青梅ゴルフ倶楽部(東京都)を経営する株式会社青梅ゴルフ倶楽部では、第4次会員募集を2023年3月1日より行っています。
処分株式の種類 | 普通株式 |
処分株式の数 | 8,700株(上限14,700株) |
処分株式の払込金額 | 1株に付き2,000円 |
申込株数単位 | 300株(1口) |
処分先 | 原則会員縁故の入会希望者(全着順) |
申込期間 | 2023年3月1日~同年8月31日まで(予定) |
上記概要にて明らかな様に、募集金額は前回同様に60万円、募集口数は29口に成ります。此れは今期14,700株(49口)を販売するに当たり、取締役会承認を得られているものの、前回既に20口を完売している関係から、今回はその残りの29口に成ります。
ところで気になるのは、スタートから約2週間が過ぎた現在の状況ですが、募集は大変順調で残り口数は一桁台との事です。恐らくこの調子で有れば、3月内には完売出来るのでは無いでしょうか。当初の計画では8月31日まで予定していたのですが、此れを大幅に更新出来るものと思われます。
東京都下のゴルフ場の中では、ゴルファーへの訴求力が今一歩の感がありました当該クラブですが、徐々に認知度が高まって来ている様に思われます。
2023年3月9日(木)東京六本木の国際文化会館にて、日本ゴルフコース設計者協会と日本ゴルフ場経営者協会による「コース改造セミナー」が、開催されました。
会場は満席にて参加者95名、その多さに急遽会場内のレイアウトを変更したほどですが、参加者で特に目立ったのはゴルフ場現経営者の後継者の姿でした。親世代では成し得なかった様々な課題につて、後継者が真剣に取り組む姿勢が顕著に表れており、時間を過ぎてもパネラーへ矢継ぎ早に質問をしていました。
パネラーの話を総合しますと、「設計家は造り上げた当初の完成度を70%ほどと感じており、時代の変化と共にコース改造は必要である。改造に当たっては、オーナーと設計家そしてクラブ代表者などで構成する特別委員会を設け、改造がスムースに進行させていく必要がある。」などの話が聞けたと思います。
更に会場を沸かせたのは、川田太三、佐藤謙太郎、杉本昌治各氏による既存コースの評価でした。何故日本に於ける外国人設計家のコースは、難しくなるのかと言う問題について、「ゴルフ場オーナーがより難易度の高いコースを求めたがる」傾向からだとの裏話には、場内から多くの笑い声が聞こえました。
コロナ禍と言う事も有り、此れ迄この様な盛り上がった催しをなし得なかった事から、此れ迄の失われた時間を取り戻すような、活発なセミナーだったと言えます。
東京地裁
2023年3月8日東京地裁に於いて、ゴルフスタジアム被害者を被告とし株式会社クレディセゾンを原告とした「リース料等請求事件」の判決が、中俣千珠裁判長により下されました。結果は西村弁護団長曰く、被告側の全敗と成りました。
中俣裁判長による判決文朗読にて判り得た内容は、「原告側に相当の理由が有り、被告側に相当の理由が見当たらない」との事でした。この判決に被告側は、落胆の色を隠せないものが有りました。原告側代理人弁護士の出席は皆無の中、出席した被告側弁護士4名は、控訴へ向け準備して行く事を告げています。
次なる戦いの場は高裁へと移る訳ですが、この度の判決文を速読した弁護士による次の解説は、被告側を勇気づけるものと成りました。弁護士曰く「裁判長はゴルフスタジアム社による被告たちへの、執拗な勧誘に対し理解を示すものの、現在の法律をもってして、救済出来るものが見当たらない」と理解した、と述べたのです。
この度の判決が、高裁でどの様に活かされて来るのか、大変気になるところです。西村弁護団長によれば、通常高裁は1~2回の開催で結審するケースが多い事から、高裁に於ける論理だてと書面準備をしっかりとし、公判を維持しながらしっかりと主張して行きたいとしたのです。
一社)日本ゴルフ場経営者協会と公益社団法人日本パブリックゴルフ協会は連名にて、新型コロナ感染防止ガイドライン9版を、3月に入り加盟企業や団体へ発出しました。
