『有名女子ゴルファー3人とトリプルボギー不倫した男』と題し週刊文春3月13日号(2025年3月6日発売)は、既婚者のプロキャディーKがJLPGAツアーのシード選手3人(K、A、K)と不倫を重ねた事を、実名で報道しています。

 かねてよりプロキャディーKの噂は有ったものの、決定打になったのは自身で不倫相手との画像などを、関係者へ見せていた経緯からです。更にプロキャディーKの妻であるJLPGAツアー選手のAが、ことの真相を知り心身ともに病んでしまい、診断書を協会へ提出した事から事態が表面化したのです。

 週刊文春が3月5日に当該事件をデジタル版で発表した為、瞬く間に知れ渡り、JLPGAは当日早々にWEBニュースにて対応していますが、その内容は次の『』内のものです。『選手個人の私生活上の行為については必要がない限り関与しませんが、必要に応じて、事実関係の調査、及び同調査に基づく適切な対応を講ずることを検討いたします』

 かつて「不倫は文化」なるコメントを発した芸能人がいましたが、この様な不倫は全国至るところであるのだと思われますが、とは言えJLPGAのツアー選手ともなれば、多くの利害関係者の支援の基に成り立っており、一個人の快楽が暴走したでは済まない話です。またプロキャディーのあり方も、問われるところです。

 今後の成り行きが、注目されます。

上久保実咲プロがSCREENホールディングスの所属選手へ

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           上久保 実咲 選手 / 代表取締役 取締役社長 廣江 俊朗

 高校3年時の2023年、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のプロテストに1発合格した京都府出身の上久保実咲(かみくぼ みさき)選手が、2025年1月1日東証プライム市場上場の株式会社SCREENホールディングスと所属契約を締結したとして、3月3日に入り同社は広報を通じ公表しました。

 同社によれば、上久保選手のプロゴルファーとしての将来性と、その人間性を高く評価し契約に至ったとしています。同選手のコメントは、下記の通りです。

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 地元京都府に本社を置かれる日本を代表する企業に応援していただけることになり、大変光栄に思うとともに、身が引き締まる思いです。
 皆様の応援を力に変えて、これからも挑み続けます。応援よろしくお願いいたします。
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 短いコメントでは有るものの、言葉に品位と知性がにじみ出ています。それもそのはず高校時の同級生によれば、学業テストでは常にトップの成績を納めていたとの事。またそれを裏付ける様に自身でも、試合などで学校を休んだ時も、日々5時間ほどは勉強時間に費やしていたと答えています。

 ところで2024年の昨年1年間は、JLPGAの下部ツアーであるステップ・アップ・ツアーへ21試合出場し、5,520,857円を獲得しました。明治安田ステップ・ランキングでは29位ですが、今年は更なる活躍が期待されます。
 今年注目株の一人です。

PGMが『竜王ゴルフコース』を取得

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 パシフィックゴルフマネージメント株式会社(PGM)は滋賀県の『竜王ゴルフコース』を、2025年3月初旬に取得する契約をしたとして、2025年2月19日に広報を通じ明らかにしました。

 当該ゴルフ場はかつてパブリックにて西武ホールディングスのゴルフ場でしたが、同社が2022年9月にGIC Private Limitedが出資する「ザ・ホテリエ・グループ竜王合同会社」へ譲渡し今日に至っています。所有会社は変わったのですが、運営は引き続き西武系の株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドが行っていました。

 今回PGMがこのゴルフ場を取得するのですが、取得する内容は当該ゴルフ場の土地や建物に係る信託受益権です。一般的にゴルフ場取得に使われるM&Aの手法とは、かなり異なります。そして運営に関してはPGMが行うのではなく、引き続き西武・プリンスホテルズワールドワイドが行います。

 表向きは何も変わらない様に思えると共に、PGMグループ会員の特典利用は一切出来ないのが、大きな特徴になっています。
 ところでGIC Private Limitedによるゴルフ場売却は単発的動きなのか、それとも連動して他の売却案件が浮上するのか、大変気になるところでは有ります。

