東日本大震災義援プランへあさひヶ丘カントリークラブの取り組み

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 栃木県のあさひヶ丘カントリークラブでは、東日本大震災特別義援金プランとして、来場した1プレーヤーがゴルフ場へ支払うプレーフィーの中から、500円を積み立て1,000万円を集金する目標を立てました。この計画は多くのプレーヤーに好感され、当初想定していた半年程の期間を、早期に約4ヶ月間で達成する事が出来ました。

 プレーヤーの善意1,000万円の使用目的に付いては、約900万円にて線量計を150台購入し、南相馬市へ贈ると共に、残り100万円を子供支援金として寄贈したとの事です。

 昨春の大震災以降、多くの日本人が(自分が出来る事は何か)と自問自答した事と思われます。あらゆる行事が自粛する中で、日本経済も停滞度を極め、日本沈没をも想起させる厭世観が漂っていた中で、あさひヶ丘カントリークラブの取り組みに対しては、敬意を払わざるを得ません。自らの持ち場の中で何が出来るのか、その明確な答えがここに有ったと言えます。

 当該クラブにてキャンペーンを開始した当初は、(売名行為では)などと揶揄する声も聞こえたそうですが、強い信念が好結果を生んだと言えます。プレーヤーも罪悪感を払拭して、参加できた事と思われます。