公益社団法人 日本プロゴルフ協会(以下PGA)は2019年8月20日、「2019年度PGA資格認定プロテスト」に於ける最終受験者144名を公表しました。この最終プロテストは、8月27日(火)~30日(金)までの4日間、茨城県の静ヒルズカントリークラブを舞台に開催されます。
最終プロテストへ至るまでには、プレ予選、一次、二次と言う3段階を経て辿り着きます。今回プレ予選の受験者は134名、これを突破した97名が次のテストへ挑戦し、そして最終ステージへ昇りつめたのは38名です。プレ予選受験者の約三割の選手が、次々と難関をクリアし最終テストの舞台に立つ事に成ったのです。
大変にタフな戦いをしのいで来たこの38名から、今年何名が合格の二文字を獲得出来るでしょうか。興味と期待が大きく膨らむと共に、この様な選手が将来JGTOツアーで、大活躍するのでは無いかと予測もされます。ちなみに昨年はプレ予選から最終ステージへ、19名が挑戦し8名が合格しました。受験者の年齢構成は、下記の通りです。
| 年 │年齢 |
10代 |
20代 |
30代 |
40代 |
50代 |
60代 |
| 2018年時 |
9名 |
98名 |
18名 |
7名 |
1名 |
0名 |
| 2019年時 |
11名 |
91名 |
21名 |
13名 |
7名 |
1名 |
今年の特徴は50代以上の挑戦者が8名も存在する事ですが、この中には6名の海外選手が含まれております。日本のレギュラーツアーでかつて大活躍した陳志忠選手(61歳・台湾)や、2005年と2012年にアジアンツアーの賞金王にもなった事の有るタワン ウィラチャン選手(52歳・タイ)など、実力者の存在が目立ちます。
各ステージから最終ステージへ立つ事が出来た人数は下記の通りですが、下記の最終受験者数38名は、直接最終プロテストへ挑戦出来た有資格者数です。
| ステージ |
プレ予選 |
一次予選 |
二次予選 |
最終 |
最終総数 |
| 人数 |
38名 |
14名 |
54名 |
38名 |
144名 |
テーラーメイドゴルフは2019年8月20日、Domo,Inc.が提供する「Domo」を日本事業全体へ拡大し、導入する事を明らかにしました。「Domo」とはビジネスのオペレーティングシステムです。
テーラーメイド社では、これまでデータ分析に多くの人手を割く事は有っても、そのデータを速やかに有効活用する事が出来ていませんでした。これが販売現場での意思決定機会の喪失、或いは市場動向への対応不足へと繋がっていたのです。
この様な弊害を無くす為に、今回「Domo」が導入されたのです。このシステムを導入する事で、これまでベテラン販売員の経験値に頼った手法のみならず、国内21拠点の小売部門から得られるデータを共有化、或いは協業化する事で、的確な販売対策を瞬時に取れる様に成るとしております。
テーラーメイド社ではこれまで画期的な商品開発により培ってきた企業価値を、顧客への的確なサービスの提供、或いは社員間の繋がりかた改革などをこの「Domo」により実現し、更に高めようとしております。
Domo,Inc.による「Domo」の開発は2010年頃より行われ、2015年頃より商品化されて来ました。現在ではテーラーメイド社のみならず、JALやANA更にはJTなど大手法人が多数導入しております。「クレームは宝の山」などと重要視している情報も、今後はよりスムースに解析され、速やかに対策も打たれて来るのでは無いでしょうか。
神奈川県の箱根カントリー倶楽部に於いて、アジア太平洋ゴルフ連盟(APGC)主催による『APGCジュニア選手権三菱コーポレーションカップ2019』が、2019年8月28日~30日までの3日間開催されます。
2008年に創始されたこの大会へ日本は、2015年より日本代表選手を派遣しております。そして今年初めて日本で開催される事に成った訳ですが、当該大会を主幹する(公財)日本ゴルフ協会(以下JGA)は昨日、日本の代表選手を明らかにしました。
