ゴルファーの熱中症についてその若干なる対処法

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 厚生労働省労働基準局と都道府県労働局、労働基準監督署は、事業主或いは勤労者向けに熱中症対策のリーフレットを発行し、予防と発症した場合の対処法を告知しております。このリーフレットは社団法人日本ゴルフ場事業協会を通じて、各ゴルフ場へも配布されました。

 ゴルフ場では主に現場で働く、従業員向けとなっております。しかしながら、リーフレットの内容は、ラウンド中のゴルファーにも通ずるものですのです。

 熱中症とは?高温多湿な環境下で、体内の水分及び塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻して、発症する傷害の総称です。それは、どの様な症状となって、表れるのでしょうか?

  1. めまい・失神(立ちくらみ)/筋肉痛・筋肉の硬直(こむら返り)/大量の発汗
  2. 頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感(体がぐったりする、力が入らない)
  3. 意識障害・痙攣・手足の運動障害(呼びかけや刺激への反応がおかしい、ガクガクと引きつけがある、真直ぐに歩けない)/高体温(身体に触ると熱いという感触がある)

 救急処置としては

 涼しい環境へ避難し着衣を通気性の良い状態へし、氷、冷たいおしぼり等で冷やす。更に水分・塩分を摂取させ、自力で摂取出来ない時は、救急隊を要請し医療機関へ搬送する必要が有ります。今年に入り酷暑日は1日1ラウンドを限度として、プレー制限するゴルフ場も散見される様になってきております。無理なラウンドは避けるべきです。