成田ヒルズCCは2023年度は対前年比116.4%の売上高増

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 千葉県の成田ヒルズカントリークラブを経営する成田ヒルズカントリークラブ株式会社は、2024年3月25日に株主総会を開催し、第37期事業報告を行いました。

区分/期別令和3年度(第35期)令和4年度(第36期)令和5年度(第37期)
売上高496,650(千円)574,541(千円)668,665(千円)
営業利益又は損失60,504(千円)148,217(千円)182,767(千円)

 上記表にて一瞥出来る様に令和5年度(2023年1月1日~12月31日)は、売上高が対前年比116.4%増加しています。この裏付けとなる指標の一つである来場者数は、対前年比102.16%増加し34,600名となりました。

 大きな設備投資は無く、小規模なものに限定されましたが、これは此れまでのコース改造やハウス関係などの大型設備投資が一段落した為です。とは言え良好なクラブ環境を維持する為のコース改修は、絶え間なく行われています。

 更に当該クラブでは業務の効率化とシステム化に取り組んでおり、少ないスタッフ数でもサービスの質が低下しない様にすると共に、販売促進へ向けた予算配分を重点的に今後も行って行くとしています。

 全国的に吹き荒れたコロナ禍バブルが終息し、此れまでの各ゴルフ場に於ける経営努力が、どの様な数字として残せるのか、多くのゴルフ場に課せられた課題になっています。それは当該ゴルフ場に於いても同様ですが、ブレずに辛抱強く様々な設備投資を行って来た事が、少しずつ花開きつつあります。