< 網田会長 & 小祝選手 >
2025年9月16日ヤマエグループホールディングス株式会社(ヤマエGH)が、プロゴルファーの小祝さくら選手とスポンサー契約を締結しました。
ヤマエGHは小祝選手の怪我に関する件は承知しているものの、その様なネガティブな状況を克服し、秘めたポテンシャルを将来発揮してくれることを期待しています。
同社は来年2026年、小祝選手がフェアウエーへ戻れる様支援すると共に、再び輝きを取り戻してくれる、その様な逸材だと評価しているのです。
■ 小祝選手のコメント
「食」と「住」に携わる流通のトータルサポーターとして、挑戦を続けるヤマエグループ様。私もゴルフを通じて応援してくださる皆様に感動をお届けできるよう、精一杯頑張りますので、熱いご声援をよろしくお願いいたします。
なおヤマエGHは、「流通のトータルサポーター」としてサプライチェーンの川上から川下まで、ありとあらゆる場面において、ビジネスのプロデュースを目指す企業グループですが、小祝選手以外既に女子5名の所属選手と女子1名のスポンサー契約選手がおります。
JLPGAのレギュラーツアーで活躍している小祝さくら選手が、戦線離脱を2025年9月8日にマネジメント会社を通じ公表しました。小祝選手が休業を余儀なくされた原因は、TFCC損傷との事です。
TFCC損傷とは別名<尺骨側手関節三角線維軟骨複合体損傷>と表現する様ですが、マネジメント会社によれば、小指側手首にある軟骨と靭帯の複合体である三角線維軟骨複合体が損傷した状態で、クラブを振るなどの回旋運動を行う際に痛みを伴うとの説明です。
手首の激痛が発症した小祝選手が、試合を棄権せざるを得ない事態に陥ったのは2025年7月25日です。『大東建託・いい部屋ネットレディス』の2日目9ホール終了後の出来事でした。
以後小祝選手は様々な施術を試みた結果、一定程度の回復は得られた様ですが、今後の競技生活を鑑みまた早期に戦線復帰を果たすためには、外科手術が不可欠との判断に至った様です。
小祝選手は今シーズン残りの試合を棒に振る事になりますが、来2026年シーズンの開幕戦へ焦点を当て治療に専念する予定としており、マネジメント会社によれば現在JLPGAへ「公傷」扱いの申請中との事です。
市原市小中一貫教育校加茂学園4年生の南愛美(みなみ えみ)さんが2025年9月10日(水)、市原市の小出譲治市長を訪ね、2025年夏にアメリカで開催されたジュニアゴルフ2大会での成績報告をしました。
今夏2大会の概要は、下記の通りです。
■ ジュニア世界選手権
・開催日:2025年7月8日~10日
・コース:シンギングヒルズ ゴルフクラブ(米国・サンディエゴ)
・設 定:4,649ヤード_18ホールズ・パー72
・選 手:19ヶ国女子77人(9歳~10歳)_棄権1名
・成 績:22位タイ
■ USキッズゴルフ世界選手権
・開催日:2025年7月31日~8月2日
・コース:ロングリーフゴルフ&ファミリークラブ(米国・パインハースト)
・設 定:1,835ヤード_9ホール・パー36
・選 手:21ヶ国女子110人(9歳)
・成 績:2位
ジュニア世界選手権は18ホールズを3日間戦う試合であるのに対し、USキッズゴルフ世界選手権は1日9ホールを3日間戦う試合です。それぞれ試合形式が異なりますが、成長期の9歳女子にとって1学年上の選手と同じフィールドで戦うのは、少し荷が重いとも言えます。
これを裏付けるかの如く、南さんはジュニア世界選手権では3日間を通じボギー13、ダボ1なのに対しUSキッズゴルフ世界選手権では、3日間でボギー無しのバーディを9ホールで取っています。
南さんは今年USキッズゴルフ世界選手権で3連覇を目指すと共に、周囲からも大いに期待されていました。しかしながら結果は残念ながら2位でした。南さん曰く『悔いは無く、もっと上手になりたい』と市長へ報告すると共に、来年は10歳のカテゴリーで優勝を目指したいと、力強く宣言したのです。
お父様も『市原市の素晴らしいゴルフ環境の中、愛美は世界で通用するスイング改造を行っています』と、次のステージへ向け準備している事を明らかにしました。南さん親子の更なる挑戦を、見守りたいと思います。
