DPツアーは2023年11月28日、久常涼(21歳/SBSホールディングス)選手を、『2023年サー ヘンリー コットン ルーキー オブ ザ イヤー』へ選出した事を明らかにしました。
同選手のコメントは、下記傍線内の通りです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ とても嬉しいし、本当に驚いている。今シーズンはDP WORLD TOURでいい経験を積むことができ、とても楽しかった。カズーオープン de フランスでの優勝は最高だった。努力を続けた末の素晴らしい結果だつた。 とても嬉しいし日本人としてDP WORLD TOURで優勝できたことを誇りに思う。3年前には、日本のQスクールで出場権を得ることができなかったが、2部ツアーに参戦し3勝して日本ツアーの出場権を獲得できた。 そして去年ようやくDP WORLD TOURの出場権を手にし、今度はPGA TOURの出場権も手に入れた。興奮しているしとても嬉しい。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今後益々快進撃を続けるのでは、と予感させる若武者・久常選手ですが、PGA TOURの2024年シーズンが大変楽しみになって来たと言えます。
千葉県の千葉カントリークラブでは2024年4月以降に入会承認された方から、改定された名義書換料を適応する事を明らかにしました。例えば従来通りの書換料での手続きを望むのであれば、2024年3月初旬までに遅くとも入会申請をする必要があります。
入会預託金については従来通りであり、変更無しとの事ですが、改定の概要は下記の通りです。
会員種別 改定前書換料 改定後書換料 入会預託金 正会員 1,650,000円(10%税込) 2,200,000円(10%税込) 3,000,000円 平日会員 825,000円(10%税込) 1,100,000円(10%税込) 2,000,000円 週日会員 550,000円(10%税込) 770,000円(10%税込) 500,000円
今回の改定は、2023年11月8日に開催された同クラブ理事会にて決定された内容ですが、値上げ理由については情報を開示出来ないとしています。
DPツアーを主戦場にしていた久常 涼(ひさつね りょう)選手が、来季2024年シーズンPGA TOURへの出場権を獲得しました。これは2023年11月19日にDPツアーが終了し、この時点で久常はランキング17位でした。
この17人の中には、既に出場資格を有している7人がいて、この7人を除けば久常は10番目に位置します。出場権は、ランキング上位10人までに与えられる為、当然久常にも与えられたのです。11月21日時点のPGA TOUR公式Webサイトでは、「PGA TOUR 資格者」として久常の名前が記載されており、確認する事が出来ます。
2002年9月9日生まれの久常は2020年にプロ転向し、2021年には「2020-21Abema TVツアー」を8戦し、3度の優勝を勝ち取っています。獲得賞金1000万円を突破した実績から、翌年の2022年にはJGTOツアーが主戦場となり、終わってみればランキング50位のシード権を獲得しています。
2022年11月に行われたDPツアーの予選会では、7位を獲得出来た関係から、2023年シーズンはDPツアーを主戦場とし27試合を戦いました。9月にはフランスで開催された『カズーオープンdeフランス』にて見事優勝を果たしており、総合的結果は上記の通りです。
いよいよ舞台はPGA TOURです。日の出の勢いを感じさせる久常の活躍に、日本のゴルフファンは大いに注目する事と思われます。目標は日本で開催されるPGA TOURのZOZOチャンピオンシップでの優勝、と久常は公言してはばかりません。大変楽しみな逸材の登場です。
宮崎県のフェニックスカントリークラブでは、全国10コース、海外1コースと提携しており、会員は当該クラブの会員事務局を通じ、エントリー出来ます。
