富士カントリークラブのクラブハウスが登録有形文化財に指定予定

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 静岡県の富士カントリークラブのクラブハウスが、登録有形文化財に指定される予定の様です。登録有形文化財の審査基準は下記の4点があり、このいずれかに該当する事が登録基準となっております。

  1. 原則として建設後50年が経過したもの
  2. 国土の歴史的景観に寄与しているもの
  3. 造形の規範となっているもの
  4. 再現する事が容易でないもの

 2011年12月当該クラブハウスの件は、クラブより最寄の御殿場市へ情報提供され、その後静岡県を経由して文化庁へと、情報が流れていきました。2012年1月現在、文化審議会において審査中との事ですが、2月から3月にかけて登録されるようです。

 日本全国には8,331件が登録されており、中には東京大学安田講堂、一橋大学兼松講堂、近江兄弟社学園ハイド記念館・教育会館などが登録されており、歴史的建造物として価値の高いものが多いのですが、その一角にゴルフ場・富士カントリークラブのクラブハウスが、名を連ねる事に成ります。

 登録された場合、全国のゴルフ場でも初の登録有形文化財と成ります。又、クラブハウスの固定資産税が、若干軽減されると言うメリットがあります。富士カントリークラブクラブハウスの設計家はアントニン・レーモンド氏であり、氏の初期代表作となっております。