公式戦2勝を含む通算5勝をあげた河野光隆(こうの みつたか)氏が、2025年7月18日(金)午後にご逝去されました。公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)が2025年7月25日、広報を通じ明らかにしました。
享年83歳、葬儀は既に近親者により、執り行われているとの事。
故人は1963年6月1日にPGAへ入会し、下記の様な戦歴を残しました。
■ 1965年 日本プロゴルフ選手権大会 優勝
■ 1966年 日本プロゴルフ選手権大会 優勝
■ 1967年 読売国際オープン 優勝
■ 1969年 チャンピオンズトーナメント 優勝
■ 1970年 長野オープン 優勝
兄は国内通算17勝をあげた河野高明(故人)プロであり、河野兄弟と言えばゴルフ界では広く知られた存在でした。
お悔み申し上げます。
鹿沼化成工業株式会社の前社長・武山信良氏が、2025年2月23日にお亡くなりになり間も無く3ヶ月になろうとしています。
筆者は今をさる事5年前、武山氏から「ゴルフ場芝生 管理革命」と言うタイトルの本を頂き、鹿沼の工場を訪問したのがキッカケで、度々芝の育成に関するお話を伺っていました。
この度の武山前社長のご逝去、心よりお悔み申し上げます。
現在、同社はご子息の小堀泰治氏が、常務取締役から代表取締役へ就任し、前社長の遺志を継承しています。
振り返れば武山氏は、九大をご卒業後に古河電工へ入社し金属関係の仕事をされていたのですが、38歳時に独立されゴルフ業界へ足を踏み入れる事になったのです。異分野であるにも係わらず研究熱心な性格から、「完熟堆肥」が芝の育成に重要である事を見極め、以降その普及に尽力されて来ました。
最後にお声を聞いたのは、「沖縄で実験をしています」と言う時でした。享年87歳、合掌。
< いちはらプロモーション大使・山内鈴蘭さんのトークイベント >
< 千葉女子プロゴルフ会によるスナッグゴルフ体験会 >
三井アウトレットパーク木更津にて2025年3月7日~20日までの期間、「Golf Fes 2025」が開催されました。有名ゴルフメーカーや大型ゴルフショップなどが出展する中、市原市は今年初めてブースを出しました。
市原市のブースは3月20日の一日限定でしたが、「いちはらプロモーション大使」であるタレントの山内鈴蘭さんによるトークイベント、更には千葉県女子プロゴルフ会によるスナッグゴルフ体験会などが、行われました。
一日を通じスナッグゴルフを体験されたお子さんは約100人でしたが、保護者の方々の中には普段のゴルフとどの様に違うのかと、挑戦された方も居られました。また市が進めている「いちはらゴルフ場巡り33」は、LINEの「Stampshot」を友だち追加する事で参加出来ますが、当日一日間で約100名の方が登録されました。
これからゴルフシーズン本番へ向け、手応えを充分に感じられた出展だったと言えます。
タイガー ウッズは火曜日の3月11日、自宅でトレーニング中に左アキレス腱を断裂したとして、ソーシャルメディア X にて明らかにしました。
トレーニングと練習を増やし始めた時に、鋭い痛みを感じたとし、翌朝フロリダ州のウェストパームビーチの病院にて、修復手術を行い手術は成功したとの事です。
現在タイガーは自宅へ戻り、回復とリハビリに集中する予定としていますが、今年のマスターズ出場は困難の様に思われます。昨年2024年の結果は、22位タイでした。
2025年3月1日に菊地温子(きくち あつこ)氏が、富士カントリークラブの支配人へ就任しました。副部長職からの内部昇格になりましたが、昨年前支配人の石井氏が、退職の意向を示していた事から、プロパー社員の菊地氏に白羽の矢が立ったのです。
氏は大学卒業後の春、躊躇する事無く当該クラブへ就職、いわゆる新規学卒就職しています。当初業務課へ配属され、その後様々な職務をこなす中、2024年暮れに支配人職への打診があった様ですが、この時初めて石井前支配人の退職希望を知った様です。
此れまで当該クラブ支配人職は、外部から招聘する人材が務めて来ています。菊地支配人が当該クラブへ勤務後の歴史で知る限り、それが一般的だったのですが、今回初めて社内から昇進する形になりました。またクラブ史初の、女性支配人誕生となりました。
