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府中カントリークラブへの女性(婦人)入会は順番待ち

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 府中カントリークラブ(東京都)では2023年の昨年、女性の会員数を250名から200名へ、定員枠を減少させました。この定員枠が2024年の年初めには満員になってしまい、2024年10月中旬段階では20人が空き待ちの待機中になっています。

 当該クラブへ入会したい女性が20人待機している、この様な中にあり相続継承や生前贈与手続きは最優先されますので、通常の入会希望者を飛び越えた順番になります。例えば待機している20名が通常の入会申請だとするならば、今月に生前贈与を受けた女性の申請は待機1番目になり、欠員が生じた場合は真っ先に入会申請が出来ます。

 なお当該クラブ関係者によれば、今後女性の欠員が何時生じるのか、全く見通せない状況との事です。

 埼玉県の石坂ゴルフ倶楽部では、土曜日、日曜日、祝日は利用出来ない平日会員権の募集を、2024年2月より行い5月中に終了しました。当初の予定では80口を募集する予定でしたが、大変反響が大きく、追加口数の承認をクラブ内でとり、結果的には117名の方々が入会されました。

 募集価格は消費税込み121万円。一般的に会員権市場を通じて入会するならば、❶会員権代金+❷名義書換料110万円+❸会員権業者への手数料、などのコストがかかる訳ですので、これらを考慮すればある意味リーズナブルな募集金額だったことが分かります。

 当該会員権は譲渡でき又相続も可能ですが、預託金の無いプレー会員権ですので、当然ながら預託金返還請求権は有りません。募集開始前の平日会員在籍状況は17名でしたが、2024年9月現在134名が在籍しています。新規に入会した会員は、常日頃よりクラブを利用しており活発的です。

 この度の会員募集は、年度会員を廃止する事に伴い行われたのですが、新規入会者の約八割の方々が旧来の年度会員でした。当該クラブでは今回の知見を基に、又平日の稼働率なども考慮し、将来的には更なる平日会員募集を視野に入れている様です。なお募集業務は全て当該クラブが行っており、外部からの支援を求めなかったとのこと。

カメリアヒルズCCでは10月より会員募集価格を改定

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 カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)では2024年10月1日より、会員募集金額を改定します。改定自体は今回で2回目になりますが、2024年8月27日に改定の届け出を経産省・関東経済産業局にて受理された事から、新たな内容で会員募集が行えることになりました。その概要は下記の通りです。

募集内容2024年9月30日まで2024年10月1日より
募集金額の内訳(入会保証金)22,500,000円20,000,000円
募集金額の内訳(入会登録金)2,750,000円5,500,000円
募集金額25,250,000円25,500,000円

 入会登録金が倍になる反面、入会保証金がその金額と同額を減少させました。これにより経営会社の収益面が厚くなったとも言えるのですが、総額は25万円の差になりますので、ある意味誤差の範囲と受け止められなくも無く、入会者にとっては極端な違和感は無いものと思われます。

 会員による退会はスムースな手続きで行え入会保証金が返金されますので、会員の事情で退会者がいる反面、入会希望者も絶え間なく手が上がっています。現在会員数は法人276社、個人51名と合計327名になります。2019年9月時点で304名の会員数だった点を振り返るならば、ゴルフ場自体の評価が高まっている事が、この会員数の推移からも理解出来ます。

 当該クラブでは過去の退会者について、再度入会希望の声が上がった場合、その声を拒否していませんので、改めての入会も有り得るものと思われます。なおアース製薬株式会社主催のJLPGAツアーの「アース・モンダミンカップ」は、毎年当該ゴルフ場が舞台になっていますが、会員に大変好評との事です。

 飯能ゴルフクラブ(埼玉県)では2024年8月25日に開催された理事会にて、当該クラブへの入会手続き時に、株券未取得状態での入会申請を受け付ける事を決定し、即日実施しました。

 此れまで当該クラブへ入会申請する為には、会員が保有している株式会社飯能ゴルフ倶楽部の壱株券を取得する必要が有りました。この取得をもって初めて入会申請出来たのですが、この手続きをこの度改定したのです。壱株券(会員権)を事前に取得する必要無く審査を受けられる為、入会希望者は金銭的なリスクから解放されたと言えます。

