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 『第22回ネイバーズトロフィーチーム選手権』は最終日の2025年5月30日、韓国チームの優勝で幕を閉じました。各チームのスコアと順位は、下記の通りです。

pos.Men`s TEAMTotal GrossR1R2R3Total
1韓国-38201198211610
2日本-27212202207621
3台湾+43234227230691
pos.Women`s TEAMTotal GrossR1R2R3Total
1韓国-3216220209645
2日本+4220217215652
3台湾+17223222220665

 男女共に韓国チームの優勝と成りました。男子チームの中で3位となった長﨑大星さんは、試合を振り返り次の様に語っています。傍線内は、コメントを一部抜粋したものです。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 韓国選手のショット力、ティショットの安定性とかを自分と比べると、全然ついてけなくて、・ ・ ・ ・ ・ 。日本の選手とだけ毎回回ってると、だいたい偏ってきて自分と似たようなプレーをするんですけど、自分にない目線だったりコース戦略とかもしっかりして来るので、そこが参考になる━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 また女子2位となった藤本愛菜さんのコメントは、下記傍線内ですが、このコメントも一部抜粋しています。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 この試合で仲の良いSoomin Oh(韓国)と会えて嬉しかった。今後はプロテストに合格することを目標に頑張っていきたいです。
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 2025年5月28日(水)の本日より30日までの3日間、鳥取県西伯郡の大山ゴルフクラブを舞台に、2025年度第22回『ネーバーズトロフィーチーム選手権』が開催されます。

 この大会は、日本、韓国、台湾の3ヶ国による男女別々のチーム戦になりますが、日本からは下記の8選手が参戦します。なお試合は各日、男女それぞれの内3名のスコアを採用し、3日間の合計ストロークで順位が決定します。

■ 男子チーム
  ・佐藤快斗(さとう かいと)___東北福祉大学2年
  ・竹原佳吾(たけはら けいご)__早稲田大学4年
  ・長﨑大星(ながさき たいせい)_勇志国際高校1年
  ・松山茉生(まつやま まお)___福井工業大学附属福井高校2年

■ 女子チーム
  ・髙岸 鈴(たかぎし りん)___ネットの大学managara1年
  ・鳥居さくら(とりい さくら)__日本ウェルネススポーツ大学1年
  ・藤本愛菜(ふじもと あいな)__日本ウェルネススポーツ大学1年
  ・廣吉優梨菜(ひろよし ゆりな)_福岡第一高校1年

 かつて3ヶ国は日本と韓国、日本と台湾と言う形で国際親善を目的に、国際競技を開催して来ましたが、アジア地域におけるゴルフの更なる発展を目的に、2001年より3ヶ国の国際公式競技として開催されてきたのが、当該大会の『ネイバーズトロフィーチーム選手権』です。3ヶ国が順番でホスト国となり、今年は日本です。

 ちなみに日本男子は、2021年、2004年、2012年、2017年、2018年、2019年、2023年と7回、女子は2004年、2005年、2007年、2013年、2014年、2015年、2017年、2023年の8大会でそれぞれチーム優勝しています。なお2020年と2021年更に2022年はコロナの関係から、中止となっています。

JGA内へ『日本ゴルフ殿堂』を4月1日設立へ

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 公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)は2025年3月12日(水)、2025年4月1日に『日本ゴルフ殿堂』が設立されることを、一般財団法人日本プロゴルフ殿堂の松井功理事長同席のもとに、東京都内会場にて明らかにしました。

 松井理事長は2020年1月、日本プロゴルフ殿堂はプロゴルファーを対象としているが、ゴルフ界にとっては様々な業種、例えばクラブ作り職人や文筆家更にはコース設計家など広範囲から、ゴルフ界への貢献者を選定すべきだとし、将来的にはJGAとの統合が望ましいとの方針を明らかにしていました。

 構想5年、遂に統合は『日本ゴルフ殿堂』として、日の目を見る事になりました。今年に入り事態は急ピッチで進みだし、それぞれ組織内の手続き手順を追いながら進行し、とりわけ受け入れ側のJGAでは、3月6日の定例理事会にて承認されたのが大きかったと言えます。

 『日本ゴルフ殿堂』では、これまで日本プロゴルフ殿堂による顕彰者を継承しつつ、新たな選定基準を設け選出作業が行われて行きます。また広野ゴルフ倶楽部内に設置されているJGAによるゴルフミュージアムと、日本プロゴルフ殿堂が培ってきた資料館などとの統合が、今後大きな課題になるとも言えます。

