ホワイトバーチCCはワンウエイゴルフクラブとして9日より営業再開

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 茨城県のホワイトバーチカントリークラブは、2011年12月9日よりワンウエイゴルフクラブとして、営業を再開致しました。(株)ゆたか環境緑化の破産管財人弁護士桑島英美氏が、2011年12月13日にホームページ上で明らかにしました。新たなる経営および運営は、(株)ワンウエイゴルフクラブです。ゴルフ場名も、ワンウエイゴルフクラブへと、同時に変更されました。

 (株)ゆたか環境緑化は、ゴルフ場の土地・建物の所有者である(株)ワンウエイゴルフクラブより賃借して運営に当ってきたのですが、賃料の滞納から水戸地裁へ土地建物の明け渡しを求められていたのです。水戸地裁は(株)ワンウエイゴルフクラブの土地明け渡し請求を認め、更に強制執行をも認めた為に、2011年12月6日に(株)ゆたか環境緑化を強制排除する事となったのです。この結果逃げ場を失った(株)ゆたか環境緑化は、2011年12月7日に破産申請する事になりました。

 旧経営会社である霞友開発(株)が抱えていた会員約7,500名の預託金は約414億9,590万円に上るとの事で、その債務全てが(株)ゆたか環境緑化に有ると桑島管財人は認識しており、2012年1月25日までに(破産債権届出書)を提出する様会員へ求めております。

 新たなる経営、運営者となった(株)ワンウエイゴルフクラブは、旧商号を(株)三光と名乗り、霞友開発(株)が破産時に競売にて土地・建物を取得したとの事です。同社からは旧会員に対して、年会費の支払を通じて新クラブへ移行する事を伝えてきております。

 ゴルフ場は生き物です。芝のメンテナンスを怠りますと、その復旧は怠った日数の数倍と、多くの費用を必要とします。この度は数日の空白期間でしたから、コースが極端に痛む事も無いかと思われます。