東京都下の多摩カントリークラブでは、2009年1月より婦人(女性)の受け入れについて、柔軟に対応して来ており、その姿勢は2020年7月現在も変わりません。
かつて婦人(女性)の入会に付いて難色を示して来たのは、婦人(女性)用施設が充分とは言えない為でした。ロッカーも会員専用分については、現時点で順番待ちの状態であり、またお風呂は男性の半分ほどの容積である事、これらを総合的に加味した結果だったのです。
しかしながら時代の要請に応える為には、婦人(女性)の入会希望者に現状を良く理解し納得して頂く事、これを必須条件として受け入れているのが今日の状況です。トラブルは誰しもが避けたい点であり、その為には相互理解は不可欠なのだと言えます。これらを同クラブでは、会員権取得前の入会面接にて、充分説明しているとしております。
同クラブでは婦人(女性)名義の会員権を取得しなければ、入会申請出来ない訳では有りませんので、入会承認を同クラブより得られたならば、当該会員権の入手は需給バランスにもよりますが、比較的容易の様に思われます。
千葉県の平川カントリークラブでは、2020年6月14日に開催された理事会に於いて、新規入会者に対する入会条件緩和を決議し、同年7月1日より実行されております。
その緩和された内容は、1.他クラブ在籍条件を撤廃し 2.推薦保証人を2名から1名へ減少させた事です。
この点を要約するならば、「30歳以上の入会希望者は、過去一緒にゴルフをした事の有る平川カントリークラブ会員1名に、推薦保証人になって頂いて入会申請して下さい、但し会員は5年以上在籍している方に限る」、と言う事になります。
此れ迄の入会条件は2016年9月1日に施行されたものですが、それ以前は他クラブの要件無し、推薦保証人1名の条件で入会申請を受け付けていました。この事を考えるならば、約4年間実施された入会条件は、あまりクラブへ貢献しなかったのではないかと推察されます。
今改定の狙いは、何と言っても会員権の名義書換促進、すなわちクラブの活性化です。形式主義に陥らず、クラブに相応しい人物に入会してもらいたい、その様な趣旨が反映されたのだと言えます。
今回の改定の動きが順調に推移した場合、恐らく入会件数も増加して行くと予想されますので、結果として名義書換料収入も増えて行く事になります。この点がクラブ繁栄の礎になる訳ですから、同クラブ理事会は良識ある判断をしたのだと思われます。
静岡県の富士宮ゴルフクラブでは2020年7月1日より、同年12月31日までの半年間限定で、会員権の名義書換料減額キャンペーンを行っています。
その概要は下記の通りですが、金額は消費税込みの総額表示です。
| 会員種別 |
通常料金 |
特別料金 |
| 正会員 |
550,000円 |
330,000円 |
| 平日会員 |
330,000円 |
220,000円 |
| 週日会員 |
330,000円 |
110,000円 |
この度の減額キャンペーンは6月下旬に入り、急遽会社方針にて決定されました。その背景は、通年この季節になると会員権の売却案件が増加する事から、スムースにこれを吸収出来る様にして行きたいとの考えからです。
会員権市場で売り案件がダブつくのは、様々な方面へ印象が良く無く、また現会員にとっても8月の年会費締め月をまたぐ事無く売却出来るのが、ある意味理想だからです。
当該クラブでは会員権の流通を活性化させて行きたい、その観点から今回のキャンペーンは位置づけられているのですが、通常の名義書換件数に比較し、どれ程の増加を望んでいるのかを関係者へ聞いたところ、「名義書換料を40%下げた事から、件数的には40%アップが目標」との事でした。
来年また機会があれば、今回の実績をお話し頂きたいものです。
茨城県の大利根カントリークラブ(理事長:村木茂)では、2020年6月28日に開催された会員総会に於いて、新規に同クラブへ入会する場合、入会希望者に求められている同クラブ正会員による紹介を、現在の2名から1名へ変更しました。
改定内容が実施されるのは、2020年9月1日以降に書類提出された入会希望者からであり、その審査は同年11月の理事会に成ります。
今回の改定案は同クラブ理事会による発議であり、狙いはクラブの活性化です。活性化とは、如何に会員の新陳代謝をスムースにさせて行けるのか、同クラブに於いては株券である会員権の流通を、促進させて行けるのかだと言えます。
2020年7月初旬、会員権市場に於ける売却案件は買い希望を数で上回っており、価格的には300万円を中値にした展開です。茨城県と言わず首都圏に於ける、歴史の有る名門クラブと言われ久しい同クラブですが、この様な会員権の需給バランスの悪さから、脱却する事が何よりも今求められています。
