2026年の今年、JLPGAの第2戦として『台湾ホンハイレディースゴルフトーナメント』が台湾の地で開催されます。
さかのぼれば2017年より2023年まで、JLPGAステップアップツアーの一環として『日台交流うどん県レディースゴルフトーナメント』が、香川県の満濃ヒルズカントリークラブで開催され、今日レギュラーツアーで活躍する多くの優秀な選手を輩出してきました。
7年間6回に渡るトーナメント開催は、日台の女子プロ交流と言う意味では大変意義深いものであり、近年の礎を築いた大会だったのではないかとの思いから、JLPGAが発する一次資料をまず基本にし、簡単に俯瞰出来る資料としてまとめました。
下記のリンクよりご確認頂けます。
『日台交流うどん県レディースゴルフトーナメント』を振り返る
2026年の今年3月12日より15日までの4日間、台湾のThe Orient Golf & Country Clubに於いて、『台湾ホンハイレディースゴルフトーナメント』が開催されます。
台湾のゴルフ場で日台双方の女子プロゴルファーが競技を行うのは、48年ぶりの事になりますが、大変貴重な試合である為、別紙PDFでまとめましたので、下記URLへアクセスして頂きご一読頂ければ幸いです。
https://www.hanzo.co.jp/wp/wp-content/uploads/2026/02/4065c3c1283c7a5941276c7b7a052483.pdf
一社)日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は2025年の今年、3月20日~22日までの3日間、中国本土でステップ・アップ・ツアー『Mitsubishi Electric Automation Women’s Open』を中国女子プロゴルフ協会(CLPGA)と共催にて開催しました。
2026年の来年も開催予定でしたが、JLPGAは2025年12月25日に共催者からの申し出により、大会は中止になった事を明らかにしました。
中止に至る理由は明らかにされていないものの、日中間の政治的問題が影響しているのではないかとみる向きは多い様です。
ゴルフ以外と言え関連すると思われる事件は、これ以前にもありました。例えば「ONE PIECE」の主題歌を歌う大槻マキさんは、2025年11月28日に上海・西岸ドームアートセンターで歌唱中に、突然マイクを取り上げられ中止させられました。
また11月29日に上海で開催予定していた歌手の浜崎あゆみさんは、中国側からの要請により前日の28日に中止を発表しました。
この様な状況下であっても、11月22日に北京公演を無事開催した歌手も居ました。それは中国で人気の日本人歌手・MARiA(めいりあ)さんですが、彼女は11月18日SNS上で「永遠に一つの中国を支持する」と書き込んだのです。
ことゴルフに関しても今後この様な踏み絵を踏まなければ、大会を開催出来ない状況に陥るのでしょうか。
不安ばかりがつのります。
山下美夢有(24歳/花王)選手が、マレーシアのクアラルンプールゴルフ&カントリー クラブ・西コース(6,536ヤード_パー72)を舞台に、2025年10月30日から11月2日までの4日間開催されましたLPGAツアー第30戦、『メイバンク選手権』にて優勝しました。
最終日は通算18アンダーにて、山下選手とオーストラリアのハナ グリーン選手更には韓国のチェ ヘジン選手がホールアウトしており、勝負は3名による18番ホールを使用してのプレーオフに突入しました。
プレーオフ1ホール目に山下選手がバーディを奪取したのに対し、他の2名がパーだった事から、2025年全英優勝に次ぐ2勝目を飾る事になりました。4日間の簡単な流れは、下記の通りです。
| 1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 |
|---|
| 首位 | -8 チェ ヘジン | 合計-14 チェ ヘジン | 合計-19 チェ ヘジン | 合計-18 山下 美夢有 |
| 山下 美夢有 | -6 4位タイ | 合計-8 4位タイ | 合計-11 11位タイ | 合計-18 山下 美夢有 |
山下選手は此れまで11試合でトップ10入りしており、賞金は合計330万ドルを稼いでいます。
2025年8月14日から17日までの4日間、米国オレゴン州ポートランドのColumbia Edgewater Country Clubを舞台に、USLPGAツアーの『スタンダード ポートランド クラシック』が開催されていましたが、日本の岩井明愛選手が見事初優勝を成し遂げました。
本年5月に『メキシコ リビエラマヤオープン』で初優勝を成し遂げた岩井千怜選手に次ぐ、姉妹での優勝に成りました。日本時間8月18日早朝7時40分過ぎの事でしたが、同選手の4日間の成績は下記の通りです。
■ 1日目 -5 合計-5 12位タイ
■ 2日目 -5 合計-10 4位タイ
■ 3日目 -8 合計-18 首位
■ 4日目 -6 合計-24 優勝
なお2位には米国のガーリン カウル選手が20アンダー、更に3位タイには19アンダーにて姉妹の岩井千怜選手が入りました。
山下美夢有選手(花王_24歳)が2025年7月31日~8月3日までの4日間、英西部ウェールズのロイヤルポースコールGC(パー72)を舞台に開催された、第49回AIG全英女子オープンにて優勝しました。