2023年11月15日現在、提携コースは下記の通りです。 ■ 1 ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道) ■ 2 小樽カントリー倶楽部 (北海道) ■ 3 南山カントリークラブ (愛知県) ■ 4 片山津ゴルフ倶楽部 (石川県) ■ 5 ゴルフクラブツインフィールズ (石川県) ■ 6 六甲国際ゴルフ倶楽部 (兵庫県) ■ 7 芥屋ゴルフ倶楽部 (福岡県) ■ 8 横浜カントリークラブ (神奈川県) ■ 9 城陽カントリー倶楽部 (京都府) ■ 10 紫雲ゴルフ倶楽部 (新潟県) ■ 11 ザ・シンガポール・アイランド・カントリークラブ(シンガポール)
フィーは当然、提携クラブの会員料金とはならないものの、提携料金が設定されているとの事です。利用頻度は高くなくとも、知名度の高い上記名門コースでプレー出来るのは、フェニックスCC会員の大きな魅力になっています。
2023年11月に入り一社)日本ゴルフ場経営者協会は、2023年2月末時点で集計したゴルフ場数を明らかにし、その数2196コースとしたのですが、前年より11コースが減少しています。
この2196コースは18コースが、都府県をまたがっている事から、実質的には2178コースになります。更に18ホール未満のコースが、104コース含まれている為、18ホール規模以上のゴルフ場は、全国で2074コースと言う事になります。
ゴルフ場減少傾向に歯止めがかからない状態ですが、来場者数は対前年度比1,620,000人増で91,314,000人を数えています。ゴルフ場の減少に反比例するかの如く、来場者数は増えていますので、1ゴルフ場の来場者数は増える計算になります。
各ゴルフ場は創意工夫によって、この脱落ゲームから生き残って行く事を求められています。あきらめた時が、脱落の始まりなのかも知れません。
『ゴルフの街いちはら』を標榜する千葉県市原市では、2023年10月23日(月)と31日(火)の二日間、市内潤井戸の市津運動広場にて水の江小学校5年生を対象に、「小学生スナッグゴルフ体験」会を開催しました。
体験会では、(一社)日本女子プロゴルフ協会ジュニアコーチの飯塚、小島、佐野、綿引の各プロが、それぞれ8名づつのチームを作り、ショット練習、パッティング練習、模擬ラウンドを行いましたが、上記写真はその模様です。
50メートルと100メートルの長さに設定された模擬ラウンドでは、児童が入れ替わりクラブを握り、ゴルフカップに見たてた大きなフラッグをめがけショットをするのですが、笑い声あり、掛け声あり、大変にぎやかなものとなりました。
午後1時に始まった体験会は、約2時間のスケジュールをこなし終礼となったのですが、児童からコーチへ矢継ぎ早の質問が飛び出しました。 ■ 上手になるコツは何ですか? ■ コーチは休日に何をしていますか? ■ 何故プロゴルファーになろうと思ったのですか?
児童がゴルフと、そしてこれまで接した事も無いプロゴルファーと言う人物に持った興味が、素直に質問になったのです。ある児童が帰り際に、「いつかは本当のゴルフをやってみたい」と、つぶやいたのが印象的でした。児童を引率してきた水の江小学校の阿部あけみ校長、海保先生の顔には、やり切ったという達成感が感じられました。
なお市原市では今後、市内の公立40校へ順次この体験会を、拡大して行きたいとしています。
宮城県の利府ゴルフ倶楽部では、2024年1月1日から会員権の名義書換を開始します。概要は下記の通りです。
手続き内容 名義変更料 一般譲渡 550,000円(消費税込み) 物故者名義を法定相続人へ相続継承 110,000円(消費税込み) 3親等内親族間書換 275,000円(消費税込み)
当該倶楽部は1992年の開場ですので、32年目にして初めて会員権の名義書換が行われる事になりますが、これは2023年10月5日開催の理事会にて決定された内容です。2023年7月末にて会員権の新規会員募集は終了していますが、その時点での会員数は590名になります。
