2020年『第88回日本プロゴルフ選手権』は2021年へ延期

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PGA 倉本会長

 公益社団法人 日本プロゴルフ協会(以下PGA)は2020年6月15日(月)都内会場にて、2020年に開催を予定していた『第88回日本プロゴルフ選手権大会』を、2021年7月に日光カンツリー倶楽部で開催する事を明らかにしました。此れ迄PGAは早い段階から今年7月の開催を延期するとしておりましたが、この度明確に1年延期と言う方針が示されました。

 PGAは当初無観客での7月開催を模索するものの、開催コースである日光カンツリー倶楽部の意向は観客を迎えたいと言うものでした。更に放映を担当する日本テレビに於ける編成などを考慮した場合、日程的に2020年の開催は出来ないとの結論に達した様です。関係各社の懸命な努力と調整にも関わらず、『第88回日本プロゴルフ選手権大会』は2021年に開催する事になりました。

 この結果、かつて予定されていた開催コースは、玉突き現象から1年毎に繰り延べされる事になったのです。2022年に静岡県のグランフィールズカントリークラブ、2023年に北海道の恵庭カントリー倶楽部、2024年に岐阜県の富士カントリー可児クラブ可児ゴルフ場と言う流れに成ります。

 倉本会長は6月に入り日光カンツリー倶楽部を訪問し、同理事会にて一連の内容を報告すると共に理解を得られたとしております。更に同会長はこの様な日程を振り返り、各ゴルフ場の理解と協力姿勢無しには成し得なかったと、感謝の意を述べたのです。

いずれにしても日程が確定した事は、ゴルフ界にとって明るい兆しであり、改めてPGA・倉本会長による調整能力の高さには、敬服するものがあります。なお今年開催された予選会の資格は、来年へ継承されるとの事です