
2025年7月3日和歌山地裁へ民事再生法の適用を申請した国木原ゴルフ倶楽部を経営する国木原開発株式会社(代表:木内栄一)のスポンサーについて、2025年7月17日に開催された債権者集会にて、申請代理人の栁井健夫弁護士より明らかにされました。
今回の法的整理はプレパッケージ型ですので、地裁への申請前にデューデリなど一連の作業を済ませ名乗りを上げたのは、韓国の株式会社GADスポーツです。日本法人は無いとの事ですが、日本の女子プロゴルフ界で活躍した韓国選手のマネジメントなども手掛けた実績があり、日本とはなじみ深い様です。
GADスポーツ社は再建の大きな足掛かりをインバウンドにおいており、韓国からの誘客に力を入れたいとしており、実際、韓国から和歌山県の南紀白浜空港へは、過去チャーター便の直接的乗り入れも行われています。この辺の交通アクセスの整備が必要では有るものの、集客を伸ばすには大きな要素だと言えます。
伸びしろの大きさを感じさせる当該ゴルフ場ですが、木内社長の在任中に再建のビジネスモデルを描けるのか、期待がかかります。