 理事会で入会承認が下りてから、入会希望者は3ヶ月以内に株券を取得し、クラブへ提出すれば良くなった訳ですが、この事は会員権市場へも良い効果をもたらしそうです。何故ならば、会員権市場での買い希望情報は、大半が入会承認を得られた方からの注文と理解すれば、売買交渉は価格のみに絞られる為、市場が活性化するものと思われるからです。

 またクラブ関係者によれば、入会承認を得られなかった方が本来保管しているであろう株券(会員権)、その所在が不明になる様なケースが過去には散見される為、リスク管理の側面から若干の安堵感を覚えるとのことでした。

 ちなみに昨年の第66期(2023年4月1日~2024年3月31日)に於ける第三者譲渡による入会件数は、41件との事ですが、今期の第67期はどの様な結果を残すでしょうか。今回の事前審査方式がどの様な効果をもたらしたか、それを知る上で重要な資料になるものと思われます。

 ところで一たび入会不承認となった場合、理由如何にもよりますが、基本的には再度の入会申請、挑戦は大変きびしい様です。

日高カントリークラブでは入会保証金を廃止へ

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 日高カントリークラブ(埼玉県)では新規入会者に対し、今後入会保証金を徴収しないとして、2024年8月4日開催の理事会にて決定しました。この決定が適用されるのは、本年11月23日開催の理事会にて、入会承認された方からです。

 改定の概要は、下記の通りです。

入会手続き時にクラブへ支払う金額改定前改定後
名義書換料(正会員)1,100,000円(税込)2,200,000円(税込)
入会保証金(正会員)1,000,000円無し

 当該ゴルフ場関係者によれば、今回入会保証金制度そのものを廃止したのであり、一時的に徴収を中止した訳では無いとしています。この事から会員規約そのものの改定が今後は視野に入って来る為、恐らく次回開催の理事会での課題になるとしています。

 此れまでに蓄積された入会保証金の処理については、入退会の繰り返しによる自然減を考えており、何時の時点かで完済出来る計画です。此れにより負債勘定が減少し、財務内容が好転して行く事から、当該ゴルフ場への評価も徐々に高まると想定しています。

 なお此れまで当該クラブの経営会社は2代表制を敷いており、髙橋正孝氏がその一人でしたが、2024年2月11日に同氏は代表取締役及び取締役を辞任しています。現時点ではクラブ理事長を務めており、今回の入会保証金制度廃止については、いち早く理解を示すと共に支持に回ったとの事です。

 関東エリアの多くの名門と言われるクラブでは、新規入会者が名義書換料とは別に支払うこの入会保証金、或いは入会預託金などと呼称している制度と決別出来ずにいます。この度の日高カントリークラブの英断には、多くのクラブが注目し参考にするものと思われます。

北海道クラシックGCでは会員権取扱業者の仲介を認めず

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 北海道クラシックゴルフクラブ(北海道)では、2024年9月1日より当該クラブの会員権取り扱いを、此れまでの様に会員権業者経由では認められないとして、会員及び会員権業者へ2024年8月中旬に入り連絡してきました。

 主な理由として、新規入会者のスタート予約が活発で従来からの既存会員が困惑している、としています。土曜日或いは日曜日の会員によるスタート予約が取りずらい、この現象は何も当該クラブに限定した事では無く、広く一般的なものであり今日的現象です。

 会員権取引が活発で新規入会者が多いと言うことは、それに付随した名義書換料収入もまた増えていると理解出来ます。当該クラブ正会員1件当たりの書換料は税別200万円ですので、例えば月に5件あったとすれば1000万円なります。この利益をもたらしてくれる会員権業者の仲介は、とても迷惑とする当該クラブの真意には、理解し辛いものが有ります。

 いずれにしても今後は、全ての入退会手続きを当該クラブが、一手に引き受け行って行くとしていますので、退会希望者も新規入会希望者も全てその窓口は当該クラブになります。ところで肝心要の会員権価格は、北海道の会員権業者によれば、年間を通じ130万円から250万円のレンジで動いているとの事です。

