大間々カントリー倶楽部は5月末再生計画案を発表

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 群馬県の大間々カントリー倶楽部を経営する株式会社大間々カントリー倶楽部(群馬県みどり市_代表取締役・山本修裕)は、2017年5月末から6月初旬にかけて再生計画案を会員債権者などへ明らかにしました。

 515名の再生債権者に対する債権額総額は、約55億9,000万円となります。この中で退会を希望する会員へは、預託金額の1%を年1回支払いで10年間かけて弁済するとしております。また引き続き当該倶楽部の会員としての資格を希望する方へは、現在の預託金額の1%を10年間据え置きの新預託金とする事で可能だとしております。

 上記弁済率を鑑みた場合、約55億9,000万円の債権額が、1%の約5,590万円へ圧縮されます。例えば半数の会員が退会を希望したならば、その再生債権額は2,795万円になります。この金額を10年で分割するならば、1年間の支払額は2,795,000円です。更にこの数字は月間約23万円を、この支払に当てる事で成立するのです。

 今回出来るだけ退会者を出さない事が、今後当該ゴルフ場を経営して行く経営陣にとって最適であり、資金負担が軽減される事になります。そしてこの計画案がまとまった後には、集客を重点的に強化する事で、負の遺産と決別する事が出来ると言えます。この度の再生計画案に対する賛否を問う債権者集会は、2017年7月12日に予定されております。

 ここまではゴルフ場の経営会社再建という観点から見てきた訳ですが、約500名の原始会員にとっては、入会時に支払った大金が1%になってしまうという悲劇に見舞われた事でもあり、なんともいたたまれない気持ちで、7月12日を迎えなければならない事になります。

 島根県の松江カントリークラブは1961年10月の開場ですから、約50年以上の歴史を有するゴルフ場でしたが、2017年5月30日の営業をもって幕を下ろす事になりました。これは1年未満当該ゴルフ場を暫定的に運営してきた株式会社ケイ・エム(群馬県高崎市_代表取締役・森本キミ)が、2017年4月30日明らかにしていたものでした。

 当該ゴルフ場を経営しておりました株式会社松江カントリー倶楽部(松江市薦津町875_代表取締役・長谷川渥子)は、昨年2016年6月30日松江地裁へ自己破産申請したのですが、その後当該土地の大半を所有しております株式会社ケイ・エムコーポレーション(群馬県高崎市_代表取締役・森本キミ)の関連会社である株式会社ケイ・エムにより、今日まで運営されて来ていたのです。

 株式会社松江カントリー倶楽部の破産管財人である吾郷計宣弁護士は、破産申請直前に株式会社ケイ・エムコーポレーションによる当該ゴルフ場用地取得価額が不当に安かったと指摘しており、今後の成り行き次第では否認権の行使もあり得る事を示唆しております。当該ゴルフ場管轄行政機関によれば、当該土地の評価額は3億数千万円が適当だとしております。

 当該土地活用に付いては現在様々な案件が持ち込まれている様ですが、破産管財人としてはゴルフ場としての再生が望ましと考えていると共に、多くの会員もそれを希望している様です。当該ゴルフ場は松江市中心部へ約10分の至近距離にあり、また周辺は民家が林立している環境です。この好条件を活かしたゴルフ場の再生は、有り得ないものでしょうか。

 茨城県の石岡ゴルフ倶楽部ウエストコースでは、2017年6月1日より2018年3月末日までの10ヶ月間の期間限定にて、会員権の名義書換料を減額して受け付けるキャンペーンを開始しております。その概略は、下記の通りです。

  • 40万円(税別)⇒20万円(税別)正会員
  • 10万円(税別)⇒10万円(税別)同一法人内記名者変更手続き

 尚、親族間譲渡に関しましては5万円(税別)にて手続きが出来ますが、これは名義変更料と言う意味合いよりは、事務手数料と言う位置づけになります。またキャンペーン期間中であっても、新グランドステータス制度の利用は可能との事です。