 JGA広報参与の戸張捷氏によれば、これらの課題を形にしていく上で、新ゴルフミュージアムの設立が必要になって来るものの、この為には広野ゴルフ倶楽部への説明による理解と協力が不可欠だとの事。更に資金的問題の解決は、大きな課題だとしています。多くのゴルフファンが、過去の歴史と個人の業績などを学べる資料館(ミュージアム)の設立は、日本ゴルフ界の大きな礎になるものと思われます。

JGAはユニクロとパートナーシップ契約締結

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 公益財団法人日本ゴルフ協会(以下JGA)は2025年1月31日、株式会社ユニクロとパートナーシップ契約を締結した事を明らかにしました。

 パートナーとしてのユニクロからJGAが受ける具体的な支援は、上記写真でも確認出来る様、JGAナショナルチームへ選出された選手やスタッフが着用するユニフォームを提供して頂く事だったり、強化試合開催の為の資金援助だったりします。

 ユニフォームと言う物的なものに対する支援は、目で見て誰しもが確認出来るものですが、事競技会となれば開催へ向けての目に見えない支出が、選手のみならず主催者側には山ほどあるのが現実です。

 此れ迄毎年11月末から12月にかけ、宮崎県のトム・ワトソンゴルフコースにて開催されて来たJGA「地区強化指定選手チーム対抗戦」が2025年の今年より衣替えし、「ユニクロ日本ジュニアゴルフカップ/8地区対抗戦」へと名称変更されます。全国8地区から選出された男女各3名の合計48名による、チーム戦と個人戦が行われますが、この変化もまたユニクロによるスポンサードの一環と言えます。

 この競技会で優秀な成績をおさめた選手へは、一般財団法人ファーストリテイリング財団より国際競技遠征への機会が提供されます。
 ユニクロがパートナーになった事で、選手やJGAに活動の幅が広がって行くのが、手に取る様に分かります。これらが下地になり、世界で活躍する選手が数多く、日本から輩出されるのを期待したいものです。

JGAは創立100周年を記念し「GOLFPEDIA」を開設

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 公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)は、今年創立100周年を迎えました。
 これを記念しJGAは創立日である10月17日に、「GOLFPEDIA」(ゴルフペディア)を単独のWebサイトとして開設しました。

 この「GOLFPEDIA」と言うサイトを通じ閲覧者は、ゴルフの史実に関する記事や様々な記録を確認出来ます。サイトのカテゴリーとしては、歴史、人物、コース、競技、用具などに分かれており、限りなく正確な記述に出会えます。

 これはJGAによる史実や記録の集大成とのことですが、サイトへは下記のURLよりアクセス出来ます。
https://jga-golfpedia.jp/

JGAが2025年に女子シニアのオープン競技を新設開催

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 公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)は2024年10月17日、女子のシニアオープン競技を2025年の来年、新たに設けた事を明らかにしました。

 此れまでオープン競技と言えば、日本オープン、日本女子オープン、日本シニアオープンが有りましたが、女子シニアは検討課題とされていたものの、実現するのは今回が初めてになります。概要は下記の通りです。

■ 大会名称:2025年度(第1回)日本女子シニアオープンゴルフ選手権競技
       太陽生命 元気・長生きカップ
■ 開催日程:2025年5月1日(木)~2日(金)
■ プロアマ:5月3日(土)
■ 開催場所:東急セブンハンドレッドクラブ 東コース
■ 主  催:公益財団法人日本ゴルフ協会
■ 特別協賛:太陽生命保険株式会社
■ 賞金総額:3,000万円(予定)
■ 出場資格:検討中
■ 出場人数:108名
■ 競技方法:36ホール・ストロークプレー

池谷正成JGA会長のコメント(一部抜粋)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この度、太陽生命保険株式会社を特別協賛社としてお迎えし、本選手権の創設が決まり、JGA創立100周年の日に発表できることを大変嬉しく思います。本選手権が同世代の女性ゴルファーの目標になり、また女性のゴルフ振興や健康寿命の延伸等に繋がることを期待しています。

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『日本ジュニアゴルフ選手権』へNTTが協賛

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 公益財団法人日本ゴルフ協会(以下JGA)は主催している『日本ジュニアゴルフ選手権』へ、日本電信電話株式会社(以下NTT)より協賛と言う形の支援を受けられる事になったとして、2024年8月に入り明らかにしました。

 JGAはかつてもNTTより有形無形の支援を受けていた時期が有るものの、近年は途切れており、今回2024年度(第29回)大会より復活するとしています。協賛の具体的内容についてJGA関係者は明言を避けるものの、例えば契約年で言えば複数年での支援が、見込まれている様です。

 日本社会のインフラを担う公的色の強い企業であるNTTにとって、『日本ジュニアゴルフ選手権』への協賛は社会貢献活動の一環と言えます。JGAにとっては心強い援軍が、戻って来てくれたことになります。