此れは政府の基本的対処方針が3月13日及び5月8日から、大きく変更される事に伴う措置で有り、その基本的な考え方を徹底させたいと言う2団体の主旨からです。マスクは此れ迄も郊外の非密集地では、着ける必要が無い事を厚労省は盛んにPRして来ました。
そして此れが3月13日をもって全くの自由となるのですが、日本では花粉アレルギーのプレーヤーが多い事から、3月下旬まではマスクを手放せない方が多く居られる事と思います。この事から一般的社会風景は、此れ迄と大きな違いを見出せないものと思われます。
2020年1月から2023年5月迄の足掛け4年間、コロナ感染状況や感染症に苦しみ、そして多くの事を日本人は学びました。2020年2月に厚労省から発出されたコロナ分類は、2類でしたが同時に「しかしながら1類相当の対応を求む」との厳しいものでした。1類とはペストやエボラなど、感染した場合ほぼ七割の確率で死亡すると言われているものと、同様の対応を求められたのです。
新型コロナが未知の領域のもので有るが故に、当初はこの様な対応に違和感は少なかったものの、時間の経過と共に人々は様々な経験から多くの事を学び、新たな在り方を模索しはじめて居ました。そして今年5月に新型コロナの分類が、2類から5類へ変更される為、社会が大きく変わろうとしています。実質的には今月中旬より、新たな日常を取り戻せる様に成るのです。
この動きに合わせゴルフ場に於いても、新たな対応が求められてくると思われます。スポーツは健康でなければ取り組めない訳ですから、手洗いやうがいを励行し、楽しくゴルフに取り組める、仲間と喜怒哀楽を共有し生きている事の喜びを感じられる、その様な新たなフェーズへ期待したいものです。
公益社団法人 日本プロゴルフ協会(以下PGA)は2023年3月6日に臨時理事会を開催し、「公式ホームページ制作ベンダー選定の件」を協議し、Webサイトのリニューアルへ向け、新たなベンダーを選定しました。
この案件は前倉本会長時代より製作に当たっては混迷を深めており、新Webサイトへの期待度は、会員及び会員外に於いても大きなものが有ります。3月6日時点では選定ベンダーとの契約未了状態にて、ベンダー名を公表出来ないとしております。
臨時理事会終了後の記者会見にて吉村会長曰く、「現在のWebは会員にとっても扱い辛いが、その点を改善して行きたい」と抱負を述べています。PGA会員と組織を繋ぐ身近なものが、Webサイトであるならば、その機能を充実させていく事は、組織発展へ向けた第1歩とも言えます。
以前倉本会長が取り入れようとしていた金銭の決済機能が、今回採用されるのか注目されますが、間もなく詳細が明らかに成るものと思われます。
鎌ヶ谷カントリークラブ
鎌ヶ谷カントリークラブ(千葉県)では、クラブバスによる送迎便が豊富です。着替えだけを持ってのいわゆる「手ぶらゴルフ」には、うってつけでは無いでしょうか。具体的な各駅からのクラブバス出発時間は、下記の通りですが、此れは2023年3月時点での情報です。ダイヤ改正と共に、将来変更される可能性があります。
★JR西船橋駅発(全日) ★東武・鎌ヶ谷駅発(全日) ★新京成・北初富駅発
■ 06:50 ■ 07:00 ■ 07:10
■ 08:20 ■ 07:30 ■ 07:40
■ 08:00 ■ 08:10
■ 08:30 ■ 08:40
■ 09:00 ■ 09:10
JR西船橋駅からの所要時間が一番かかり、平日約30分平日約20分です。東武・鎌ヶ谷駅からは全日約15分ほどです。約5分と一番最短なのは新京成・北初富駅からですが、電車下車後のクラブバス待機所が分りずらい為、この点が要注意では無いでしょうか。
東京都心から電車を利用し、1時間と少しでクラブハウスへ到着するのは、大変魅力的だと言えます。
提供:三菱ガス化学
三菱ガス化学株式会社(社長:藤井政志)は2023年3月1日、女子プロゴルファーの尾関彩美悠(おぜき あみゆ)選手と、スポンサー契約を締結した事を明らかにしました。今後益々の活躍が期待される同選手を応援する事で、同社は社会の発展と調和に貢献して行きたいとしています。
