筑波カントリークラブの第67期決算が明らかに

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 筑波カントリークラブ(茨城県)を経営する株式会社筑波ゴルフコースは2023年6月30日に、第67期(2022年4月1日~2023年3月31日)有価証券報告書を公表しました。その主要な項目は、下記の通りです。

■ 売上高          774,549(千円)
■ 経常利益又は経常損失   5,179(千円)
■ 当期純利益又は当期純損失 367(千円)

 売上高は過去4期に比べ最高になっていますが、この背景には来場者数の増加が要因の一つになっています。例えば年間来場者数は、前期に比べ726名が増加し、38,934名に成りました。プラス1.9%増です。しかしながら営業経費を773,684(千円)計上した結果、営業利益は864(千円)と成りました。

 ところで目を会員権関係に移すならば、会員からの年会費収入は100,074(千円)、会員登録手数料は85,633(千円)です。前66期に比べそれぞれ0.2%マイナス、0.6%プラスで大きな変化は無く、安定した会員運営が行われている事が分ります。

 なお当該クラブの基本方針は、会員を含めた来場者の満足度を高める事を最優先課題にしており、低価格化路線のゴルフ場とは一線を画し差別化を図っているとしています。とは言え売り上げの基本と言える来場者数は、天候により大きく影響を受けるリスクがあるとしています。