鹿島の杜カントリー倶楽部と東武緑地が係争中

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 ゴルフ場調査会社の一季出版(株)が発行している2012年5月21日付け(ゴルフ特信)第5384号記事は、茨城県の(株)鹿島の杜カントリー倶楽部と、そのゴルフ場の管理を請け負っていたコース管理専門会社の東武緑地(株)との係争を伝えております。その記事内容の概略は、下記の通りです。


 両者は2010年7月から翌年2011年6月までの1年間の期間限定にて、コース管理に関する業務委託契約を締結した。しかしながら2011年5月分と6月分の合計894万円程、更には特殊事情による7月分も含めた費用約1,215万円が、(株)鹿島の杜カントリー倶楽部より東武緑地(株)へ、支払われ無かった。

 この事を持ってして東武緑地(株)は、(株)鹿島の杜カントリー倶楽部を相手取って、東京地裁を舞台にして争う事に成ったとしている。

 ゴルフ場側は2011年6月以降にティーグランドからフェアウエーにかけてラージパッチ被害を受けた、これは全て東武緑地(株)に責任があり、ゴルフ場が支払わなければならない2011年5月分と6月分の管理費は、被害と相殺したと理解しているとの事。


 以上が大まかな成り行きですが、事の真相はいずれ法廷にて明らかになる事と思われます。

 当該ゴルフ場経営者の平井隆昭氏は、ゴルフ場経営へ進出する以前、ゴルフ場の会員募集業務に携わって居られた様です。当時を知る方より、若干のお話しを伺う事が出来ました。平井氏は兄弟二人三脚にて今日まで歩んで来られた様ですが、その実弟の方は当該ゴルフ場で支配人を務めて居られました。しかしながらその実弟の方も、2009年4月には当ゴルフ場のブレーンから去られているとの事です。

 一方の当事者である東武緑地(株)は東武鉄道系の会社であり、ゴルフ場のコース管理を業務の大きな柱としており、その実績は数多くのものが有ります。