全国旅行支援を利用出来るPGMグループ3ゴルフ場

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 国は2022年10月11日より12月20日まで、「全国旅行支援」と名打った観光需要喚起策を行っています。この様な中、PGMグループのゴルフ場では、下記3コースが登録されており利用出来るとの事です。

1、仙台ヒルズゴルフ倶楽部(宮城県、TEL 022-278-0736)
2、三日月カントリークラブ(兵庫県、TEL 0790-79-3388)
3、別府ゴルフ倶楽部(大分県、TEL 0977-44-6002)

 三日月カントリークラブによれば、全国旅行支援及び地域限定クーポンを利用する場合、次の点に注意し利用して欲しいとしています。この支援を受けられるのは、宿泊・ラウンド当日に県の予算が確保されている場合に限定されており、例えば既に予算を使い切ってしまった時には、12月20日までであってもこの恩恵を享受出来ないとの事です。

 この事から予定日の直前に予算が、残っているか否か確認して欲しいとしています。ちなみに宿泊はマックス5,000円、ゴルフは1,000円の地域クーポンがついて来ます。支援を受けるにも、いささか微妙な兵庫県の内容です。

 ところですべての都道府県でこの様な手順を踏んでいる訳でも無く、予約日に予算を確保し実行すると言うケースも有ります。国が音頭を取っているとは言え、細かな内容は各都道府県の裁量にゆだねているのが現状です。

 一社)日本女子プロゴルフ協会(以下JLPGA)では、2022年11月24日(木)に開幕を迎えます『リコーカップ』にて、従来のアルミ製観戦スタンドに代え、木製スタンドを導入する事になりました。

 このスタンドは宮崎県産のスギ材を100%使用し、1番ホールと18番ホールそして練習場に設営されます。今回JLPGAが木製スタンド導入に至った理由は、同協会のSDGs推進プロジェクトの一環であり、2050年にカーボンニュートラル社会を実現すべく、活動している日本政府へ足並みを揃えるものです。

 今回JLPGAによるスギ材導入にあたり、2022年10月31日に宮崎県庁に於いて、「宮崎県産木材利用促進協定締結式」が行われ、宮崎県知事の河野俊嗣、(株)リコー・社長の山下良則、宮崎ゴルフ(株)・社長の菊池克賴、耳川広域森林組合長の平野浩二、JLPGA会長の小林浩美の5氏が出席し調印式を済ませました。

 JLPGAでは来年以降開催のトーナメントにて、開催地域の木材を使用し、観戦スタンドを設営して行く予定としています。なお今回使用します120立方メートルのスギ材では、CO2量を約70t削減出来る見込みとしています。日本全国を転戦するゴルフトーナメントに於いて、地域社会との協力と共生無くして、ツアーの繁栄も又無いのだと言えます。

蝉川泰果さんがプロ転向しJGTOメンバー入りへ

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< 提供:マイナビABCチャンピオンシップ大会事務局 >

 アマチュアとして輝かしい実績をひっさげ、2022年10月31日プロゴルファー・蝉川泰果(せみかわ たいが)が誕生しました。此れはこの日、蝉川さんが「プロ宣言」した事によるものです。蝉川さんは今年JGTOツアーで優勝した事により、ツアー5年シードと言う権利を保有していました。

 しかしながらこの権利を行使する為には、JGTOの規定により、アマ資格のままでは出来なかったのです。この様な理由から蝉川さんが「プロ宣言」、アマチュア資格を放棄した事により、JGTOによるツアーシード権が実行されると共に、JGTO会員としても登録される事に成りました。以降ツアーへは、プロゴルファーとして参戦する事になります。

 蝉川さんのプロ第1戦は、2022年11月3日に開幕する『マイナビABCチャンピオンシップ』になります。この試合へのエントリーは既に締め切られている事から、今回はシード権を行使してのものでは無く、主催者推薦と言う形になります。蝉川プロのコメントは、下記下線内になります。

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 ファンの皆様が、私のプレーをみて、喜んでいただける、そして楽しみにしてくれるよう、今
 まで以上に努力を重ね、がんばっていきます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

JGTO青木会長のコメントは下記の通りですが、長い為に一部省略しています。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 私も長い競技人生を過ごしてきましたが、アマチュアの選手がプロのトーナメントにおいて1
 シーズンに2回も優勝するというシーンに立ち会うとは思ってもいませんでした。・ ・ ・ 
 今後の更なる飛躍を期待しています。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ホウライ傘下2ゴルフ場は提携コースを拡大中

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 ホウライ株式会社が経営するホウライカントリー倶楽部と西那須野カントリー倶楽部の2コースは、下記3コースと業務提携中です。下記図の利用日はホウライ系列会員が、提携コースで利用出来る日です。

