PGMとアコーディアによる相互入会特典プランが10月より

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 PGMとアコーディアゴルフは2025年9月に入り早々、両者の相互入会に関する特典プランを公表しました。

 これは2025年10月1日より2028年9月30日までの、実質3年間限定でのプランですが、入会時の名義書換料或いは会員募集中の入会金が減額される内容になっています。対象コースはPGMが121、アコーディアゴルフは151になります。対象コースの詳細は、両者のWEBサイトからご確認頂けます。

 概要は下記の通りです。
■ 応募資格&特典内容
  1、在籍3年以上の会員、受け入れ側が希望者の特典利用を認めない場合は不可
  2、名義書換料及び会員募集中の入会金が優待価格適用
  3、口数を限定している場合有、他の入会特典や優待プランとの併用不可

■ 適用例
  1、個人会員が新たに法人名義で入会する場合(個人と登録者が同一である事)
  2、法人名義会員が同一の法人名義で入会(異なる登録者で問題無し)
  3、A法人の登録者がB法人の登録者で入会する場合(同一登録者であれば問題無し)

 会員相互の利点追及と言う観点は、アコーディアが平和傘下になった当初からの目的でしたので、その内容が秋以降に具体化された事になります。新規の会員募集中コース以外では、既存会員権の売買がそれなりに活発化するものと思われます。

太平洋クラブでは10月1日より会員権の名義書換を再開

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 太平洋クラブでは2025年10月1日より、会員権の名義書換を再開します。但し期間が限定されており、来年2026年の2月27日受け付け分までの約5ヶ月間になります。
 名義書換料は従来通り、正会員権一口が税込み2,750,000円になります。

 当該クラブが会員権の名義書換を停止にしたのは2025年3月1日からですので、実質7ヶ月間、売買による市場が止まっていました。関東ゴルフ会員権取引業協同組合に加盟している会員権業者によれば、既に会員権市場では買い希望が散見されるとの事。

 此れまで当該クラブが行っていた880万円の新規会員募集へ、手を上げ損ねてしまったのか、或いは募集価格より若干でも安価なコストで会員になりたい、買い手の方の真意は不明ですが、名義書換情報が徐々に広まるにしたがって、売買が活発に行われて行くものと思われます。

 千葉県のアコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブが2025年10月1日より、「習志野カントリークラブ」へ名称変更します。

 当該ゴルフ場は1960年11月3日に開場しましたが、旧・日東興業株式会社の経営によりその名称は習志野カントリークラブでした。2019年3月1日に当時の社長だった田代祐子氏のもと、現在の呼称へ変更されました。

 PGA TOURが当該ゴルフ場で開催されると言う事から、アコーディアと言う名称を広く知らしめたい、その様な思い或いは思惑からの発想だった訳ですが、今回原点回帰と言う意味合いから再度変更する事になりました。

 現名称は長くそして一般ゴルファーにとって言いずらく、広く流布されている「習志野カントリークラブ」と言う名称が、訴求性が高く広く浸透しているのが現実です。

袖ヶ浦CCでは2026年1月より年会費及び名変料を値上げ

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 千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブでは、先ほどの理事会にて年会費及び会員権の名義書換料の改定を決議しました。適用は2026年1月からですが、こと名義書換料に関しては、2月の理事会に於ける承認分から適用になります。

 2月理事会での審査対象者は2025年10月20日以降に入会申請をした方々になりますので、それ以前つまり10月19日までに入会申請をした方々は、現行料金が適用されます。概要は下記の通りです。

■ 年会費
  正会員  99,000円(税込)→ 154,000円(税込)
  平日会員 77,000円(税込)→ 132,000円(税込)

■ 名義書換料(名変料)
  正会員  2,200,000円(税込)→ 3,300,000円(税込)
  平日会員 1,430,000円(税込)→ 2,145,000円(税込)

 なお平日に限り会員料金を3年間限定にて2,000円を減額すると共に、会員同伴のゲストに対する優待券について、内容を見直して行くとしています。既に8月下旬に入り、会員へは書面で告知済みとの事です。

 東京都のGMG八王子ゴルフ場では、2025年8月中旬より入会申請者へ「表明・確約書」の提出を求めています。此の当該クラブ規定紙の正式な表題は、「GMG八王子ゴルフ場利用約款第4条12条項 暴力団等反社会的勢力でないこと等に関する表明・確約書」です。

 読んで字の如く、入会手続き時に入会申請者へ(私は暴力団関係者では有りません)と言う内容に集約され、そして誓約させる書類になっています。多くの一般的ゴルフクラブでは、入会条件として暴力団関係者では無い点を、入会手続きの説明書へ明記しており、此れを基に入会申請を受け付けています。

 性善説に立つならば、入会条件の中で明示する事で過不足なしとの理解にたっているのだと思われますが、しかし現実的には問題の多い人物がすり抜ける様に入会してしまっているのも又、現実なのでは無いでしょうか。ではその様な方が、常にクラブで問題を起こしているかと言えば、必ずしもそうでは有りません。

 ところが一たび問題が惹起された場合、この「表明・確約書」が大いに活躍する事になります。入会条件はあくまでも受け入れ側の主たる問題ですが、「表明・確約書」は会員による自らの意思表示になります。もめにもめて裁判になったとしても、この書類はゴルフ場側に大変有利に機能するのだと推察されます。

 今回GMG八王子ゴルフ場が取り入れた「表明・確約書」は、多くのゴルフ場に於いて参考になるものと思われます。

 埼玉県の入間カントリー倶楽部では、2025年10月1日より2026年3月31日までの半年間、会員権の名義書換が停止になります。

 理由は198万円(税込)にて、新規の会員募集を行う関係からです。詳細は後日公表される事と思われます。なお、①法人内登録者変更 ②相続・贈与にによる名義書換 ③退会手続き ④預託金返還請求手続きなどは、停止に関係無く受け付けるとしています。

