倉本昌弘選手が欧州シニアツアーで2勝目を飾る

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 倉本昌弘選手が、欧州シニアツアーで2勝目を飾りました。2012年6月22日(金)から24日(日)の3日間、オランダにあるロイヤルハーグゴルフクラブで開催された欧州シニアツアー(バンランスコットシニアオープン)にて、倉本選手は劇的な優勝を飾りました。欧州シニアツアー通算2勝目と成りました。

 当日は強風が吹き荒れる厳しいコンディションの中、全参加選手の中で唯一60台をマークし、2位のオールドコーン選手に2打差をつけて優勝したのです。初日は75、2日目72、そして最終日69、トータルイーブンパー216スコアという内容でした。倉本選手は優勝スピーチの中で(風がすごくタフだったけど、僕は小柄だから。僕の頭の上を風が吹き抜けていったんだと思うよ)と述べ、当日のゴルフの好調さを物語っておりました。 

 振り返る事倉本選手の欧州シニアツアー1勝目は、埼玉県のおおむらさきゴルフ倶楽部で2010年11月に開催された(HANDA CUP シニアマスターズ)でした。欧州と日本のシニアツアー共催で開催された4日間競技でしたが、トータルスコア17アンダーという驚異的スコアで、2位の室田淳選手に4打差をつけての優勝でした。

 更に付け加えれば2010年は倉本選手にとって、忘れられない年になりました。この年兵庫県の鳴尾ゴルフ倶楽部で行われた日本シニアオープンゴルフ選手権にて優勝し、終わってみればシニアツアー初の賞金王にも輝いたのです。

 尚、同選手は欧州シニアツアー3連戦を予定しており、今後のスケジュールは6月29日からドイツで開催されるBerenberg Bank Masters、7月6日よりスイスで開催されるBad Ragaz PGA Seniors Openに出場予定との事です。益々の活躍が、期待されます。