コロナ禍に於けるゴルフ場利用者数の推移を若干の資料にて

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg コロナ禍の中、ゴルフ場の来場者が多くなったとは、2020年後半から言われだして来ました。

 各ゴルフ場に於いては、来場者数の増加が目に見えて把握されている事と思いますが、全体的なものを俯瞰した時、一社)日本ゴルフ場経営者協会が発行している「NGKだより」2022年2月号での資料は、貴重なものに成っています。

 先般横浜の地で開催されたゴルフフェアに於いて矢野経済研究所の三石氏は、2021年に新規ゴルファーが約81万人増加したと発表されていましたが、下記NGK資料はより説得力のあるものと言えます。

各年10月の総利用者数(単位:千人)
2019年 2020年 2021年
北海道 436 466 469
東北 440 490 493
関東甲信越 2671 2949 3245
北陸 210 225 235
東海 1124 1195 1315
近畿 1285 1327 1467
中国 471 491 524
四国 214 228 238
九州 934 976 1040
合計 7784 8347 9027

 コロナ禍前の2019年10月、単月に於ける全国のプレーヤーは7,784,000人でしたが、翌年10月では8,347,000人、更に翌年10月では9,027,000人と大きな伸びを記録しています。2021年の実績は、2019年に対し17%の伸び、2020年に対しては6%の伸びを記録しています。

 今後また発表されるであろう資料を、NGKのご理解の基、明らかにして行きたいと考えます。