PGAは北村晴男弁護士を2025年度会員外理事候補へ

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 公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)は2025年2月17日開催の定例理事会後の記者会見にて、北村晴男弁護士を会員外理事候補として承認された事を明らかにしました。

 当該案件は2025年度定時社員総会の議題として上程されますが、現時点で大きな反対意見も無い事から、スムースに決議されて行くものと思われます。北村弁護士を候補として選出した理由について明神会長は、下記の様に語っています。

北村先生とはご子息がプロゴルファーと言う事も有り、お付き合いも有ります。先生の様な知名度の高い方に加わって頂く事で、よりPGAの情報発信に役立てて行きたい。更には高い知見を組織繁栄へ向け、貸して頂きたいと考えています。と述べています。

 公益社団法人の場合、理事会とは民間会社で言うところの会社役員会と置き換えれば良いのだ思いますが、北村弁護士が加わる事でより質の高い組織体へ、上げて行く事が可能なのだと思われます。期待値が高まります。

小山ゴルフクラブが東京建物リゾートへ譲渡

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 栃木県の小山ゴルフクラブを経営する株式会社小山カントリー俱楽部は2025年4月1日より経営が、東京建物リゾート株式会社へ交代する事を2025年2月に入り公表しました。これは同年2月7日に開催された、同社の株主総会の決議を経てのものです。

 この総会開催に当たり事前に議事内容が、会員株主へ配布されていた為、総会当日は大きな混乱も無く閉会しています。この情報は、瞬時に地元を中心に知れ渡っており、あきらめと安堵そして期待と様々な感情が入り交じり、多くの関係者の中に流れています。

 当該ゴルフ場は春光グループによるもので、1959年11月に仮開場しています。名門クラブと言われながらも近年、会員権価格が上昇する事も無く、低空飛行している状態でした。これを裏付ける様に、第66期2023年12月末時点での売り上げは377,343千円、経常利益は11,338千円でした。

 2023年度の年間営業日数339日に対し、来場者数は20,635人です。一日平均約60人、約15組の来場者と言う計算が成り立ちます。あまりに少ない来場者数であり、日本では珍しい個人オーナーのプライベートクラブかと、見間違う程の光景です。従業員は17名に留まっており、売り上げの内容から多くの正規スタッフを、雇用出来ないのだと思われます。

 この様な中、2025年時点で12コースを運営する東京建物リゾートへは、大きな期待感が高まっており、望まれるのは活気のあるゴルフ場への大転換だと言えます。

2025年ジェネシス招待は様々な話題を提供し明日開幕

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 日本時間2月14日(金)からPGA TOUR第7戦目の、『ジェネシス招待』が開幕します。昨年2024年に松山選手が優勝した事は、いまだ昨日の如く記憶に新しいのですが、今年2025年大会は様々な話題を提供しています。

■ タイガー ウッズ棄権
  この大会はタイガーの財団が主催しているものの、タイガーは母親のクルティダさんが亡く
  なった事を2025年2月4日にインスタグラムで明らかにしており、同時に不参加を表明。

■ リビエラからトーリー パインズへ試合会場変更
  2025年1月7日に発生した山火事がカリフォルニアのロサンゼルスを襲い、甚大な被害をもた
  らしました。リビエラカントリークラブは同地区のパシフィック パリセーデスに位置する事
  から、1月24日にPGA TOURは開催コースをサンディエゴのトーリーパインズゴルフコース
  へ変更するとしました。

■ カリフォルニア復興支援
  ジェネシス大会はトーナメントで使用した100台の車両と、現金800万ドル(約12億円)を
  カリフォルニア復興の為に寄付します。

 大会連覇が期待される松山選手ですが、この大会へ出場出来る日本人選手は同選手のみになります。なおこの模様は「GOLF net work」や「U-NEXT」などで見る事が出来ます。

 南総カントリークラブ(千葉県市原市)の年会費が、比較的低く設定されていると話題になっています。
■ 正会員  22,000円(税込)
■ 平日会員 13,200円(税込)

 上記金額は2025年2月現在での内容ですが、この金額は2011年7月20日に会社更生手続きが認可決定確定し、新しくクラブが誕生して以降今日まで継続しています。ですから約14年に渡りこの金額を貫いているのですが、会員間に於いても賛否両論あるものの、現時点では現状維持派の声が通っている様です。