この件に関し諸星理事長曰く、「適材適所の言葉通り、社内より有能な人材が育ち、その一環でこの度女性支配人を輩出出来た事は、当クラブの誇りである」としています。
当該クラブ会員からは、「頑張って!」と言うお声がけを頂き、励みになっている様です。又近在ゴルフ場へは、前支配人の石井氏と挨拶まわりを行っており、面識のある方も多く、新人支配人を受け入れて頂いているという手ごたえを、感じられています。
現在当該クラブでは、年間来場者数が大幅に増える事無く、また年齢の関係から自然退会する会員が多くなっています。会員の自然退会では無く、会員権の第三者譲渡手続きをへた名義書換にて、菊地氏は会員数を維持して行きたいとしています。新規会員が入会する事で、来場者は自然に増加して行けるからです。
様々な課題が有るものの、会員が居心地の良いクラブ作り、これが究極のテーマだとする新支配人・菊地氏による体制は、始まったばかりです。
『有名女子ゴルファー3人とトリプルボギー不倫した男』と題し週刊文春3月13日号(2025年3月6日発売)は、既婚者のプロキャディーKがJLPGAツアーのシード選手3人(K、A、K)と不倫を重ねた事を、実名で報道しています。
かねてよりプロキャディーKの噂は有ったものの、決定打になったのは自身で不倫相手との画像などを、関係者へ見せていた経緯からです。更にプロキャディーKの妻であるJLPGAツアー選手のAが、ことの真相を知り心身ともに病んでしまい、診断書を協会へ提出した事から事態が表面化したのです。
週刊文春が3月5日に当該事件をデジタル版で発表した為、瞬く間に知れ渡り、JLPGAは当日早々にWEBニュースにて対応していますが、その内容は次の『』内のものです。『選手個人の私生活上の行為については必要がない限り関与しませんが、必要に応じて、事実関係の調査、及び同調査に基づく適切な対応を講ずることを検討いたします』
かつて「不倫は文化」なるコメントを発した芸能人がいましたが、この様な不倫は全国至るところであるのだと思われますが、とは言えJLPGAのツアー選手ともなれば、多くの利害関係者の支援の基に成り立っており、一個人の快楽が暴走したでは済まない話です。またプロキャディーのあり方も、問われるところです。
今後の成り行きが、注目されます。
上久保 実咲 選手 / 代表取締役 取締役社長 廣江 俊朗
高校3年時の2023年、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のプロテストに1発合格した京都府出身の上久保実咲(かみくぼ みさき)選手が、2025年1月1日東証プライム市場上場の株式会社SCREENホールディングスと所属契約を締結したとして、3月3日に入り同社は広報を通じ公表しました。
同社によれば、上久保選手のプロゴルファーとしての将来性と、その人間性を高く評価し契約に至ったとしています。同選手のコメントは、下記の通りです。
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地元京都府に本社を置かれる日本を代表する企業に応援していただけることになり、大変光栄に思うとともに、身が引き締まる思いです。
皆様の応援を力に変えて、これからも挑み続けます。応援よろしくお願いいたします。
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短いコメントでは有るものの、言葉に品位と知性がにじみ出ています。それもそのはず高校時の同級生によれば、学業テストでは常にトップの成績を納めていたとの事。またそれを裏付ける様に自身でも、試合などで学校を休んだ時も、日々5時間ほどは勉強時間に費やしていたと答えています。
ところで2024年の昨年1年間は、JLPGAの下部ツアーであるステップ・アップ・ツアーへ21試合出場し、5,520,857円を獲得しました。明治安田ステップ・ランキングでは29位ですが、今年は更なる活躍が期待されます。
今年注目株の一人です。