 株式会社ザナショナルカントリー倶楽部は2017年4月25日、東京地裁より民事再生手続終結決定を受けました。2014年6月18日5コースを経営する3法人が、一斉に東京地裁へ民事再生法の適用を申請しました。それから約3年が経過した今日、晴れて通常の法人となったのですが、これは監督委員による監督・指導なく日常業務を遂行出来る事でもあります。

 3法人は再生手続きの過程で合併し、株式会社ザナショナルカントリー倶楽部となりました。当該法人は千葉県と埼玉県更には静岡県にそれぞれ1コース所有しておりましたが、昨年2016年12月には静岡県のゴルフ場を切り離す事が出来、現在では2コースのみとなっております。

 3社合併は利益の出ている千葉県のコースと、赤字体質の静岡県のコースを一緒にする事で、節税効果を目論見としたものでした。そして静岡県のコースを手放した今日、当該法人には大きな不安定要素が無くなったと言えます。今後は企業の収益性を高める為にも、様々な対策が講じられて来るものと思われますが、減少した会員数を補う募集などは、当座考えられる1案と言えるのでは無いでしょうか。

 今後どの様な動きを見せるのか、(株)ザナショナルカントリー倶楽部の動向から目が離せません。

logo_tate20170602_tact-top.jpg PGMホールディングス株式会社(以下PGMH)は2017年6月1日より、福岡県飯塚市の福岡レイクサイドカントリークラブを取得し、連結対象子会社であるパシフィックゴルフマネージメント株式会社が運営にあたる事を、同日広報を通じて明らかにしました。

 当該ゴルフ場はこの度の経営会社交代が3度目となります。当初の経営会社である株式会社福岡レイクサイドは、2002年6月25日約75億円の負債を抱えて、福岡地裁へ民事再生法の適用を申請しました。

 民事再生手続き中に同経営会社は、同ゴルフ場を韓国系の福岡国際リゾート株式会社(長崎県西彼杵郡琴海町_代表取締役・熊谷長一郎)へ、2004年12月16日に9億6,000万円で譲渡したのです。これが2度目になり、そしてこの度のPGMグループが3度目と言う事になります。

 PGMグループは2016年11月29日に、福岡国際リゾート株式会社より会社分割にて新設され、また当該ゴルフ場事業を承継した福岡飯塚ゴルフ株式会社(福岡県飯塚市椋本_代表取締役・濱正廣)の全株式を、福岡国際リゾート株式会社より譲り受ける契約を締結しました。そしてその実行日が、6月1日だったのです。

 この度当該ゴルフ場がPGMグループ入りした事で、同グループの保有ゴルフ場は134、運営受託2、リース運営1と言う体制になりました。特に福岡県では8コースを保有しており、その内訳は会員制7にパブリック1です。度重なる経営交代に対し戸惑う会員も少なく無いと思われるものの、当該クラブ会員にとってPGMグループの様々な特典を活用する事で、ある意味利便性が増したとも言えなくも有りません。

 プロゴルファーのタイガー ウッズ選手が、現地時間2017年5月29日未明にアメリカ・フロリダ州で車を運転中、地元警察により「違法運転」の疑いで逮捕されました。その数時間後に同選手は保釈金無しで保釈されたのですが、逮捕時は飲酒運転か或いは薬物による影響を疑われておりました。本人曰く「アルコールは摂取していない」としており、翌30日に明らかにされた検査結果は、それを裏付けるものとなりました。

 日本における同選手逮捕の一報は、5月30日多くのメディアが報じました。その報道と共に添付された同選手の顔写真は、これまでゴルフを通じて報道されてきたものとは全く別人の様でした。筋肉が弛緩し眠気からさめきらない人の様で、犯罪者の指名手配ポスターだと言われても、疑う人が少ないだろうと思われる様なものでした。