尾関選手の足跡は、下記の通りです。
■ 2021年 日本女子アマチュアゴルフ選手権・優勝
■ 2021年 JLPGAのプロテストをトップ合格
■ 2022年 「第53回住友生命Vitaliyレディス 東海クラシック」・優勝
尾関選手のコメントは、下記の通りです。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
限りない挑戦を続けている三菱ガス化学様のように、私も日本を代表する選手になれるよう挑戦し続けて行きたいと思います。
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長野県の小海リエックス・カントリークラブは2023年2月1日、同クラブ名称を下記の通り変更しました。
旧 | 小海リエックス・カントリークラブ |
新 | シャトレーゼカントリークラブ小海 |
シャトレーゼグループでは傘下に19コースを抱えており、その内シャトレーゼを冠したコースは6コースです。当然シャトレーゼグループが買収時には、この6コースとも別の名称だった訳です。当該クラブによれば、名称変更はグループのテーマでもあり、今回グループ間の一体感を強調すべく、変更に至ったとの事です。
シャトレーゼグループではいずれ全てのコースで、名称変更が行われて行くのだと思われます。
PGMマリアゴルフリンクス(千葉県)では2023年3月1日より、会員権の名義書換を再開します。料金などの概要は、下記の通りです。
会員種別 | 書換手続 | 料金(税込) |
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正会員 | 一般譲渡 | 1,100,000円 |
正会員 | 相続継承 | 110,000円 |
正会員 | 3親等内親族譲渡 | 110,000円 |
平日会員 | 一般譲渡 | 550,000円 |
平日会員 | 相続継承 | 55,000円 |
平日会員 | 3親等内親族譲渡 | 55,000円 |
当該クラブに於ける会員権の名義書換は、2022年1月1日より停止になっておりましたが、この措置は2021年11月1日より、220万円(税込)にて正会員の会員募集が、開始された事に伴うものでした。
2023年2月末にて募集口数100口が完売、申込ベースでは1月末にて終了していた事から、市場での流通を再開する訳ですが、会員権価格が100万円ほどの値付けが出来たならば、前回の募集金額に対する入会者の失望感は無いと思われます。果たしてどの様な相場展開をするものなのか、期待値が膨らみます。
イ・ボミ選手が2023年シーズンをもってJLPGAツアーから引退すると、所属先の延田グループが広報を通じ、2023年2月27日明らかにしました。
同選手がJLPGAツアーへ参戦したのは2011年からですので、12年目での引退と成りますが、振り返れば2015年と2016年には連続して賞金女王に輝いています。同選手は参戦の翌年以降6年間に渡り、第一線で活躍し常に優勝争いを演じて来ましたので、その強さが目立ちました。
しかしながら同選手の特徴は強さばかりでは無く、ファンサービスが他を圧倒しており、日本のゴルフファンを鷲づかみにし離さなかった点では無いでしょうか。プロゴルファーとはどの様にあるべきか、その基本中の基本を、お手本の如く示したのが際立っていました。
同選手は試合会場へ応援に来てくれるファンの顔と名前を憶えており、「〇〇さん、今日も来てくれたんですね」と声をかける、この何気ない一言がファンの心に響いたのです。同選手にとっては特別な事では無く、極自然な挨拶だったのかも知れませんが。
1980年代韓国や台湾出身選手への、日本の試合会場に於ける日本人観戦者からの差別発言、或いは蔑視的対応が、近年影を潜めつつ有ったものの、それは完全に払拭された訳では無く、声にし辛い状況だった訳ですが、同選手の心温まる対応は、試合を通じ海外の選手をより身近にさせたと言えます。
同選手を語る時、此の点を決して見失っては、いけないのだと思います。最大の功績でした。