
千葉県の鶴舞カントリー倶楽部では2025年10月末にて、554万円募集を打ち切りました。2025年8月1日から開始された20口の補充募集が、申込書ベースで終了した為です。
募集業務を開始するにあたり当該倶楽部では、既存の名義書換市場を止めずに行いました。この手法は入会希望者にとって選択肢が広がる反面、倶楽部側にとってはリスクが高く、採用するクラブは少ないのが現状です。当然当該倶楽部においても、スタッフ間で不安視する声も聞こえて来ていました。
ところが蓋を開けてみれば、心配は杞憂に過ぎなかったのです。個人の申込が12件、法人での申込みが8件入って来たのです。その入り口はと言えば、既存会員の紹介による案件が大半だったものの、若干名は会員の知己なくWebを見ての入会申請だった様です。
鶴舞カントリーの強みである、<名匠井上誠一設計による36ホール>、<充実した練習環境とトーナメント開催実績のある良好なコースコンディション>、<圏央道開通による都心からのアクセス向上>等が評価されたのではないか、とは吉野総支配人の分析です。
既存会員の友人知人を中心に相場動向に一喜一憂する事無く安心してゴルフライフを堪能したい向きが、今回の募集に反応して、預託金(預り保証金400万円)に対する経営母体への安心感が、入会者の気持ちを後押した様に思えるとの吉野総支配人の更なる分析は、現場での空気を良く理解している絶妙な解説でした。
なお今年4月に再開した一般譲渡名義書換による入会者は、法人内の登録者変更手続きを除き春以降17件に達しています。