金乃台CCは本日よりハウス内とコースの改修工事へ着手

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 金乃台カントリークラブ(茨城県)では2022年1月11日本日より、クラブハウス内リニューアルとコース改修工事を、同年2月末までの予定で開始します。

 まずクラブハウスは30年ほど経過し男性主体に作られている為、女性にも使い勝手の良い様に改良すると共に充実させます。また老朽化したロッカーなどの設備は全面的に改良するものの、ハウスそのものの雰囲気は代えがたいものがある事から、それを壊さない様な工事にしたいとしています。

 コース改修は乗用カート導入へ向けた工事と、ボールが飛ぶようになった現在の飛距離に合わせた、バンカー位置の修正などが行われます。

 カートは、ヤマハ製のバッテリー5乗用カート60台を導入する予定で、電磁誘導式に成ります。フルキャディは変わらずも、此れ迄の歩きスタイルが一変します。またホール内の改修は設計家の嶋村唯史氏が担当しますが、主に250ヤード地点にIPポイントを絞った工事になり、様々な腕前のプレーヤーが楽しめるものになります。

 グランドオープンは2022年4月を想定していますが、ハウス及びコースのリニューアルが終了した将来は、300名ほど減少した総会員数の補充募集が、当該クラブにとって必要不可欠な一大事業となって来ます。此れは経営母体の太平洋クラブにとっても、新たな挑戦と言えます。

 経営母体の交代により金乃台カントークラブは、伝統を守りつつ少しづつ変わろうとしています。