2019年に優勝した渋野日向子選手に次ぐ日本人選手2人目の快挙ですが、山下選手の誕生日は8月2日ですので、24歳の誕生日を迎えた翌日の優勝となりました。同選手の4日間の成績は、下記の通りです。
■ 1日目 -4 合計-4 3位
■ 2日目 -7 合計-11 1位
■ 3日目 +2 合計-9 1位
■ 4日目 -2 合計-11 1位
なおこの大会へは17人の日本人選手が参戦し、決勝へは9名が進出しています。勝みなみ選手が2位タイ、竹田麗央選手が4位タイとし、日本人選手の活躍が目立つ大会になりました。 ちなみに日本人選手によるメジャー大会優勝は、今大会の山下選手で6人目です。
2025年より本格的にUSLPGAツアーへ参戦している岩井姉妹ですが、5月25日(日)に妹の岩井千怜選手が、『メキシコ・リビエラマヤオープン』で初優勝を遂げました。
メキシコのエルカマレオンGCを舞台に戦われた試合ですが、岩井選手の4日間の順位とスコアは、1日目-4・首位タイ、2日目+2合計-2・10位タイ、3日目-4合計-6・2位タイ、4日目-6合計-12でした。2位のジェニー ベイ(米国)選手へ6打差をつけての、いわゆるぶっちぎりでの初優勝と成りました。
同選手は2024年12月に開催されたUSLPGA予選トーナメントにて21アンダーで2位に入り、2025年度の出場権を獲得していました。今年は日本人選手の活躍が目覚ましく、竹田麗央選手が3月に5戦目の『ブルーベイLPGA』で優勝、4月には西郷真央選手がシェブロン選手権で優勝しております。
今や日本人選手の誰が優勝しても、極端に驚きをもってニュースに接する事は無くなっており、それだけ日本人選手の技術向上と層が、国内外で厚くなって来たあらわれなのかも知れません。ちなみに今回の優勝賞金は、37万5000ドルです。
2025年4月24日~27日まで米国テキサス州のザ・クラブ at カールトン・ウッズにて開催されたメジャー大会のシェブロン選手権にて、日本の西郷真央選手が5五人によるプレーオフを制し、見事優勝しました。
プレーオフ1ホール目の18番パー5ホールにて、西郷選手がバーディを奪取しこのプレーオフを制したのですが、他選手のスコアは、韓国のHyo Joo Kim選手がパー、中国のRuoning Yin選手がパー、タイのAriya Jutanug選手がパー、米国のLindy Duncan選手がボギーと言う結果でした。
ちなみに西郷選手の4日間に渡るスコアは、1日目70、2日目68、3日目69、4日目74の合計281ストローク、7アンダーでした。
日本人選手によるメジャー大会優勝は、樋口久子、渋野日向子、笹生優花、古江彩佳に次ぐ5人目の快挙となりました。同選手は23歳の昨年2024年よりUSLPGAツアーへ参戦しており、今年2025年のこれ迄の成績は、7戦し予選落ち1回のトツプ10入り2回と言う順調な内容でした。
今後益々の活躍が、西郷選手には期待されます。
竹田麗央(たけだ りお/ 21_ヤマエグループHD)が、2025年3月9日に最終日を迎えた米国女子ツアー5戦目の『ブルーベイLPGA』にて優勝しました。
昨年2024年には、日本で開催された日米共催の『TOTOジャパンクラシック』で、1勝目を飾っていますので、今回米国ツアー通算2勝目になります。なお1位以下5位までの選手は、下記の通りです。
1位 竹田麗央(日本) 4日間-17 獲得賞金375,000ドル
2位 ミンジー・リー(オーストラリア) 4日間-11 獲得賞金230,318ドル
3位 古江彩佳(日本) 4日間-10 獲得賞金167,080ドル
4位 キャシー・ポーター(オーストラリア) 4日間-7 獲得賞金180,000ドル
5位タイ 西郷真央(日本) 4日間-6 獲得賞金86,798ドル
5位タイ サラ・シュメツェル(米国) 4日間-6 獲得賞金86,798ドル
5位タイ リー・シュイン(中国) 4日間-6 獲得賞金86,798ドル
この大会は、中国・海南島のブルーベイGCを舞台に戦われたのですが、参加選手は108名うち日本人選手は9名でした。
全米女子プロゴルフ協会(USLPGA)は2024年12月4日、競技資格に関する性別方針を明確にすると共に、その内容を『lpgaジェンダーポリシー』としてまとめ公表しました。
概要は下記の太字で表現した内容になりますが、英文での内容をグーグル翻訳を通じ表記しています。
『出生時に女性と指定された選手は、LPGAツアー、エプソンツアー、レディースヨーロピアンツアー、およびその他のすべてのエリートLPGA大会に出場出来ます。出生時に男性と指定された選手や男性思春期を経験した選手は、前述のイベントに出場出来ません。』
この内容は、性転換手術を受けた出生時男性、或いは女性を自認する出生時男性に対し、USLPGAは指定した上記試合への出場を認めない、と言うものになります。
またジェンダーポリシーを読み進めると、ゴルフは誰でも楽しめるスポーツであり、男女を問わないオープン競技では、ワールドハンディキャップシステムを基に公正公平に競争出来る、ともしています。
今回USLPGAがこの様な内容を公表した背景には、2024年夏にパリで開催されたオリンピックでのボクシング事件が有ります。この試合へはアルジェリアと台湾の元男性2選手が、女性として参戦したのですが、この2選手については2023年の世界選手権で性別適格検査で不合格になっており、オリンピック開催期間中に物議を呼びました。
様々な議論を呼んだ事件でしたが、USLPGAはパリオリンピック時の様な混乱を避ける為、いち早く基本的な方針を打ち出したものと思われます。