入会条件としては、① 30歳以上 ② 日本国籍 ③ 反社会的関係者では無いなどですが、強いて推薦者は求めていないとの事です。
今後、会員権市場を通じどの様な数字が出てくるのか、大変注目されますが、直近での新規会員募集は税込み165万円でしたので、この数字がひとつの参考になるものと思われます。なお今回の名義書換については、既に10月26日に書面にて全会員へ告知しています。
旧・ゴルフスタジアム社(GS社)の詐欺的手法により、モーションアナライザーなるソフトをSMBC(旧・セディナ)とのローン契約を結び取得したレッスンプロ達、本人らが全く理解する事無く結んだこの様な内容の契約は無効、として争った事件がついに終焉しました。
室谷和宏弁護士(当初の所属・さくら共同法律事務所)が、レッスンプロ達の原告側代理人として弁護に立ち上がり、第1回目裁判が東京地裁で開かれたのは2017年7月26日でしたので、6年以上の歳月を経て2023年10月3日に当事者全員が和解したのです。
東京地裁の判決では原告側が一部勝訴を勝ち取るも、不十分とし高裁へ控訴し、2回の公開裁判を経て、村上正敏裁判長の判決を待つ事無く、約55名全員が和解する事になりました。条件面の詳細は不明です。
オリコ裁判と今回のSMBC裁判、二つの裁判体が終了し、残るは5つの裁判体になります。これらの裁判長は、今後何を語るのでしょうか。
パシフィックゴルフマネージメント株式会社(以下PGM)は2023年10月17日、自ら運営する全国148コースの中から、女性へのお薦めゴルフ場20ヶ所を選定し公表しました。
その20コースの中の幾つかをあげれば、茨城県のオールドオーチャードGCや千葉県の丸の内倶楽部、広島県の東広島カントリークラブなどが選ばれています。ではこれら20コースは、どの様な基準で選出されたのでしょうか。大変興味深く、多くのゴルフ場で参考になるものと思われますが、その項目は下記内容になります。
■ 1 レディスティーからの距離が短い ■ 2 トイレの数が多い ■ 3 電車で行ける ■ 4 写真映えコース
上記レディスティーについては、5000ヤードを一つの目安にしているとの事。また2点目のトイレとはコース内をさしている訳ですが、女性がなかなか口に出来ないものの、とても大切な要素なのだと思われます。我慢に我慢を重ねてはプレーに集中出来ず、「また来たい」と言う意識にはなりずらいと言えます。
トイレ増設は、ゴルフ場にとり大変な出費になる事から、手控えてしまうのが現状です。女性来場者が少ないから作らないのか、トイレが少ないから女性来場者が少ないのか、この不毛なる論争からいち早く抜け出す必要を、PGMの今回の基準は提案しています。
増加している女性ゴルファーを如何に吸収していくのか、この問題の対策案として上記1と2の2項目は、かねてから指摘されてはいましたが、今回全国148コースを抱えるPGMにより発信された事により、今後ゴルフ業界へ大きく影響力をもたらすものと思われます。
我孫子ゴルフ倶楽部(千葉県)では2024年1月より、同倶楽部会員の年会費を値上げします。概要は下記の通りです。 ■ 正会員 198,000円(税込)➔ 264,000円(税込) ■ 週間会員 148,500円(税込)➔ 198,000円(税込)_当該会員権は名義書換不可
当該倶楽部では本年9月に開催された倶楽部理事会にて、年会費値上げが議題にのぼり上記結果となりました。日本社会を取り巻く環境変化が激しい事から、2020年以降毎年、適正な年会費額を検討していくとしていた同倶楽部が出した結論です。
今回値上げに至った理由は、社会全体で様々な物品やサービスが値上がり、特に当該倶楽部に於いてはコース管理費やレストランの食材費が、経営を圧迫しています。更にはこれまでのカートを徐々にキャディ立ち乗りカートへ入れ替えて行く方針であり、その導入費用捻出も大きな要素となりました。
理事会での決議後、当該倶楽部では9月中速やかに全会員へ、書面にて値上げに関する内容を告知しています。