各国の男女一名づつが一つのチームを結成し戦われるのですが、JGA強化本部ナショナル強化委員会が、明らかにした3チームと6名の選手は下記の通りです。(敬称略)
日本代表チーム1
久常涼(岡山県作陽高校2年)
梶谷翼(滝川第二高校1年)
日本代表チーム2
大谷元気(福井工業大学附属福井高校2年)
神谷そら(麗澤瑞浪高校1年)
日本代表チーム3
大野倖(千葉黎明高校1年)
佐久間朱莉(埼玉平成高校2年)
かつてこの大会へは、畑岡奈紗、新垣比菜、稲見萌寧など、現在プロの世界で大活躍している多くの選手が参加しております。そして2017年には池田悠希、安田祐香ペアが、開催地香港にて優勝しております。今年もまた自国開催と言う有利さから、上記3チームには優勝が期待されます。
アジア太平洋地域に於けるゴルフは成長著しく、この大会を通じジュニアゴルファーたちが交流を深め絆を深める事は、大いに意義が有ります。将来的にはアメリカやヨーロッパとは異なるゴルフ文化圏が、このエリアに確立されて行く予兆さえ感じさせられます。
東京都の府中カントリークラブでは会員死亡による相続が発生した場合、その会員権を第三者へ譲渡する事無く、法定相続人が継承し入会するケースが、相続案件全体の三割ほど有るのでは無いかと見られています。
この入会手続きにかかる費用、つまりクラブへ納入する金額は、正会員の場合約300万円です。名義書換料が100万円と消費税、更に入会預託金200万円と言うのが、この費用の内訳に成ります。通常の第三者譲渡で入会する方は、約500万円を納める必要がありますから、約200万円安い事に成ります。
費用面での優遇は上記の通りですが、入会条件や手続き面では、それ程の優遇は有りません。唯一年齢条件を通常35歳以上としているところ25歳以上として、10歳のハードルを下げている点が特徴と言えます。その他は全く変わらず、特に推薦保証人1名の要件は、継承者にとっても悩ましい問題になっています。
親の知己とも言える人物が既に鬼籍に入られており、頼るあて無く致し方なく売却せざるを得ないケースも有る様です。
この様な相続継承に於ける条件や手続きなどを見るならば、当該クラブへの入会は親子と言えども人格的には全く別次元の話であり、当該クラブ会員権を資産として親族へ継承させると言う視点が、強く認識されていないシステムになっているのだと思われます。
なお平日会員権の相続継承に於ける名義書換料は、2019年8月時点で80万円とプラス消費税、入会預託金は200万円ですので、約280万円が必要となります。通常の入会手続きでは約440万円必要になりますので、160万円ほど安く済みます。
(一社)日本ゴルフツアー機構(以下JGTO)は2019年7月下旬、2020年に開催されるジャパンゴルフツアークォリファイングトーナメント(以下QT)が、大幅に変更になる事を明らかにしました。これまでの5ステージから、4ステージへ簡略化されます。
20年間に渡りQTは、ファースト、セカンド、サード、ファイナル予選、ファイナル決勝と言う5ステージに分かれ実施されて来ました。このファーストとセカンドが統合され、来年はファーストステージと成り、サードがセカンドへ、そしてファイナル予選がサードと成ります。
これまでファイナル決勝は、2日間競技で行われて来ましたが、来年は4日間と成ります。そして1年間の49週目に開催される事から気象条件も厳しく、おのずと開催コースは寒さがやわらぐエリアに成ります。とは言え来年は開催コースを固定する事無く、全国から選定し、選手の持ち味が存分に発揮される様にしたいとJGTOは考えている様です。
今回この様な変更に至った大きな理由についてJGTOは、「トーナメント出場を目指す若者が、いち早く駆け上がれる方策」、と説明しております。今年QTを受験するあるプロに伺ったところ、毎年ファースト受験者数が少ない為に統合した様に思えた、メリットとデメリットは現時点であまり感じない、とにかくファイナル決勝へ残れる様頑張りたいとの事でした。