本年3月に開催された同クラブ理事会では、入会手続き時に於ける紹介者の同席面接を廃止しました。更に今回新たなる改定が決議された訳ですが、これら一連の改革は現理事会が、自らのおかれた状況に危機感を感じて取っているからだと言えます。
一連の改革がどの様に会員権市場へ、インパクトを与えられるのかが今後の焦点です。また同クラブによる金庫株である自社株の発行が、今年に入り止まっている事から、会員権市場が閑散とする事も無くなると思われます。
東急不動産株式会社の関連会社下記3社は、2020年7月1日にそれぞれ合併し、存続会社は株式会社東急リゾートサービスとなりましたが、同日同社は商号変更により東急リゾーツ&ステイ株式会社となりました。
■ 株式会社 東急リゾートサービス(東急不動産株式会社100%出資)
■ 東急ステイ株式会社(東急不動産株式会社100%出資)
■ 東急ステイサービス株式会社(東急ステイ株式会社100%出資)
| 存続会社_東急リゾーツ&ステイ株式会社 |
| 所在地 |
東京都渋谷区道玄坂一丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル |
| 代表者 |
代表取締役 田中 辰明 |
| 資本金 |
100百万円 |
| 株主 |
東急不動産株式会社 100%出資 |
合併に当たり4社は共同でニュースリリースを出しておりますが、その理由を「ホテル・リゾート事業の体制を強化するため」としております。またその事により、東急不動産グループの保有施設だけにとどまらず、外部施設の運営受託も推進していく方針の様です。
現在同社が運営受託しているゴルフ場としては、茨城県のサミットゴルフクラブと群馬県の板倉ゴルフ場更には神奈川県の川崎国際生田緑地ゴルフ場の3ヶ所が有ります。今後更に増えて行くのだと思われます。
埼玉県の小川カントリークラブを経営する株式会社小川カントリークラブは、2020年6月26日東京地裁へ、民事再生法の適用を申請しました。これは7月1日同ゴルフ場が、自らのWEBサイトにて明らかにした内容です。
WEB上では、『民事再生手続きを遂行し小川カントリークラブの再建を果たして参る所存』とある事から、また関係者への聞き取り調査などを総合すると、自主再建を目指している様に推察されます。
実際には再生計画案が立案されない現時点で、何とも言い難い面はあるものの、今回の法的手続きを通じ債権債務を整理出来たならば、都市近郊のゴルフ場として充分魅力を発揮出来るものと思われます。
ところでこれを報じた7月1日付け帝国データバンクのニュースでは、「コロナ倒産」などと時流受けする表題が付けられていました。恐らくCOVID_19の影響からプレーヤーの来場が激減し、大きなダメージを同ゴルフ場へ与えただろう事は、想像に難く無いと言えます。
また帝国データによれば負債額は約24億円、申請代理人は木村圭太弁護士(東京都港区、第一総合法律事務所:TEL 03-6910-2570)との事です。
松山英樹選手は2020年7月2日(木)に開幕を迎える、PGA TOUR の『ロケット モーゲージ クラシック』へ参戦する予定です。開催コースはミシガン州のデトロイトゴルフクラブ(7,340ヤード_パー72)。
PGA TOURはCOVID_19の影響から一時中断時期を挟み、6月11日のチャールズ シュワブ チャレンジより再開されました。松山選手の復帰戦は2戦目からでしたが惜しくも予選落ちとなっており、3戦目をエントリーしなかった事から、今回の『ロケット モーゲージ クラシック』が2戦目と成ります。
松山選手は昨年のこの大会で13位タイへ食い込んでおり、決して相性の悪い試合では無い様にみられる事から、今回も又活躍が期待されます。この模様はライブで見る事が出来ます。その概要は下記の通りです。
 |
| 7月3日 |
金曜日 |
日本時間早朝の4時~7時 |
| 7月4日 |
土曜日 |
日本時間早朝の4時~7時 |
| 7月5日 |
日曜日 |
日本時間早朝の2時~7時 |
| 7月6日 |
月曜日 |
日本時間早朝の2時~7時 |
| GOLF NET WORK |
| 7月3日 |
金曜日 |
日本時間早朝の4時~7時 |
| 7月4日 |
土曜日 |
日本時間早朝の4時~7時 |
| 7月5日 |
日曜日 |
日本時間早朝の2時~7時15分 |
| 7月6日 |
月曜日 |
日本時間早朝の4時~7時15分 |
なおCOVID_19対策としてPGA TOURは、医師や感染症の専門家、政府の対策チームや研究所、更には他のスポーツリーグのアドバイスを基にこの3ヶ月間、様々な対応を取って来ているとしております。そして関係者や選手が、COVID_19検査で陰性を確認出来ない限り、施設への立ち入りを認めていないとの事です。


< 韓俊社長 > < 三品社長 >
