年6月26日明らかにしました。

 1975年9月に開業以来、来年の終了時には約50年の歴史を持って、幕を閉じる事になります。この様な判断に至った要因は、営業不振がまず第一に上げられます。1992年のピーク時には58,806名の来場者数を誇るものの、2022年度1年間の実績は10,488名へ激減しています。

 更に猪を代表格にした害獣による被害、例えばフェアウェーが掘り返されるなどが度々あり、2022年度はこの復旧作業の為に2ヶ月間を要したとの事。これらマイナス要素が複雑にからみ、業績回復の見込みが立たない為、ゴルフ場として継続する事を断念したとしています。

 当該ゴルフ場は開場以来、(株)横浜国際ゴルフ倶楽部が運営を行っていましたが、2016年に会社分割により(株)伊豆下田カントリークラブが設立され、運営主体が変更に成りました。その後2021年にはYOKOHAMA SPORTS COMPLEX (株)が、(株)伊豆下田カントリークラブを吸収合併していますが、存続会社は(株)横浜国際ゴルフ倶楽部の子会社になります。

 なお当該倶楽部では既に6月14日、書面で会員へ営業終了について告知済みで有り、預託金についても2003年以来15年をかけ返済済みとの事です。ちなみに営業終了後の跡地利用については、地権者との協議も有り、現時点では未定としています。