龍ヶ崎カントリー倶楽部では平日会員募集を1月に入り打切り

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 茨城県の龍ヶ崎カントリー倶楽部では2021年1月に入り早々、平日会員募集を打ち切る事にしました。理由は本年に入り、約28件の申し込みがあり、予定数に達した為です。

 此れは昨年2020年に約50件の申し込みがあり、その勢いが継続する中から派生して来たものと言えますが、この会員募集の動向は、近年の当該倶楽部を特徴づけるものとなりました。これまで何故か閑散としていた土曜日が、昨年来賑やかになってきていたのですが、それもこの平日会員の稼働率が上昇した事によると見られています。

 2013年より開始されたこの平日会員募集は、穏やかな上昇カーブで推移しており、例えば2014年から2016年までの3年間の増加数は約30名、それからの3年間が約20名と言う内容です。この過去の経過を見ただけでも分かるように、昨年の動きが異常とも思える程の活況を呈したのです。

 この現象をどの様に理解し又説明出来るのかは、今後の動向を少し見ていく必要がある様にも思えますが、昨年から入会した約80名の会員は、比較的50歳前後の方が多く、当該倶楽部の平均年齢からみた場合、「若い」部類に分類される事になります。

 歴史のある名門倶楽部が、少しづつ賑わいを取り戻しつつある現状を、ご理解いただけたのでは無いかと思います。ところで今回の募集内容を若干おさらいしておくと、募集金額は156万円、土曜日が利用出来る会員資格ではあるものの、会員権は一代限定であり譲渡不可です。

 資産価値としては当該会員が正会員へ種別変更時、100万円として倶楽部から評価される以外、流通面での価値は無い事から、主としてプレー権としての意味合いが強いものになっていました。なお来年この募集を再開するか否かについて、現時点で未定と言うのが当該倶楽部の基本的見解です。