東松山CCは名義変更料と特別預託金の各料金を11月に改定

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 東松山カントリークラブ(埼玉県)では2024年11月より、会員権の名義変更料及び特別預託金の各料金が改定されます。正会員或いは平日会員として新規に入会する方は、クラブに対し名義変更料と特別預託金の2種類の金額を支払う事で、入会手続きが終了します。

 現在の料金体系は、2016年1月に整えられたものですので、約9年ぶりでの改定になります。新旧の料金概要は下記の通りです。

会員種別現行名義変更料現行特別預託金改定名義変更料改定特別預託金
正会員110万円(税込)50万円143万円(税込)25万円
平日会員55万円(税込)25万円88万円(税込)━━━

 特別預託金とは会員が将来退会時にクラブから返却される預け金ですが、上記表では改定料金額が低くなっている事が分かります。それどころか平日会員では、新規に徴収しません。名義変更料を値上げし、反面特別預託金料を下げ、全体としては新旧のコストを比較し大きな差が出ない様な、バランスの取れたものになっています。

 なお今回の料金改定が、会員権市場へ影響をもたらすことは、少ないものと思われます。

 PGM石岡ゴルフクラブ(茨城県)では2024年10月1日より、会員権の名義書換を再開します。
 当該クラブでは2022年1月1日より、正会員の会員募集を行っていた関係から、既存会員権の名義書換を停止にしてきました。

 会員募集が一段落した事から再開される訳ですが、当該クラブ会員権は全て無額面となっており、この権が名義書換の対象になります。正会員権一口の名義書換料は、税込み110万円となりますが、これは新規入会者が入会手続き時にクラブへ支払う金額です。

 現会員数は約820名ですが、クラブではこの方々へ8月初旬に、書面にて名義書換の件を告知しています。早い方ですと8月9日頃に、この書面が届いています。アコーディアグループからPGMグループへ移行し、本格的に評価される当該クラブ会員権の市場価格になりますが、どの様な数字が出て来るのか注目されます。

JGM霞丘GCが8月8日より会員権の名義書換を再開

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 JGM霞丘ゴルフクラブ(茨城県)は2024年8月8日より、ゴルフ会員権の名義書換を再開します。前回名義書換を停止にしたのは、2009年11月11日でしたので約15年ぶりでの再開になります。

 現経営体制へ移行したのは2013年6月11日ですが、約10年をかけ旧体制下で発行された会員権などの整理作業を経て、この度書換業務が再開されます。名義書換の対象証券は、表面に「JGM霞丘」と記述されており、額面は3万円ですが中には無額面証券も有るとのことです。

 名義書換料は下記の通りです。
■ 正会員  275,000円(税込)
■ 平日会員 165,000円(税込)

 2024年5月にはクラブハウスのリニューアル工事も終えており、コースは以前から短いなどの評価も有りましたが、その様な短所が今では長所となり、多くの来場者で賑わっています。なお来年2025年1月より、年会費が改定されます。正会員は税込み33,000円、平日会員は税込み26,400円になります。

葛城ゴルフ倶楽部は8月1日より正会員の補充募集を開始

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 葛城ゴルフ倶楽部(静岡県)では2024年8月1日より、正会員の補充募集を開始します。概要は下記の通りですが、この募集に合わせて正会員の名義書換は、2024年8月1日より同年12月30日まで停止になります。

会員種別募集金額内訳(預託金)内訳(入会金)募集口数
正会員870万円(税込)650万円220万円(内消費税20万円)30口

 来年2025年1月に既存正会員権の名義書換料が、税込み220万円へ改定されますが、この動きに合わせてこの度の会員募集では、入会金額を220万円へ設定されています。例年この募集は人気が有り、開始から10日前後で口数に達してしまっています。

 しかしながら今年は、募集金額が200万円ほど上がる事から、どの様な反響となるのか見通せない部分も有ります。当該クラブにとっても、この価格帯での募集は初の試みになります。