 なお当該クラブにはマイスター会員制度と言うものがあり、15年以上在籍した70歳以上の会員が、三親等以内の親族へ会員資格を譲った時、ご本人はマイスター会員として引き続き正規の会員同様の資格でクラブへ残る事が出来ます。

 当然競技会へも参加出ますが、こと年会費については、75歳の声を聞くと同時に免除になります。2025年2月現在マイスター会員は、約150名が在籍している様です。ところでご自分の会員資格を譲った3親等以内の親族が、当該クラブを退会した時、同時にマイスター会員も自動的に退会になります。

 2025年1月31日予定通り株式会社平和は、株式会社アコーディア・ゴルフの親会社であるPJC Investments株式会社の全株式を取得し子会社化しました。同日PJC Inv.社は株式会社アコーディア・ゴルフホールディングスへ商号変更すると共に、本店所在地を此れ迄の港区西新橋より、台東区東上野1-14-7へ変更しました。

 また代表取締役についても石井歓氏に代わり、パシフィックゴルフマネージメント株式会社(PGM)の非常勤取締役である三好康之氏が、同日就任しています。同氏は1984年4月に旧・株式会社住友銀行へ入社し、以降数社の企業役員を経て2017年4月に、平和及びPGMの特別顧問へ就任していました。

 この度の株式取得により平和は、321ゴルフ場を保有する事になりましたが、これは世界でも例を見ない規模と言えます。今回この買収を記念し、平和とPGMそしてアコーディア社が三位一体となり、2月28日から3月1日までの2日間、沖縄県の「PGMゴルフリゾート沖縄」にてチャリティゴルフを開催します。

 この大会は此れまで『HEIWA・PGMチャリティゴルフ』として開催されて来ていましたが、衣替えをし『PGM×ACCORDIA チャリティゴルフ』となります。現状目に見える変化は少ないものの、徐々に巨艦が足跡を残して行くのだと思われます。

 太平洋クラブはこの度、台湾のタイフォンゴルフクラブとレシプロカル契約を締結しました。これは単なる相互利用と言うものでは無く、それぞれの会員が会員としての待遇にて、それぞれのクラブで受け入れられるものです。

台豊ゴルフクラブ(TAIFONG GOLF CLUB)の概要は下記の通りです。
■ 所在地:彰化県大村郷福興村学府路77号
■ 開場年:1977年
■ 設計者:渡辺 弘
■ コース:18ホールズ_7,302ヤード_パー72
■ 連絡先:TEL 04-8521102 / FAX 04-8534313
■ W E B:https://www.taifonggolf.com.tw/

 当該クラブ2代目のオーナーである林伯實氏は、2001年に多額の資金を投入しコース改造を行っています。以降チャンピオンコースとして国際大会の会場にもなっており、更に新クラブハウスはポルトガルのアルヴァロ シザ氏によるもので、クラブの象徴とも言えるものになっています。

 なおグリーンの芝種は、ティフイーグルが使用されています。

 鶴舞カントリー倶楽部(千葉県)では2025年4月1日より、会員権の名義書換を再開します。これは2022年10月1日より正会員の補充募集開始に合わせ、既存会員権の名義書換を停止にしたのですが、2025年2月に入りほぼ完売の見込みとなった為に再開するものです。

 書換再開に合わせ料金の改定が、下記の様に行われます。

会員種別停止前料金再開後改定料金
正会員1,320,000円(税込)2,200,000円(税込)
平日会員660,000円(税込)1,100,000円(税込)
限定平日会員528,000円(税込)880,000円(税込)

 約2年半に及び行って来た会員の補充募集ですが、新規入会者は現会員から推薦されたと言う方が多く、いかに現会員が会員募集の大きな歯車となり、推進役を果たして来たかが分かります。そこには当倶楽部会員の自信と、倶楽部愛を垣間見る事が出来ます。

 ところで名義書換料は上記の様、大はばに改定されますので、再開時に於ける会員権の動向も気になるところです。なお入会条件は、これ迄通りとしています。