杉原輝雄氏死去_2011年12月28日

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 2011年12月28日朝、プロゴルファー杉原輝雄氏は、前立腺ガンのために亡くなりました。74歳でした。

 杉原さんが常に発していた(もっと勝ちたい)、(もっと稼ぎたい)、(負けたくない)は、勝負の世界では誰しもがもっているモチベーションと言えますが、それを常にハイレベルで維持し続けた方の様に思われます。

 杉原さんの個性的なスイングと、強烈な発言、勝負魂は、異彩を放っており、(ドン)とも(マムシ)とも言われておりました。杉原さんは1957年にプロ入り後、通算63勝しており、その内1973年のツアー制度移行後は、28勝しております。数少ない永久シード選手7名の内の一人です。

 1997年に前立腺ガンの告知を受けた後も、手術する事無く投薬治療などを続け、試合に出続けました。2010年の中日クラウンズには、連続試合出場回数51回と言う、輝かしい記録も打ち立てております。

 編集長は2009年8月に東千葉カントリー倶楽部の債権者集会にて、杉原氏にお目にかかったのが、最後となってしまいました。ご冥福をお祈り致します。