東京地裁

 2023年3月8日東京地裁に於いて、ゴルフスタジアム被害者を被告とし株式会社クレディセゾンを原告とした「リース料等請求事件」の判決が、中俣千珠裁判長により下されました。結果は西村弁護団長曰く、被告側の全敗と成りました。

 中俣裁判長による判決文朗読にて判り得た内容は、「原告側に相当の理由が有り、被告側に相当の理由が見当たらない」との事でした。この判決に被告側は、落胆の色を隠せないものが有りました。原告側代理人弁護士の出席は皆無の中、出席した被告側弁護士4名は、控訴へ向け準備して行く事を告げています。

 次なる戦いの場は高裁へと移る訳ですが、この度の判決文を速読した弁護士による次の解説は、被告側を勇気づけるものと成りました。弁護士曰く「裁判長はゴルフスタジアム社による被告たちへの、執拗な勧誘に対し理解を示すものの、現在の法律をもってして、救済出来るものが見当たらない」と理解した、と述べたのです。

 この度の判決が、高裁でどの様に活かされて来るのか、大変気になるところです。西村弁護団長によれば、通常高裁は1~2回の開催で結審するケースが多い事から、高裁に於ける論理だてと書面準備をしっかりとし、公判を維持しながらしっかりと主張して行きたいとしたのです。

ゴルフ場に於けるコロナ対策は新たなフェーズへ

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 一社)日本ゴルフ場経営者協会と公益社団法人日本パブリックゴルフ協会は連名にて、新型コロナ感染防止ガイドライン9版を、3月に入り加盟企業や団体へ発出しました。

 此れは政府の基本的対処方針が3月13日及び5月8日から、大きく変更される事に伴う措置で有り、その基本的な考え方を徹底させたいと言う2団体の主旨からです。マスクは此れ迄も郊外の非密集地では、着ける必要が無い事を厚労省は盛んにPRして来ました。

 そして此れが3月13日をもって全くの自由となるのですが、日本では花粉アレルギーのプレーヤーが多い事から、3月下旬まではマスクを手放せない方が多く居られる事と思います。この事から一般的社会風景は、此れ迄と大きな違いを見出せないものと思われます。

 2020年1月から2023年5月迄の足掛け4年間、コロナ感染状況や感染症に苦しみ、そして多くの事を日本人は学びました。2020年2月に厚労省から発出されたコロナ分類は、2類でしたが同時に「しかしながら1類相当の対応を求む」との厳しいものでした。1類とはペストやエボラなど、感染した場合ほぼ七割の確率で死亡すると言われているものと、同様の対応を求められたのです。

 新型コロナが未知の領域のもので有るが故に、当初はこの様な対応に違和感は少なかったものの、時間の経過と共に人々は様々な経験から多くの事を学び、新たな在り方を模索しはじめて居ました。そして今年5月に新型コロナの分類が、2類から5類へ変更される為、社会が大きく変わろうとしています。実質的には今月中旬より、新たな日常を取り戻せる様に成るのです。

 この動きに合わせゴルフ場に於いても、新たな対応が求められてくると思われます。スポーツは健康でなければ取り組めない訳ですから、手洗いやうがいを励行し、楽しくゴルフに取り組める、仲間と喜怒哀楽を共有し生きている事の喜びを感じられる、その様な新たなフェーズへ期待したいものです。

PGAがWebサイトのリニューアルへ向けベンダーを決定

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 公益社団法人 日本プロゴルフ協会(以下PGA)は2023年3月6日に臨時理事会を開催し、「公式ホームページ制作ベンダー選定の件」を協議し、Webサイトのリニューアルへ向け、新たなベンダーを選定しました。

 この案件は前倉本会長時代より製作に当たっては混迷を深めており、新Webサイトへの期待度は、会員及び会員外に於いても大きなものが有ります。3月6日時点では選定ベンダーとの契約未了状態にて、ベンダー名を公表出来ないとしております。

