太平洋クラブと太平洋アソシエイツは一時的に名義書換を再開

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 太平洋クラブと太平洋アソシエイツを経営しているそれぞれの会社は、2012年10月31日に東京地裁より会社更生手続開始決定を受けました。

 これを受けて管財人の永沢徹弁護士は、2012年11月1日より2013年3月31日までの期間限定にて、会員権の名義書換を行う事を、会員及び関東ゴルフ会員権取引業協同組合へ伝えて来ました。会員権の名義書換料は減額して受け付けるとし、その概略は下記の通りです。

会員権 通常名義書換料 減額名義書換料
太平洋クラブ 150万円(税別) 75万円(税別)
太平洋アソシエイツ 120万円(税別) 60万円(税別)
太平洋アソシエイツ(平日) 60万円(税別) 30万円(税別)
太平洋宝塚クラブ 120万円(税別) 60万円(税別)

 資格保証金(一般的に会員権と呼称)と入会預託金を所有している会員の方に付いては、会員権のみを売却し入会預託金は未処理の状態で、保有する事に成ります。更生手続終了後に弁済金が戻ります。

 入会条件としては、(原則として、過去1年以内に当クラブにてプレーされている実績がある会員2名の推薦保証)が、必要としております。この度の名義書換において、従来の会則・規則は生きており、例えば太平洋アソシエイツにおいては、入会後3年未満の会員は譲渡不可ですので、会員権を譲渡しようとする会員の方は、この辺の内容を良く確認する必要が有ると言えます。

 尚、太平洋宝塚クラブとは旧ゴルフ場が太平洋クラブへ吸収された折に、共通会員を選択する事無く、宝塚のみを使用する道を選択した会員の方々が居られます。その方々を称して、太平洋宝塚クラブとしているとの事です。