中山カントリークラブの第61期有価証券報告書が発表される

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 中山カントリークラブ(千葉県_18ホール)を経営する株式会社中山カントリークラブの第61期有価証券報告書が、2022年7月27日明らかにされました。

 売上高は757,035,000円、経常利益は162,267,000円、当期純利益は108,884,000円となり、当期を含め過去5年間に於ける最高益となりました。売上高のみを取り上げれば、前年よりも6.5%アップしていますので、コロナ禍を上手に乗り切っているとも言えます。

 これを裏付ける様に、営業日数は前期に比べ11日減少し348日となるものの、入場者数は2,166名増加し47,432名と成りました。レストランや売店などを除いたプレー代の売り上げは、消費税込みで482,124,500円になりますのが、これは1人平均10,165円になります。

 なお事業リスクとしては、下記の4点を上げています。
1、景気変動や個人消費動向に大きく左右される。
2、天候による売り上げへの影響が大きい。
3、ゴルフ場一部が借地である事。
4、自然災害の規模によっては業績が大きく左右される。

 とは言えこれら上記4点の要素は、全国ほとんどのゴルフ場が、大なり小なり抱えている課題ですので、当該クラブ特有のリスクとは言えません。