太平洋クラブは来春に名義書換料を改定

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 共通会員権の太平洋クラブでは、2022年に入り会員権の名義書換を予定しており、その時料金を改定するとしています。その概要は下記の通りです。

組織 / 種別 改定前(税込) 改定後(税込)
太平洋クラブ 正会員 1,650,000円 2,750,000円
太平洋アソシエイツ 正会員 1,320,000円 2,200,000円
関西エリア 正会員 1,320,000円 2,200,000円

 此れ迄同クラブでは2021年夏に発行された会報(VOL26)でも明らかにしていた様に、2022年3月末をもって「新規会員二次募集」を打ち切るとしていましたが、これを早め主要な会員募集は2021年12月末をもって終了する事にしたのです。

 この背景には実質4年間で900口近い募集実績を得られそうな事、更には会員権の名義書換が停止であるにも関わらず、「念書売買」の件数が多く水面下で滞留している事、これ等を総合的に勘案し適切な時期に市場を再開させ、交通整理したいとのクラブ側思惑も見えて来ます。

 ところで「念書売買」で当該会員権を取得した方にとって、名義書換料の値上げは想定外だったかも知れませんが、再開後しばらくの期間、太平洋クラブは税込220万円、太平洋アソシエイツと関西エリアは税込165万円、この金額で書換キャンペーンが行われる様です。

 この度の値上げとキャンペーンは「念書売買」当事者へ、市場再開後いち早く名義書換を行うよう、クラブ側がやんわり催促している様にも見えます。