河口湖カントリークラブは推薦者の在籍要件を緩和へ

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 山梨県の河口湖カントリークラブでは、2020年12月に開催された理事会にて、新規入会者を推薦する既存会員の資格要件を緩和しました。

 此れまで当該クラブでは、2年以上在籍している会員のみが、推薦資格を有しておりましたが、先の理事会にてこの年数を不問としたのです。この決議の背景には、新規入会者が友人や知人を当該クラブへ勧誘したくも、推薦者の件が大きなハードルとなり、なかなか出来なかった点が上げられます。

 新規入会者としては自らの推薦者へ、自らが入会して間もない時期に、友人知人をも依頼するのは、はばかる気持ちが強く働く事から、クラブへのお願い事に成った様に思われます。何れにしてもこの新規入会者からの要望を、クラブ側が真摯に前向きに検討した結果が、この度の改定へつながったと言えます。

 今改定で懸念される点は上記手続きをもって、特定のグループが形成され易い事です。当該クラブが守って来た伝統に対し、新規グループにより形成されるものが溶け込まない、ある意味異質の雰囲気が醸成される、この点に付いて当該クラブ側も注視して行きたいと、考えている様です。

 今回の推薦者の在籍年数不問と言う決議に対し、どの様な評価が下されるのかは、今しばらく時間の経過が必要だと言え、必要とあらば又改定されるのだと思われます。