戸塚カントリー倶楽部では西コースへ4月より乗用カート導入

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)では2022年4月1日より、西コースへ5乗用カート50台を導入します。同倶楽部では東コースへ2002年より、日立製乗用カートを50台導入していましたので、此れで完全に歩きでのラウンドスタイルは無く成ります。

 この度導入するのはスマイルイービーグル社製のAPro(アプロ)ですが、リチウムイオン電池を載せており、2ラウンド以上の連続走行が可能との事。此れ迄の日立製は老朽化が進んでおり、此れも全てAProへ切り替える為、一挙に今回100台の導入になります。同倶楽部によれば、導入後の車両管理は自前で行う様です。

 この新カート導入に合わせ全車両へ、初めてナビゲーションシステムを導入し運用します。これにより打ち込みや遅延プレーの防止に、役立てていきたいとしていますが、今回全面的に乗用カートを導入した背景には、会員の高齢化が上げられます。

 東西両コースの会員による使用割合は、東が6割に対し西は4割です。ところが夏場の熱中症発症割合は、西コースが9割と圧倒的に高い頻度を示しています。これが全て歩きに起因しているとは限らないと思われますが、乗用カートの導入は改善へ向けての有効策に成るのだと思われます。

 なお同倶楽部ではサステナブルなゴルフ場を目指す上で、伝統を守りつつ時代の潮流に、適応して行かなければならないとしています。