 ところで肝心な同選手権は、本日8月14日より16日までの3日間にかけ、男女12歳から14歳の部は武蔵カントリークラブ豊岡コースにて、又男女15歳から17歳までの部は霞ヶ関カンツリー倶楽部にて開催されます。

 公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)と一般社団法人日本高等学校・中学校ゴルフ連盟(高ゴ連)は、2025年度開催の『日本ジュニアゴルフ選手権』を共催するとして、2024年6月5日に公表しました。

 此れまで両団体は、別々にジュニアゴルファー育成の一環として、中学生及び高校生を対象とした競技会を開催して来ました。高ゴ連は1962年大会を皮切りに、全国高等学校ゴルフ選手権大会及び全国中学校ゴルフ大会を開催して来ており、今年68回大会を迎えます。方やJGAに於いても今年29回目を迎える日本ジュニアゴルフ選手権を開催して来ています。

 中高生の夏季休暇を活用し開催される両ゴルフ競技ですが、夏季休暇と言えどもこの時期に集中する各競技は、生徒のみならず保護者へも負担が大きく、更に連日にわたる猛暑と言う気象状況等などを考慮した場合、より意義のある大会として行く為には、両競技の一本化が望ましいとして、今回共催への合意が得られたのです。

 共催されるのは中高生男女の個人戦のみであり、大会名称は『日本ジュニアゴルフ選手権競技』としています。記念すべきこの第1回大会は来年の2025年ですが、高ゴ連の歴史を継承し第69回大会との呼称になる予定です。会場は高校生が霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)、中学生は東京ゴルフ倶楽部(埼玉県)になります。

 なお学校ごとの団体戦は、此れまで通り高ゴ連単独で運営して行くとしており、会場は高校がサンヒルズカントリークラブ(栃木県)、中学校がピートダイゴルフクラブ(栃木県)です。此れまで個人戦と団体戦を含め『緑の甲子園』との俗称が定着して来ていましたが、今後は団体戦へこの呼称を使用して行く方向との事です。

日本女子オープン第62回、第63回の開催コース決まる

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 公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)は2024年6月5日に開催された定時理事会にて、第62回及び第63回日本女子オープンゴルフ選手権開催コースを決定しました。

 新規決定コースを含めた2025年からの詳細は、下記の通りです。

開催年コース月日
2025年58回チェリーヒルズゴルフクラブ兵庫県10月2日~5日
2026年59回宝塚ゴルフ倶楽部(旧コース)兵庫県10月1日~4日
2027年60回狭山ゴルフ・クラブ埼玉県9月30日~10月3日
2028年61回ザ・クラシックゴルフ倶楽部福岡県9月28日~10月1日
2029年62回霞ヶ関カンツリー倶楽部埼玉県9月27日~30日
2030年63回我孫子ゴルフ倶楽部千葉県9月26日~29日

日本プロゴルフ殿堂は2025年にJGAの一部門へ

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 一般財団法人日本プロゴルフ殿堂は2024年1月25日、都内の東京ドームホテルにて第10回目の殿堂入り3名について公表しておりましたが、3月8日(金)は神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催中のゴルフフェアに於いて、ご本人出席のもとに顕彰式典が行われました。

 顕彰者は下記の3名です。
■ 井上 清次(いのうえ せいじ) 1915年09月16日~1992年05月09日
■ 日陰 温子(ひかげ あつこ)  1954年04月23日~
■ 倉本 昌弘(くらもと まさひろ)1955年09月09日~

 14時から開始された式典ですが松井功同殿堂理事長は、挨拶の中で今年後半には公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)と合併し、同殿堂はJGAの一部門になる事を明らかにしました。此れまでも松井理事長は、この件について言及しており、例えば2020年1月の顕彰者発表会見時にも公式に発言していました。

 松井理事長の思いとは裏腹に現実的進展無く、約4年が経過していたのですが、今回はやっと現実味がおびて来ました。この松井発言を裏付ける様に、同式典の壇上にてJGAの山中博史専務理事が、公式にこれを認めるに至っていると共に、山中発言は単に受動的追認にとどまらず、そうしていきますと強く発言したのです。

 この両者の発言は、両2団体が一緒になる事の垣根が取り払われ、残すは今後約半年間をかけ、事務処理を行う段階に達している事を表しています。松井理事長による、関係各位からの同意は既に取り付けています、との発言は何よりもの証左と言えます。

 2010年にPGA、JLPGA、JGTOの3団体が力を合わせ同殿堂が誕生した訳ですが、男女のプロゴルファーを主な対象としていた点が、弱点でもあったのですが、今後は幅広く様々な範疇から相応しい人物が、選出されて行く事になるものと思われます。