太平洋クラブの再生計画案が否決され再生手続廃止となる

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 2012年10月3日に開催された(株)太平洋クラブの債権者集会に於いて、(株)アコーディア・ゴルフをスポンサーとする再生計画案が否決されました。(太平洋クラブ会員の権利を守る会)は、同日Webにてその結果内容を開示しております。そのWebに拠りますと、下記の結果になったとの事です。

  • 総投票数 10,500
  • 賛成 3,634
  • 反対 6,866

 議決権ベースの金額では57.93%と過半数を上回るものの、圧倒的に数の上での反対票が、ダブルスコアと言う表現にも匹敵する反対が、裁判所を動かしました。(株)太平洋クラブ側は(続会)つまり再生手続を継続し、条件面変更による計画案再提出を希望したのですが、裁判所より(可決可能性無)との判断が出て、民事再生手続が廃止される事になったのです。

 既に9月28日には会員側より会社更生法の適用を求めた申請が、東京地裁へ出ており受理されております。この申請に関しては、同地裁より開始決定が出ておりませんので、今暫くその動向を見守る事になると思われます。又、同日(株)アコーディア・ゴルフは広報を通じて、(株)太平洋クラブに対する支援とスポンサー契約を、同日を持って終了したと伝えております。(株)アコーディア・ゴルフより送り込まれた役員に付いても、同日退任しており所謂撤退・撤収しております。

 この度の賛否に付いては多くの会員が、その意思表示をしたものと思われます。約15,000名の会員数に於いて、その内の数千名が議決権の無い無額面プレー会員で有る事を考慮するならば、総投票数10,500は如何に会員の関心度が、高かったかを物語っております。

 この度の(株)アコーディア・ゴルフをスポンサーとする(株)太平洋クラブの再生計画案が否決された背景には、反対側のまとまり、それを領導した西村弁護士の手腕もさることながら、(株)アコーディア・ゴルフに対する多くの会員間における拒絶反応が有ったであろう事は、誰しもが否定出来ない事実では無いでしょうか。いずれに致しましても太平洋クラブ問題が落ち着きを見せるまでには、まだまだ長い時間を必要としているように思われます。


 尚、先日、当コラムにてお伝えしました川崎国際生田緑地ゴルフ場指定管理者選定の件は、2012年10月3日の第三回川崎市議会定例会において、東急リゾートサービス・石勝エクステリア共同事業体に決定致しました。

 なお関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
(株)太平洋クラブは9月28日に会社更生法の適用を申立てられる