ゴルフ場名提携年利用日
フレンドシップカントリークラブ(茨城県)2018年全日
鎌ヶ谷カントリークラブ(千葉県)2020年火曜日~金曜日
武蔵の杜カントリークラブ(埼玉県)2022年全日

 ホウライ社では4年前より、業務提携コースを増やしており、2022年10月現在では上記首都圏3コースと、相互利用が出来ます。傘下の2ゴルフ場の合計会員数約1000名が、提携コースを安価に利用出来ますが、具体的には提携コースのビジター以下、会員以上の価格になります。スポット利用者としては、魅力的だと言えます。

 提携コースがホウライ2コースと競合エリアでは無い事から、また在籍会員約1000名の内、首都圏在住の方が多いという側面から、提携コース利用実績も多い様です。逆に提携コース側の参考例としてフレンドシップカントリークラブでは、ホウライ2コースを会員が年間100名ほど利用した実績もあるとの事。

 双方の受け入れ側としては、来場者の属性がはっきりしていて、安心感があるのが大きいとしています。ホウライ社では今後東北方面の競合しないエリアのゴルフ場で有れば、業務提携を検討して行きたいとしております。

ホノルルカントリークラブ経営交代

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 ホノルルカントリークラブ(ハワイ)の代表者でした滝富夫氏は、当該クラブの日本語版Webサイトにて、2022年9月1日経営交代した事を明らかにしました。文章が長い為、一部を抜粋し紹介させて頂きます。下線内が滝氏の挨拶文です。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さて、私がホノルルカントリーをお引き受けしてから早いもので19年が過ぎました、・ ・ ・
ところが、突然のコロナウィルスの大流行により世界情勢が一変いたしました。・ ・ ・ ・
昨今、ようやく落ち着きを取り戻しゴルフ場は通常通りオープンできる様になり ・ ・ ・
此処で軌道に戻ったホノルルカントリークラブを新しいオーナーに任せることにいたしました。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 この件に付き一季出版株式会社は2022年10月28日、新オーナーは韓国系の「JJKOO HAWAII,Inc」と報じていますが、それ以上の詳細は把握していないとの事でした。

 当該ゴルフ場関係者によれば、今回のオーナー交代は現地ゴルフ場の資産保有会社が売却されたので有り、日本に於ける株式会社ホノルルカントリークラブはプレー予約の受け付けや、ゴルフ会員権の名義書換業務を行つていて、対象外としています。権利関係が不明瞭で釈然としませんが、会員は当面プレーに支障はないとの事です。

 不安な面のみが浮き上がって来ますが、新たなオーナーは顔の見える経営者であって、尚且つ会員及び会員権の取り扱いについて、いち早く運営に変更はないとの、明瞭な指針を示して欲しいものです。

 2022年10月27日(木)大阪地裁・第12刑事部にて、グリーンキーパーとしてゴルフ場業界で名を馳せた、大江康彦(62)被告に対する初公判が開かれました。原告は株式会社クラシックです。

 この裁判は2021年12月8日クラシック社の告訴を受け、大江被告が今年2022年7月21日に大阪の四条畷署に逮捕されていました。そして8月8日検察側が、起訴した事による裁判です。容疑は詐欺です。

 検察側の説明によれば大江被告は、RSG社を経由し芝生活性剤をクラシック系列ゴルフ場へ納入したとして、クラシック社へ架空請求後、その金額を詐取したというものです。裁判を通じ被告側は証言を留保するとして、具体的な発言は次回以降となりました。

 元をただせば関西のクラシック系ゴルフ場で、支配人をしていた人物Aの不正から、芋づる式に今回の大江被告の不正が発覚したとの事ですが、元支配人Aと大江被告は北海道の小樽カントリー倶楽部で共に働いた同僚でした。

 今回この裁判を通じ大江被告の取引実態が明らかにされ、詐欺だったのか否か証明されるものと思われます。とは言え活性剤が実際散布されたのか否か、此れを証明する為の根拠をみいだすのは、大変ハードルが高い様にも思われます。

上総モナークCCではツーサムでのラウンドが可能

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 上総モナークカントリークラブ(千葉県)では、ツーサムでのラウンドが全日可能です。基本は会員1名と会員1名の2名、会員1名と会員が同伴したゲスト1名の2名、この2パターンになります。

 このツーサムラウンドは当該クラブの運営規約に明記されていないものの、正確な時期は不明の様ですが、現経営体制以前から長期に渡り運用されて来ており、単なる閑散期対策では無いとしています。裏を返せば繁忙期であっても、受け入れて頂けると言えます。

 このシステムに魅力を感じ入会して来る方も居て、実際現場スタッフの肌感覚では、徐々に増加してきていると感じています。ツーサムの場合、通常料金よりは若干フィーが上がってしまいますが、その点を問いただす様な会員の方は皆無です。又リクエストによっては、キャディを付ける事も可能との事。

