栃木県のゴルフ場2ヶ所で、2015年3月30日から31日にかけて、作業車両の盗難被害が相次ぎに発生しました。
3月31日に栃木県茂木署は、市貝町のゴルフ場車庫内で、2トンダンプ2台（計100万円相当）が盗まれた事を明らかにしました。3月30日の夕方4時半頃から翌31日朝6時半頃にかけて盗まれたものと推定しており、茂木署はゴルフ場からの被害届を受け、自動車窃盗事件として捜査しているとの事です。
同じく栃木県真岡署は、益子町のゴルフ場倉庫内に於いて、3月30日夕方5時半頃より翌朝6時15分頃にかけて、車両6台、時価相当にして約350万円相当が盗まれたと、3月31日に発表致しました。盗まれた車両の内訳は、4トンユニック車1台、2トンダンプ３台、軽トラック１台、高所作業車１台との事です。
多くのゴルフ場は市街地に無く、人里離れた場所に存在しており、ましてコース管理の作業車などが保管されている管理棟は、クラブハウスとは更にかけ離れています。多少の物音が管理棟よりしていたとしても、気づかれる事は皆無だと言えます。
この度の窃盗団は、この様なゴルフ場の事情に詳しい集団で有り、同時多発している現況は、複数のグループによるものでは無いかと言われております。既に栃木県内の各ゴルフ場に於いては、この事件が下野新聞などで報道された事も有り、情報が行きわたっており警戒心を強めています。