佐久平カントリークラブは2016年3月31日をもって事業終了

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 長野県の佐久平カントリークラブは、2016年3月31日をもって事業終了するとの事です。これは2015年11月4日に同クラブより、関東ゴルフ会員権取引業協同組合へ入って来たニュースリリースです。下記点線内はその全文です。


 当クラブは平成28年3月31日を以ってゴルフ場事業を終了するため、平成27年11月1日より会員権の名義書換を停止しました。尚、預託金返還等の会員権に関する問合せは、コースにて受け付けます。                                                                                                                                               ※問合せ先・・・・・佐久平カントリークラブ(TEL:0267-62-2881)


 同クラブでは、既に10月30日ゴルフ場閉鎖に関する会員説明会を開催しており、その説明会には約300名が集まったとの事です。同ゴルフ場は降雪の関係からプレー出来るのは本年12月20日頃迄です。その後来春3月中旬に再開される事に成りますが、その後暫くすると本当にゴルフ場に幕が下りる事に成ります。

 現在同クラブには正会員と平日会員を合わせて1,743名が在籍しており、全会員の預託金額は約10億円にも上ります。この預託金に付いて経営会社は全額返還するとしており、その時期は来年・2016年夏を予定している様です。

 ゴルフ場閉鎖後の跡地有効利用としては、メガソーラー事業も視野に入っている様ですが、いずれにしてもこの度閉鎖に至った最大の要因は、利益を出しづらい事業であった点だと言えます。親会社のイメージダウンにつながる事無く、余力の有る内に清算したかった、と言うのが本音と言うところだったのでしょうか。