 この度の事件の要因に関して同選手は、「処方された複数の薬を服用したが、予想もしなかった強い副作用が出てしまった」、としております。

 同選手は膝や腰の故障に苦しんでおり、2008年4月の左ひざ手術から始まり2014年3月と2015年9月、更には2017年4月の4度に渡り体にメスを入れており、今まさにリハビリ中でした。この事から現在でも薬の服用を継続している事は、納得出来る話であるものの、この度の逮捕劇はあまりにも同選手の軽率さが、前面に出てしまった様に思われてなりません。

 白い歯と笑顔そして試合におけるアグレッシブさは同選手の持ち味だったと思いますが、怪我を克服しもう一度ツアーの最前線へ踊り出てくる事を、見たいと思うゴルフファンが多い事も忘れてしまっては困ると言わざるを得ません。アスリートの鏡と成れるのか、世界が注目しております。この様な事で立ち止まっている暇は、無いのでは無いでしょうか。

PGA新規シニア後援競技開催

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PGA2016.png 公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)は、2017年5月29日定例理事会において、今年7月に新規後援競技が開催される事を明らかにしました。昨年の「熊本地震」からの復興・支援を目的とした大会で、その名も『復興応援!!熊本・阿蘇シニアオープンゴルフトーナメント』です。

 熊本県阿蘇市のコスギリゾート阿蘇ハイランドゴルフコースを舞台に、プロ36名とアマチュア108名の合計144名にて行われるトーナメントで、賞金総額は1,000万円優勝賞金140万円となっております。この賞金額から10%が、支援金として寄付されます。開催日は初日が7月29日(土)、2日目が7月30日(日)の2日間です。

 主催は当該トーナメント開催の為に組織された熊本・阿蘇シニアオープンゴルフ実行委員会です。特別協賛は株式会社コスギ不動産と株式会社ふくおかフィナンシャルグループ更には株式会社熊本銀行の3社です。

 この度のトーナメントには108名のアマチュア選手が参加しますが、この人選は6月30日に開催される予選会にて決められるとの事です。この予選会への出場締め切りは6月15日を予定しており、多くのアマチュアゴルファーの応募・挑戦をお願いしたいと、開催コース関係者は語っております。エントリーフィは16,200円です。

 当該トーナメントはこの度PGAの後援競技と言う位置づけですが、将来的にはPGAシニアツアーへの昇格も視野に入っているとの事です。

 茨城県のフレンドシップカントリークラブでは、2017年6月1日より補充会員の募集を開始します。この為既存の会員権に付いては、名義書換を同日より停止にする予定との事です。募集する会員権の呼称は「特別法人会員」ですが、その内容は2種類の形態から成り立っております。1つは2名が利用できる無記名法人会員権であり、もう1つは記名式で2名が利用出来る会員権です。その募集概要は、下記の通りです。

  • 募集会員 特別法人会員(無記名式2名利用
  • 募集金額 280万円(全額入会金)+消費税
  • 募集口数 50口(無記名50口と記名50口を基本にするも100口に達した段階で終了)
  • 会員資格 譲渡可
  • 募集期間 2017年6月1日より定員に達する迄
  • 募集会員 特別法人会員(記名式2名利用
  • 募集金額 200万円(全額入会金)+消費税
  • 募集口数 50口(無記名50口と記名50口を基本にするも100口に達した段階で終了)
  • 会員資格 譲渡可
  • 募集期間 2017年6月1日より定員に達する迄

 当該クラブでは会員の退会による預託金の償還に応じて来ており、約200口について手続きを済ませて来た様ですが、同時に会員数が減少した事も事実であり、この減少分を補う為にこの度募集を行うとしております。今年は当該ゴルフ場が開場して55周年を迎え、そして今年2017年2月26日に圏央道・坂東ICが開通し、交通アクセスが飛躍的に改善した事も背中を押した要因だとしております。

 尚、当該クラブでは栃木県のホウライカントリー倶楽部及び西那須野カントリー倶楽部との間で、両会員が相互利用出来る業務提携をしており、会員は特別料金にてラウンド出来るとの事です。