兎に角ファイナル決勝へ残れたならば、上位選手は必然的にレギュラーツアーの前半戦へ出場出来ますし、その他選手は下部ツアーのAbema TVツアーへ出場出来る訳ですから、トーナメントでの活躍を目指す選手にとっては、最大の目標なのだと言えます。
PGA TOURの2019-2020シーズンは、今年より3試合増え49試合に成ります。<ZOZO Championship>と<Bermuda Championship>の2試合が全くの新規であり、<A Military Tribute at tha Greenbrier>と<Houston Open>の2試合が復活します。
合計4試合が増えるものの、今年マレーシアで開催された<CIMB Classic>がなくなる事から、結果として3試合の増加に成ります。1年は52周と言う考え方からすれば、49試合となると1年間ほぼ毎週何処かで試合があると考えられます。
とは言えオープンウイークも幾つかあり、例えば2019年のアジア3連戦後の1周間、そしてオリンピック開催時の1週間などです。これだけの試合数を1年間で消化するには、重複する試合も当然あり、来シーズンで言えば5試合あります。例えばイギリスで全英オープンが開催される週には、同時にアメリカで<Barbasol Championship>が開催される予定になっています。
この様に見て来ると、PGA TOURに於いてオフシーズンなどと言う言葉は、ほとんど死語とも言えるものに、成っているのでは無いでしょうか。1年間を通じ試合を休んだ事が無い鉄人などとは、決して誉め言葉に成らないのだと思われます。それよりも上手に休みを入れ、自らのパフォーマンスを発揮出来る状態を作り上げて行く事の方が、選手にとってはとても大切なスケジュール管理なのだと言えます。
ところで今シーズンも間も無く終了します。今週のBMW Championshipで一区切りとなり、選ばれし30名により翌週のTOUR Championshipが戦われ幕を閉じる事に成ります。
千葉県の京カントリークラブでは2ホールの改造を終え、2019年6月15日にリニューアルオープンしております。改造したホールは、12番と16番ホールです。
この2ホール改造へ至った契機は、かつての12番パー4ホールに於いて、プレーヤーの打球が時として場外球と成ってしまう事でした。ある日突然飛び込んで来たゴルフボールに、怒りを覚える住民がいるのも当然です。この様な周辺民家への迷惑が許されるはずも無く、この根本的解決無しに地域住民との融和も有り得ない事から、この度の改造は始められたと言えます。
2019年1月から始められた改造工事によりかつての12番パー4は、チャンピオンティから192ヤードと言う長めのパー3ホールへ、16番パー4ホールは池を絡めスリリングなパー5ホールへと変身しました。総ヤーデージは若干延び、チャンピオンティから6,595ヤードと成りましたが、コースレートに付いては今後再査定が必要と成っております。
なお2ホールのグリーン芝種は、他の16ホールとの整合性をもたせる関係から、従来通りペンクロを採用しております。この改造について絵を描いたのは、当該クラブスタッフを中心にしたPGMグループであり、特段設計家へ依頼してはいないとの事です。ちなみに1990年の開場時、コース設計に当たったのは大洋緑化株式会社でした。
株式会社東急リゾートサービスは2019年8月13日、正しく本日本社を移転しました。新しい住所は下記の通りです。
・〒150-0043
・東京都渋谷区道玄坂1-10-8 渋谷道玄坂東急ビル9F 連絡先:03-6455-5680
同社は東急不動産株式会社の100%子会社であり、親会社が開発した案件について、運営受託している会社です。例えばそれはホテルで有ったり、スキー場で有ったり、ゴルフ場であったりします。ゴルフ場は2019年8月時点で、全国で24ヶ所に及びますが、東日本エリアに於ける一覧は下記の通りです。