 臨時理事会終了後の記者会見にて吉村会長曰く、「現在のWebは会員にとっても扱い辛いが、その点を改善して行きたい」と抱負を述べています。PGA会員と組織を繋ぐ身近なものが、Webサイトであるならば、その機能を充実させていく事は、組織発展へ向けた第1歩とも言えます。

 以前倉本会長が取り入れようとしていた金銭の決済機能が、今回採用されるのか注目されますが、間もなく詳細が明らかに成るものと思われます。

鎌ヶ谷カントリークラブはバス便が豊富

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鎌ヶ谷カントリークラブ

 鎌ヶ谷カントリークラブ(千葉県)では、クラブバスによる送迎便が豊富です。着替えだけを持ってのいわゆる「手ぶらゴルフ」には、うってつけでは無いでしょうか。具体的な各駅からのクラブバス出発時間は、下記の通りですが、此れは2023年3月時点での情報です。ダイヤ改正と共に、将来変更される可能性があります。

★JR西船橋駅発(全日)  ★東武・鎌ヶ谷駅発(全日)  ★新京成・北初富駅発
 ■ 06:50         ■ 07:00           ■ 07:10
 ■ 08:20         ■ 07:30           ■ 07:40
              ■ 08:00           ■ 08:10
              ■ 08:30           ■ 08:40
              ■ 09:00           ■ 09:10

 JR西船橋駅からの所要時間が一番かかり、平日約30分平日約20分です。東武・鎌ヶ谷駅からは全日約15分ほどです。約5分と一番最短なのは新京成・北初富駅からですが、電車下車後のクラブバス待機所が分りずらい為、この点が要注意では無いでしょうか。

 東京都心から電車を利用し、1時間と少しでクラブハウスへ到着するのは、大変魅力的だと言えます。

三菱ガス化学が尾関彩美悠選手とスポンサー契約

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提供:三菱ガス化学

 三菱ガス化学株式会社(社長:藤井政志)は2023年3月1日、女子プロゴルファーの尾関彩美悠(おぜき あみゆ)選手と、スポンサー契約を締結した事を明らかにしました。今後益々の活躍が期待される同選手を応援する事で、同社は社会の発展と調和に貢献して行きたいとしています。

 尾関選手の足跡は、下記の通りです。
■ 2021年 日本女子アマチュアゴルフ選手権・優勝
■ 2021年 JLPGAのプロテストをトップ合格
■ 2022年 「第53回住友生命Vitaliyレディス 東海クラシック」・優勝

 尾関選手のコメントは、下記の通りです。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
限りない挑戦を続けている三菱ガス化学様のように、私も日本を代表する選手になれるよう挑戦し続けて行きたいと思います。
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 長野県の小海リエックス・カントリークラブは2023年2月1日、同クラブ名称を下記の通り変更しました。

小海リエックス・カントリークラブ
シャトレーゼカントリークラブ小海

 シャトレーゼグループでは傘下に19コースを抱えており、その内シャトレーゼを冠したコースは6コースです。当然シャトレーゼグループが買収時には、この6コースとも別の名称だった訳です。当該クラブによれば、名称変更はグループのテーマでもあり、今回グループ間の一体感を強調すべく、変更に至ったとの事です。

 シャトレーゼグループではいずれ全てのコースで、名称変更が行われて行くのだと思われます。

 PGMマリアゴルフリンクス(千葉県)では2023年3月1日より、会員権の名義書換を再開します。料金などの概要は、下記の通りです。

会員種別書換手続料金(税込)
正会員一般譲渡1,100,000円
正会員相続継承110,000円
正会員3親等内親族譲渡110,000円
平日会員一般譲渡550,000円
平日会員相続継承55,000円
平日会員3親等内親族譲渡55,000円

 当該クラブに於ける会員権の名義書換は、2022年1月1日より停止になっておりましたが、この措置は2021年11月1日より、220万円(税込)にて正会員の会員募集が、開始された事に伴うものでした。