プロゴルファー_宮里藍選手による引退表明

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 プロゴルファー_宮里藍選手は2017年5月29日午後より、都内のホテルにてアメリカ及び日本のツアーから引退する事を、本人の言葉で直接説明がありました。これに先立つ事5月26日には、宮里選手が所属するマネジメント事務所より、メディア関係者へ引退の第一報が届けられておりました。

 本日はテレビや新聞などメディア側から代表質問を受けて、同選手がそれに答える形となりました。多くの報道陣やゴルフ関係者並びにゴルフファンは、「何故31歳の若さで引退するのか」この点が最大の関心事だったと言えます。この点に関して宮里選手は、<モチベーションの維持が難しくなった>と語りました。

 宮里選手はUSLPGAツアーを戦うに当たり、ショットの正確性と小技で望んで来たとし、この点からぶれない気持ちが数々の勝利数を勝ち取って来た事を話しました。2010年には世界一位の地位を獲得するも、2012年のシーズンが終了した頃、「こんなに絶好調なのにメジャーでは勝てない」と言う葛藤から、自分を追い詰め次第に気持ちもなえて行ったとしております。4~5年前から引きずっているこの気持ちから、昨年2016年夏には自ら引退を決め、そしてその年のオフには両親へ決意を話したとの事です。

 思い出に残る試合としては、高校生時に優勝したミヤギテレビ杯であり、USLPGAツアー参戦4年目に初優勝となったエビアン・マスターズだとしております。ミヤギテレビ杯はゴルフ人生のターニングポイントになった優勝だとし、またエビアン・マスターズではプレーオフとなった18番のティーショットを、今でも覚えているとの事です。

 引退後のプランについて同選手は現時点で全くの白紙状態としておりますが、PGAの倉本会長は「2020オリパラで女子のコーチなど受けてもらえたら良いね」とし、またPGA会員外理事の岡本綾子氏は「31歳は若い、何でも出来る」とエールをおくっていました。更にUSLPGAコミッショナーのマイク・ワン氏は、次の様なコメントを寄せております。


彼女がロープの外へ行ってしまう事は皆が寂しがるが、私は彼女が次に選ぶ事に対しても必ず成功できると思っている。


 『第78回キッチンエイド シニアPGAチャンピオンシップ』_(全米プロシニア)が、2017年5月25日~28日までの4日間、アメリカ・バージニア州にあるトランプナショナルゴルフクラブ(7,167ヤード/パー72)で開催されました。優勝したのはドイツのベルンハルト ランガー選手でした。同選手は4日間合計18アンダーで、2位のビジェイ シン選手に1打差で勝利を手にしたのですが、常に安定したゴルフを展開しました。

 3日目を終え合計15アンダーで首位に立ったのはビジェイ選手でしたが、一打差の2位でホールアウトしたのはランガー選手でした。最終日はランガー選手とビジェイ選手による、マッチプレーの様な展開となりましたが、ビジェイ選手はスコアを伸ばしきれませんでした。

 最終日15番ホールを終了した時点では両選手共に17アンダーでしたが、16番でバーディを取り18アンダーとしたランガー選手に対して、17番のパー3ホールでボギーとしたビジェイ選手は最終ホールをバーディとするも、ランガー選手に今一歩追いつきませんでした。

 全参加156選手中日本のPGAシニアツアーを戦う中からは、2013年のチャンピオンである井戸木鴻樹、プラヤド・マークセン、室田淳、崎山武志、田村尚之の5選手が参戦しましたが、結果は下記の通りです。

選手 初日 2日目 3日目 最終日
井戸木 鴻樹 62位T 91位T CUT
P・マークセン 26位T 9位T 9位T 11位T
室田 淳 62位T 77位T CUT
崎山 武志 12位T 9位T 20位T 53位T
田村 尚之 26位T 66位T 71位 73位