- 天城高原ゴルフコース (静岡県)
- 麻倉ゴルフ倶楽部 (千葉県)
- 大多喜城ゴルフ倶楽部 (千葉県)
- 小見川東急ゴルフクラブ (千葉県)
- 勝浦東急ゴルフコース (千葉県)
- 季美の森ゴルフ倶楽部 (千葉県)
- 芝山ゴルフ倶楽部 (千葉県)
- 鶴舞カントリー倶楽部 (千葉県)
- 猿島カントリー倶楽部 (茨城県)
- 筑波東急ゴルフクラブ (茨城県)
- サミットゴルフクラブ (茨城県):提携コース
- 那須国際カントリークラブ(栃木県)
- 板倉ゴルフ場 (群馬県)
- 蓼科東急ゴルフコース (長野県)
- 望月東急ゴルフクラブ (長野県)
- 斑尾東急ゴルフクラブ (長野県)
なお同社は旧住所の港区南青山2-5-17へ、渋谷区道玄坂1-21-2より移転したのが2015年8月17日ですから、実質4年で渋谷に戻って来た事に成ります。渋谷エリアに於ける、東急ビル建て替え工事が一部終了した事により、一時避難先から本来の在るべき所へ復帰したのです。
千葉県の四街道ゴルフ倶楽部では、2019年8月19日~同年10月31日までの約2ヶ月半、ゴルフ場営業を停止しクローズします。これはこの期間にグリーンの芝を張り替える事と、クラブハウスの改修を行う為です。
グリーンの芝種はシャークと007を混合で使用すると、同ゴルフ場の親会社である担当者は語っています。これらの芝はどちらも真夏の酷暑対策用に、近年開発されて来たものです。これらを18ホール全てに適応させる訳ですが、この張り替えにはもう一つ大きな作業が残されています。
それは全18ホールの床を、全面的に改修する事です。平均約600平米にも及ぶグリーンの床の改修無くして、安定したグリーン管理はなし得ないからだと思われます。逆の見方をするならば、今までこの様な作業を旧経営会社は、怠って来たとも言えます。アコーディアゴルフ基準で見るならば、現在のグリーンではもたないと判断されたのです。
クラブハウスの改修は大変大がかりと成り、ある意味新築と言えなくも無い程です。現在のハウスで残されるのは躯体のみです。男性用のみならず、女性用施設が各段に拡充されます。ロッカーで有ったり、お風呂、トイレなど水回りを含め、来場者が気持ち良く利用出来る様に成るのでは無いでしょうか。
この工事を行うに当たり工期は、余裕を持たせ設定している様ですが、本年11月1日にはリニューアルオープンとして、新生・四街道ゴルフ倶楽部を多くの方にお披露目したいと言うのが、現時点に於ける同倶楽部の計画です。会員にとっては、楽しみが一つ増えたと言えます。
神奈川県の箱根カントリー倶楽部に於いて、2019年8月28日~30日までの3日間、アジア太平洋ゴルフ連盟が主催するジュニア選手権が開催されます。18の国や地域から、68名の選手が参加します。
今年5回目と成った同選手権ですが、過去4回は香港や台湾で開催されて来ました。日本での初開催コースとして、白羽の矢が立った箱根CCによれば、昨年この話がまとまり準備に当たって来たとの事です。選手の練習ラウンドも含めれば、月曜日~金曜日までの5日間を、同選手権へ提供する事に成るとしております。
同倶楽部では、「ジュニア選手の皆様にゴルフを通じて異文化交流をはかり、更には人との絆の大切さを学んでほしい」、と同選手権を受け入れるに当たり、その意義を述べています。更に特質すべきは、返礼品無しのふるさと納税で、大会運営費の大半を賄っている事であり、箱根町や地元関係者が大いに協力している点です。
箱根町としては選手の関係者も含め300人前後の人々を世界から迎え入れられ、観光地・箱根をアピール出来る絶好の機会と捉えています。また同選手権を箱根町が積極的に誘致したものでは無いものの、町全体が活性化して行くのは大歓迎としております。
なお大会の準備や運営は、箱根カントリー倶楽部会員が中心になり、行っているとの事です。