日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)と台湾女子プロゴルフ協会(TLPGA)の2団体は2025年8月25日、2026年3月に台灣鴻海精密工業股份有限公司を特別協賛へ迎え、共催による女子プロゴルフトーナメントを開催する事を公表しました。その概要は下記の通りです。

■ 大会名称:『台湾ホンハイレディースゴルフトーナメント』
■ 共  催:一般社団法人日本女子プロゴルフ協会
■ 共  催:台灣女子職業高爾夫協会
■ 特別協賛:台灣鴻海精密工業股份有限公司
■ 日  程:2026年3月12日(木)~3月15日(日)
■ 会  場:The Orient Golf & Country Club(東方ゴルフ倶楽部)
■ 出場選手:108人(世界ランキング16人、JLPGA40人、TLPGA40人、推薦12人)
■ 競技方法:72ホール・ストロークプレー
■ 賞金総額:200万USドル(約2億9400万円)

 JLPGAツアーが台湾で開催されるのは、1978年の『中華女子オープン』以来で48年ぶりになります。台湾を取り巻く客観情勢としては、中国による台湾進攻が叫ばれており、無事に開催される事を願わずにはおれません。

 栃木県の小山ゴルフクラブでは2025年9月1日より当面の間、会員権の名義書換を停止するとして、8月22日に関東ゴルフ会員権取引業協同組合へ連絡する事で、組合加盟業者が入退会に関する行き違いの無い様にしました。

 停止理由としてはクラブハウスの建替えによるものですが、改修とは異なる為に数年は要するものと思われます。既に株式会社レーモンド設計事務所の手で基本設計が仕上げられており、現在は此れを基に施工会社の選定に入っている段階です。

 既存会員へは、2025年4月1日に現経営会社が当該ゴルフ場を譲り受けた時点で、クラブハウスの建替えについては告知しており、現時点では特段の案内はしていないとしています。9月からは現ハウスの解体工事が開始され、来年早々には新ハウスの建設工事が始まる計画です。

 旧体制下では様々な件に関し手つかずの状態でしたので、ある意味、現経営陣にとっては新しい絵を描きやすい点があるのだと思われます。古くから栃木の名門と言われて来た当該ゴルフ場ですが、新経営会社による設備投資により新しく生まれ変わろうとしています。

 一社)日本ゴルフ場経営者協会(NGK)は2025年8月中旬に入り、2025年5月度単月に於ける全国のゴルフ場利用者数実態を公表しました。その資料によれば、対前年比87,561人が減少しています。

 NGKでは、各都道府県の税担当者から寄せられた数値を基に資料作成している関係から、公表された資料はゴルファーの動向把握に不可欠なものであり、貴重な一次資料になっています。マイナスとなった都道府県は下記の通りです。

■ 都道府県  ゴルフ場数   対前年5月度単月比
1 青 森   13(∓0)   -109人
2 岩 手   23(∓0)   -5,658人
3 宮 城   36(-1)   -4,949人
4 秋 田   15(∓0)   -2,481人
5 山 形   16(∓0)   -2,807人
6 福 島   36(∓0)   -2,167人
7 栃 木   115(-2)  -6,124人
8 群 馬   67(∓0)   -6,307人
9 埼 玉   83(∓0)   -9,699人
10 千葉   158(-2)  -11,048人
11 東京   21(∓0)   -2,638人
12 神奈川  52(∓0)   -9,597人
13 新潟   40(-1)   -3,668人
14 山梨   41(∓0)   -1,579人
15 長野   66(+1)   -4,614人
16 静岡   90(-1)   -6,006人
17 愛知   55(∓0)   -4,088人
18 三重   67(∓0)   -4,671人
19 大阪   39(∓0)   -260人
20 奈良   35(∓0)   -1,476人
21 和歌山  19(∓0)   -310人
22 島根    7(∓0)   -677人
23 山口   32(-1)   -4,554人
24 徳島   14(∓0)   -251人
25 福岡   58(∓0)   -3,563人
26 佐賀   24(∓0)   -498人
27 長崎   23(∓0)   -2,735人
28 熊本   41(∓0)   -4,917人
29 大分   23(∓0)   -5,534人
30 宮崎   27(∓0)   -4,453人
31 鹿児島  27(∓0)   -6,901人

 単純に減少人数のみを数えるならば124,088人ですが、16の他県で増えていますので、結果として冒頭の減少数になります。ちなみに2024年5月度の総利用者数は8,656,421人であったのに対し、2025年5月度は8,568,860人でした。

 なおゴルフ場数は、5月時点で8コースが減少しています。

 千葉県のゴールデンクロスカントリークラブでは2025年9月1日より当面の間、会員権の名義書換を停止にします。当該クラブによれば、会員募集を行う関係からとの事です。

 では名義書換停止前の相場状況は、どの様なものだったのか、これを関東ゴルフ会員権取引業協同組合(KGK)のWEBサイトから確認出来るものが下記図になりますが、これはスクリーンショットにて得たものです。なお相場は2025年8月7日時点でのものであり、一般公開されていますので、何方でも確認出来るものと思います。

 図の味方に付いてKGKによれば、数字の前に赤い下地に白抜きで「売」と出ている意味は、売り気配のみで買いが無い状態をしめしているとの事です。ちなみに正会員権1口の名義書換料は、税込み385,000円です。