 2023年2月末にて募集口数100口が完売、申込ベースでは1月末にて終了していた事から、市場での流通を再開する訳ですが、会員権価格が100万円ほどの値付けが出来たならば、前回の募集金額に対する入会者の失望感は無いと思われます。果たしてどの様な相場展開をするものなのか、期待値が膨らみます。

 イ・ボミ選手が2023年シーズンをもってJLPGAツアーから引退すると、所属先の延田グループが広報を通じ、2023年2月27日明らかにしました。

 同選手がJLPGAツアーへ参戦したのは2011年からですので、12年目での引退と成りますが、振り返れば2015年と2016年には連続して賞金女王に輝いています。同選手は参戦の翌年以降6年間に渡り、第一線で活躍し常に優勝争いを演じて来ましたので、その強さが目立ちました。

 しかしながら同選手の特徴は強さばかりでは無く、ファンサービスが他を圧倒しており、日本のゴルフファンを鷲づかみにし離さなかった点では無いでしょうか。プロゴルファーとはどの様にあるべきか、その基本中の基本を、お手本の如く示したのが際立っていました。

 同選手は試合会場へ応援に来てくれるファンの顔と名前を憶えており、「〇〇さん、今日も来てくれたんですね」と声をかける、この何気ない一言がファンの心に響いたのです。同選手にとっては特別な事では無く、極自然な挨拶だったのかも知れませんが。

 1980年代韓国や台湾出身選手への、日本の試合会場に於ける日本人観戦者からの差別発言、或いは蔑視的対応が、近年影を潜めつつ有ったものの、それは完全に払拭された訳では無く、声にし辛い状況だった訳ですが、同選手の心温まる対応は、試合を通じ海外の選手をより身近にさせたと言えます。

 同選手を語る時、此の点を決して見失っては、いけないのだと思います。最大の功績でした。

PGM武蔵GCでは2023年3月1日より名義書換を再開

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 PGM武蔵ゴルフクラブ(埼玉県)では、会員権の名義書換を2022年10月1日より停止にして来ましたが、2023年3月1日より再開する事になりました。

 名義書換料の概要は、下記の通りです。
■ 正会員        1,650,000円(1,500,000円+消費税)
■ 個人会員の相続継承   275,000円(250,000円+消費税)
■ 個人会員の3親等内譲渡  275,000円(250,000円+消費税)

 此れ迄5ヶ月間におよび会員権の名義書換を停止にして来たのは、昨年の6月より正会員募集を行って来たからなのですが、この募集口数50口が2023年2月初旬に完売した事から、会員権市場での流通を再開させる事になったのです。

 現会員数は2023年2月下旬で、691名に達しました。

「第57回ジャパンゴルフフェア2023」は3月10日から

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 「第57回ジャパンゴルフフェア2023」が、3月10日(金)より12日(日)までの3日間、パシフィコ横浜にて開催されます。時間は午前10時から夕方6時までです。

 今年もまた学生や未成年者を除き、有料となります。前売り券1,000円、当日入場券1,500円、通し券2,000円ですが、来場者には会場内と有賀園ゴルフ及び二木ゴルフで利用出来るクーポン券が、もれなく配布されます。

 一社)日本ゴルフ用品協会(会長:川松英明)主催によるアジア最大のゴルフフェアですが、今年は開場をフルスペースで利用し行われます。毎回訪れて分る事は、如何にゴルフ業界が幅広いか、そして裾野が広大かが、いやと言う程思い知らされます。

 土曜日と日曜日も開催されていますので、ゴルフにご興味のある方、そしてまだ一度もこのフェアを見た事の無い方は、是非一度ご覧になられる事をすすめたいと思います。ゴルフギアやアパレルなどなど、釘付けになったら3日間でも回り切れないかも知れません。

 詳しくは次のサイトから、ご確認下さい。https://www.japangolffair.com/