 ツーサムラウンドは当該クラブによる「会員満足度を高めたい」、と言う方針の中から打ち出されて来た様ですが、同時に他クラブとの差別化に一役買っており、大きな特色になっています。ジャック ニクラウスにより設計されたコースとツーサムラウンドは、当該クラブの「ウリ」とも言える様です。

PGAはプロテストを継続へ定例理事会にて決議

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 公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)は、2022年10月24日開催の定例理事会にて、かねてより決定されていたプロテスト廃止を撤回し、継続して行く事を決議しました。

 此れまで関西方面のゴルフ場及び支配人会などを中心に、プロテスト継続の要望が強くPGAへ寄せられて来ていました。この背景にはプロテスト受験に向けた研修生制度などが、現ゴルフ場にとり有効に機能している中、廃止はシステム崩壊を招きかねないと共に、ゴルフ場のあり方を大きく変えてしまう危険性があると言うものです。

 2019年12月に決定され2023年度より実施するとしたプロテスト廃止方針ですが、周知徹底期間も短い事から、その実施は2年間の延長を経た2025年からと、2021年に入りPGAは修正していました。そして今回、廃止案そのものを、撤回する事にしたのです。

 かねてより受験者数の減少が問題視される中、その背景になっているプロテストの魅力半減、この様な状況を鑑み得られたPGAの結論は、プロテストの廃止でした。では今後プロテストを継続して行く上で、どの様な付加価値を付けたならば、魅力ある資格制度になって行くのか、この点がこの問題の一丁目一番地だと言えます。

 プロテストのあり方をめぐり吉村会長曰く、「合格者数を現在の50位タイより30名ほどへ絞る案も理事会で出た」との事ですが、単純な人数制限は拙速感も否めず、より熟考を望みたいものです。受験者の夢は自らの社会的地位向上よりも、かつてはツアーへの登竜門として、位置付けていたのでは無いでしょうか。

 継続するにしても今後どの様な魅力的案が、PGAより示されて来るのか大いに注目されます。現状改革無しに受験者数の増加は、見込めない様にも思われます。

2022年度日本オープン蝉川泰果さんが優勝

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 2022年度(第87回)日本オープンゴルフ選手権が、10月20日~23日までの4日間、兵庫県三木市の三甲ゴルフ倶楽部ジャパンコースにて開催され、東北福祉大学4年(21歳)のアマチュア・蝉川泰果(セミカワ タイガ)さんが優勝しました。

 蝉川さんは初日より最終日まで首位を走り続け、完全優勝を成し遂げた訳ですが、スコア的には4日間トータル10アンダーとし、2位の比嘉一貴選手に2打差を付け、首位を明け渡す事無く逃げ切ったのです。

 当該大会に於けるアマの優勝は、1927年(昭和2年)に開催された第1回大会にて、赤星六郎氏の優勝以来実に95年ぶりの快挙と成りました。蝉川さんの快挙は此ればかりで無く、今年9月に開催されたJGTOツアー『パナソニックオープンゴルフ』に於いても、アマとして優勝していました。

 さらに振り返れば今年6月、福岡県の福岡雷山ゴルフ倶楽部を舞台に開催された、JGTOの下部ツアーであるABEMAツアーの『ジャパンクリエイトチャレンジin福岡雷山2022』にて、そうそうたるプロを押しのけ蝉川さんは優勝していますので、厳密にはアマとして3勝している事になります。

 JGAの公式発表によれば身長175cm、ドライバーの平均飛距離300ヤードの蝉川さんですが、今後どの様な活躍を見せてくれるのか大いに楽しみです。

那須小川ゴルフクラブでは競技優勝者へ会員権贈呈

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 那須小川ゴルフクラブ(栃木県)では5年前より月一度、おおむね第3土曜日に「会員権争奪杯」競技を開催しています。参加者は50~60名ほどで、会員六割ゲスト四割と言うバランスです。

 優勝者及び当日賞受賞者には、当該クラブの正会員権が、贈呈されます。ゲストの方が優勝した場合は、月割りの年会費を支払う負担のみで正会員に成れ、一般的な名義書換とは異なりますので、名義書換料は不要です。既に会員の方が優勝した場合は、親族や友人へ贈呈し会員に成っているケースが多い様です。

 此れまでこの競技を通じ、約120人が会員に成られています。ちなみに当該クラブでは新規の会員募集も行っており、その販売価格は税込7万円です。一般的にこの価格の商品が、競技会賞品として贈呈されたとしても、アマチュア規定には抵触しないとの事です。

 様々なアイデアを駆使し、クラブを活性化させて行こうとする、当該クラブの自助努力の一端を垣間見た思いです。この様な努力の結果、アクティブ会員は約1,000名にも上る様です。なお「会員権争奪杯」で獲得した会員権は譲渡可能ですので、単なる年次会員とは異なります。