霞南ゴルフ倶楽部の経営会社が(株)利根へ商号変更

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 茨城県の霞南ゴルフ倶楽部を経営する株式会社霞南ゴルフ倶楽部は、2025年8月中旬に入り、9月1日より経営会社の名称を株式会社利根へ変更するとして、多くのゴルフ関係者へ公表しました。

 謄本上から確認出来る商号変更は、下記の通りです。
■ 2022年1月14日 (株)サンクチュアリ霞南→(株)霞南ゴルフ倶楽部
■ 2025年7月11日 株式会社利根

 謄本では既に変更されている訳ですが、当該ゴルフ場からすれば、対外的には9月1日からその様に変更して行く、と理解するのが適当なのだと思います。なお代表者は下記の様に変更されています。(敬称略)

■ 宮原 正敬 2022年1月14日辞任
■ 森 秀雄  2022年1月14日就任 → 2025年7月11日辞任
■ 松丸 容子 2025年7月11日就任

PGAは2025年プロテスト最終日の模様をYou Tubeで配信

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 公団)日本プロゴルフ協会(PGA)では2025年今年度開催されるプロテストの模様を、昨年に引き続きYou Tubeで配信する事が、2025年8月18日に開催された定例理事会にて決まりました。

 昨年手始めに行われたYou Tubeでの配信は大変好評だったものの、配信には費用負担が発生する為、2025年度は見合わせても良いのでは無いかと言う声も、一部には上がっていました。

 しかしながら受験者のゴルフ人生を大きく左右するプロテストを、見守りたい、見てみたいと言う関係者も多く、PGAでは今年度の予算を確保し配信して行ける事になったとしています。

 ちなみに昨年のYou Tubeは、下記のURLで現在アーカイブとして観る事が出来ますが、視聴回数は2025年8月18日時点で76,844 回です。
https://www.youtube.com/watch?v=G4NY2NqOKm0&t=21099s

 2025年8月14日から17日までの4日間、米国オレゴン州ポートランドのColumbia Edgewater Country Clubを舞台に、USLPGAツアーの『スタンダード ポートランド クラシック』が開催されていましたが、日本の岩井明愛選手が見事初優勝を成し遂げました。

 本年5月に『メキシコ リビエラマヤオープン』で初優勝を成し遂げた岩井千怜選手に次ぐ、姉妹での優勝に成りました。日本時間8月18日早朝7時40分過ぎの事でしたが、同選手の4日間の成績は下記の通りです。

■ 1日目 -5 合計-5  12位タイ
■ 2日目 -5 合計-10 4位タイ
■ 3日目 -8 合計-18 首位
■ 4日目 -6 合計-24 優勝

 なお2位には米国のガーリン カウル選手が20アンダー、更に3位タイには19アンダーにて姉妹の岩井千怜選手が入りました。

 茨城県の霞南ゴルフ倶楽部は2025年9月1日より、クラブ名称を「利根ゴルフ倶楽部」へ変更します。当該ゴルフ場は経営会社の不安定さから、度々ゴルフ場名称を変更して来ましたが、その流れは下記の通りです。

■ 1988年09月27日 利根ゴルフ倶楽部として開場
■ 2006年07月01日 霞南ゴルフ倶楽部
■ 2013年12月25日 サンクチャリ霞南ゴルフ倶楽部
■ 2022年01月15日 霞南ゴルフ倶楽部
■ 2025年09月01日 利根ゴルフ倶楽部

 西山ホールディングスが2022年1月14日、当該ゴルフ場を経営していた株式会社サンクチャリ霞南の全株式を取得し、約3年半が経過しました。コース管理からハウスなど、様々な設備投資を行って来ており、ある意味体制が整って来ました。

 クラブ名称変更は、最後の仕上げとも言えます。

 静岡県の富士の杜ゴルフクラブでは2025年9月1日より、ゴルフ会員権の名義書換を開始します。

 当該ゴルフ場は経営に関する紆余曲折を経て、2代目の事業会社により会員制へ移行したのは2013年6月1日でしたが、当時既にゴルフ場名は太陽カントリークラブより現名称へ変更されていました。その後2代目経営者より現アコーディアゴルフが、当該ゴルフ場を取得したのは2018年2月6日になります。

 現在会員種別は正会員のみとの事ですが、名義書換料の概略は下記の通りです。
■ 正会員 500,000円(税込550,000円)

 入会条件そのものは、反社系組織や人物の入会を拒むと言う基本姿勢以外、高いハードルを設けていませんので、幅広い方々からの入会申請を受け付けたいと言う、クラブ側の意向が読み取れる内容になっています。

 なお会員権は無額面のプレー会員権と、預託金の有る永久債会員権が有ります。永久債とは聞きなれない文言ですが、證券に記されている額面は、クラブ解散時に返金されると言うものですので、ある意味現実味の無いものと言えます。

 この永久債会員権も第三者譲渡が可能なのですが、これを譲り受けた第三者は、永久債の内容を理解した書面をクラブへ提出する事で、名義書換が可能になります。

スカイウェイCCは9月1日より会員権の名義書換開始

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 千葉県のスカイウェイカントリークラブでは2025年9月1日より、会員権の名義書換を開始します。振り返る事2015年4月1日より、会員権の名義書換を停止にして来ましたので、約10年ぶりでの再開になります。

 名義書換料の概要は、下記の通りです。
■ 正会員  800,000円(税込880,000円)
■ 平日会員 400,000円(税込440,000円)

 入会条件は厳しく無く人物本位での審査になりますが、女性や外国籍の方の入会制限を設けていませんので、幅広い方々から入会申請を受け付ける事になります。