那須伊王野CCは2025年12月31日をもって閉場へ

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 栃木県の那須伊王野カントリークラブは2025年12月31日をもって閉場するとして、2025年8月1日に当該ゴルフ場のWebサイトにて公表しました。

 既に当該クラブ会員へは、2025年7月に入り書面で告知しており、会員が有する預託金については、全額返金するとしています。またプレーの継続を望む方には、近隣のゴルフクラブへの移籍を案内しているとの事です。

 閉場後も当分の間、残務整理やコース巡回などを常駐管理人が行うとしていますが、具体的な跡地利用について噂は有るものの、現時点で明確な計画を公表出来る段階では無いとしています。

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2025年08月28日当該ゴルフ場ご担当者へ取材する過程で、❶預託金の返還 ❷近隣ゴルフ場への移籍などは、確定事項では無いとの事から、上記文章の一部を削除させて頂きます。
2025年08月29日08時40分

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)と台湾女子プロゴルフ協会(TLPGA)の2団体は2025年8月25日、2026年3月に台灣鴻海精密工業股份有限公司を特別協賛へ迎え、共催による女子プロゴルフトーナメントを開催する事を公表しました。その概要は下記の通りです。

■ 大会名称:『台湾ホンハイレディースゴルフトーナメント』
■ 共  催:一般社団法人日本女子プロゴルフ協会
■ 共  催:台灣女子職業高爾夫協会
■ 特別協賛:台灣鴻海精密工業股份有限公司
■ 日  程:2026年3月12日(木)~3月15日(日)
■ 会  場:The Orient Golf & Country Club(東方ゴルフ倶楽部)
■ 出場選手:108人(世界ランキング16人、JLPGA40人、TLPGA40人、推薦12人)
■ 競技方法:72ホール・ストロークプレー
■ 賞金総額:200万USドル(約2億9400万円)

 JLPGAツアーが台湾で開催されるのは、1978年の『中華女子オープン』以来で48年ぶりになります。台湾を取り巻く客観情勢としては、中国による台湾進攻が叫ばれており、無事に開催される事を願わずにはおれません。

 栃木県の小山ゴルフクラブでは2025年9月1日より当面の間、会員権の名義書換を停止するとして、8月22日に関東ゴルフ会員権取引業協同組合へ連絡する事で、組合加盟業者が入退会に関する行き違いの無い様にしました。

 停止理由としてはクラブハウスの建替えによるものですが、改修とは異なる為に数年は要するものと思われます。既に株式会社レーモンド設計事務所の手で基本設計が仕上げられており、現在は此れを基に施工会社の選定に入っている段階です。

 既存会員へは、2025年4月1日に現経営会社が当該ゴルフ場を譲り受けた時点で、クラブハウスの建替えについては告知しており、現時点では特段の案内はしていないとしています。9月からは現ハウスの解体工事が開始され、来年早々には新ハウスの建設工事が始まる計画です。

 旧体制下では様々な件に関し手つかずの状態でしたので、ある意味、現経営陣にとっては新しい絵を描きやすい点があるのだと思われます。古くから栃木の名門と言われて来た当該ゴルフ場ですが、新経営会社による設備投資により新しく生まれ変わろうとしています。

 一社)日本ゴルフ場経営者協会(NGK)は2025年8月中旬に入り、2025年5月度単月に於ける全国のゴルフ場利用者数実態を公表しました。その資料によれば、対前年比87,561人が減少しています。

 NGKでは、各都道府県の税担当者から寄せられた数値を基に資料作成している関係から、公表された資料はゴルファーの動向把握に不可欠なものであり、貴重な一次資料になっています。マイナスとなった都道府県は下記の通りです。

■ 都道府県  ゴルフ場数   対前年5月度単月比
1 青 森   13(∓0)   -109人
2 岩 手   23(∓0)   -5,658人
3 宮 城   36(-1)   -4,949人
4 秋 田   15(∓0)   -2,481人
5 山 形   16(∓0)   -2,807人
6 福 島   36(∓0)   -2,167人
7 栃 木   115(-2)  -6,124人
8 群 馬   67(∓0)   -6,307人
9 埼 玉   83(∓0)   -9,699人
10 千葉   158(-2)  -11,048人
11 東京   21(∓0)   -2,638人
12 神奈川  52(∓0)   -9,597人
13 新潟   40(-1)   -3,668人
14 山梨   41(∓0)   -1,579人
15 長野   66(+1)   -4,614人
16 静岡   90(-1)   -6,006人
17 愛知   55(∓0)   -4,088人
18 三重   67(∓0)   -4,671人
19 大阪   39(∓0)   -260人
20 奈良   35(∓0)   -1,476人
21 和歌山  19(∓0)   -310人
22 島根    7(∓0)   -677人
23 山口   32(-1)   -4,554人
24 徳島   14(∓0)   -251人
25 福岡   58(∓0)   -3,563人
26 佐賀   24(∓0)   -498人
27 長崎   23(∓0)   -2,735人
28 熊本   41(∓0)   -4,917人
29 大分   23(∓0)   -5,534人
30 宮崎   27(∓0)   -4,453人
31 鹿児島  27(∓0)   -6,901人

 単純に減少人数のみを数えるならば124,088人ですが、16の他県で増えていますので、結果として冒頭の減少数になります。ちなみに2024年5月度の総利用者数は8,656,421人であったのに対し、2025年5月度は8,568,860人でした。

 なおゴルフ場数は、5月時点で8コースが減少しています。