鎌ヶ谷カントリークラブは年会費改定に当り収益状況を開示

  • 投稿日:
  • by

 千葉県の鎌ヶ谷カントリークラブは、27ホールを有する林間コースです。知名度の高い当クラブでその歴史も長く、2010年には開場して50周年を迎えております。その鎌ヶ谷カントリークラブにおいて2012年1月より、年会費の改定を行っております。正会員は税別28,000円のところ税別40,000円へ、平日会員は税別23,000円のところ税別33,000円へ、週日会員は16,000円のところ23,000へと、それぞ定したのです。

 この改定に当り若干の収益状況を、会員及び関係者へ開示しております。年会費を値上げする大きな要因は2点です。1点目は第52期の収益状況が思わしく無く、又次期第53期も厳しい予想で有る事です。2点目は値上げした年会費の一部を原資として、老朽化したクラブハウス施設のリニューアルへ充当したい事です。

 第52期とは2010年10月より2011年9月までの事で、その来場者数は58,752名、売上高906百万円です。単純に1人当りの客単価は、約15,420円と成ります。千葉県北総地区のプレーフィーが高いのは、ゴルフ業界において周知の事実となっておりますが、鎌ヶ谷カントリークラブにおいても地方のゴルフ場からは羨望視される様な内容となっております。しかしながら、第52期決算は営業赤字に転落しております。目標とする設定は集客数約6万人、推定収益9億2,500万円の様です。

 第54期に於いては目標数値を達成したとの事を、ご担当者より伺っておりますので、徐々に状況は改善していると思われます。いずれに致しましても当該クラブの会員権が、市場を通じて流通している点を鑑みて、開かれたクラブとして大変好ましい情報開示で有ったと言えます。