一般社団法人PGAゴルフアカデミー(以下一社PGA)は本格的なフランチャイズ化を進めるに当たり、株式会社太平洋クラブ(代表取締役:韓俊)と兵庫県の東条の森カントリークラブ(代表取締役:三品智加良)、この2法人とフランチャイズ契約を締結したとして2020年6月明らかにしました。
此れ迄公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)は、太平洋クラブ益子PGAコースと東条の森カントリークラブの2ヶ所を借りる形で、ゴルファー育成カリキュラムであるPGAゴルフアカデミーを展開して来ました。しかし今後は2法人がコースを提供すると言う受動的対応から、主体的にゴルファーの育成及び教育活動に関わって行く事になります。
当然この活動には、いわゆる本部機能を持つ一社PGAへのロイヤリティが発生します。毎月契約法人は定額をー社PGAへ支払う事で、PGAゴルフアカデミーの経営及び運営に関するノウハウを得られ、支払い以上の収益を得られる可能性が出て来るのです。
一社PGAでは今後近い将来の目標として、全国100ヶ所でこの活動を展開したいとしております。そこにはPGAの狙いとしてティーチング資格を有した会員を派遣出来る、つまり会員の職場を増やせると言う戦略も練り込まれているのです。何故ならばPGAゴルフアカデミーでは、ティーチングプロによるレッスンが必須に成っているからです。
なおこのカリキュラムの中で特徴的なのは、級を設けている事です。一般的にゴルファーの腕前を知る上で目安になるのはハンディキャップですが、これはあくまでもラウンドスコアから判定されたものに過ぎません。しかしPGAゴルフアカデミーでは、それ以前に例えば傾斜地からの打球処理技術などを、どの程度生徒が理解し実践できるかによって、何級の腕前かを判定し付与しているのです。
此れ迄とは異なったゴルフ概念が、此処には存在するのです。新しいゴルフ文化を一社PGAが築いていけるのか、大きな試練が待ち伏せている様にも思えます。とは言え期待値が、大きいのも又事実です。
埼玉県の飯能ゴルフクラブでは、2020年度会員総会を6月21日に開催しました。総会への参加者は株主である正会員のみですが、此処で重大な決議が行われたのです。
それは女性の入会制限を撤廃する事です。此れは同クラブの大きな転換点とも言え、しっかりと記録に残しておく必要が有ります。時代に即した会員構成にすべく舵を切った同クラブですが、では此れ迄同クラブに於ける女性の受け入れは、どの様なものだったのでしょうか。
2008年8月まで女性の入会は相続継承を主体にしたものでしたが、2011年6月には女性名義の会員資格を取得した女性が、入会申請出来る事になったのです。此れ迄女性会員は旧会員の親族を中心に構成された訳ですが、これ以降親族以外であっても入会が可能と成ったのです。
今回は更に広く女性へ、門戸を開いた事になります。しかしながら同クラブでは、施設関係の許容範囲を大きく逸脱して受け入れる事は出来ないとしており、一応の目安は200名ほどでは無いかとしております。2020年6月末現在で約150名の女性が在籍しておりますので、残るところ後50名ほどと言う事になります。
今回この様な決議により、此れ迄市場に於ける割高な女性名義の会員権価格は、一般男性と同様なものへ下落する事になります。現在在籍している約150名の女性会員の内何名が、9年間に割高な女性会員権を取得し入会手続きを踏んだのか不明です。
しかしながら同クラブでは、この様な女性へ迷惑をかけるよりも、女性を広く受け入れる事の方が、重要だとの認識に至ったのだと思われます。歴史の有るいわゆる名門クラブに於いて方針転換は、身を切る程の苦しさを伴うものだと言う事です。今後は同クラブに於ける女性の活躍が、目を見張るものほどになるのだと思われます。
2020年の9月10日から12日までの3日間、石川県の小松カントリークラブを舞台に『コマツオープン2020』を開催する予定でしたが、これを中止にするとして6月25日、公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)が明らかにしました。
5月25日に緊急事態宣言が解除され、尚且つ6月19日には県をまたいでの往来が解禁されたものの、COVID_19に対する感染防止対策は引き続き求められております。この様な状況下から、関係者が協議し中止の結論を出す事になったとしております。
主催者である株式会社小松製作所は、30年前よりシニアツアーへの理解と支援を様々な形で行って来ておりますが、当該大会は2007年を第1回目とし今年14回目を迎えようとしておりました。なお賞金の一部が主催者よりPGA、地元自治体更にはスポーツ振興団体へ、主催者より寄付されるとの事です。