オリパラ事務局の平田竹男内閣官房参与が8月13日辞任

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 政府は2021年8月13日、通称「オリパラ事務局」の最高責任者である平田竹男氏より、オリパラ事務局長や内閣官房参与更には文部科学省参与職辞任の申し入れが有り、受け入れた事を明らかにしました。

 一政府役人の辞任で有りオリパラ関係者と言う以外、話題性が無いごく一般的な辞任の様に思われるものの、この約1週間前8月7日に「文春オンライン」は、平田氏がライザップより高額ゴルフレッスンを2018年5月7日より3年間以上に渡り無料で受けており、更には公用車を利用しての通いだった、と報じた事から事態は一変していたのです。

 このニュースに対し新聞やテレビなど大手メディアも、大きく取り上げた事から8月10日丸川五輪相は、閣議後の会見にて当該事件に関する記者からの質問に対し、「確認中」の発言を連発し対応に追われていました。その様な中、13日の辞任劇へ発展したのです。

 「文春オンライン」は、平田氏の3年強234回のレッスン料約457万円が、無料だった事の証拠も掴んでいるとしています。ライザップへは有名人が多数通っているものの、プロモーション対象者以外無料は無い様です。であるならば何故に平田氏は、「ゴチレッスン」を受けられたのでしょうか。

 この背景には、東京五輪2020を契機とした『beyond2020 マイベストプログラム』と言う健康増進運動が、企業や自治体を通じ開始された、その第一弾認証事業へオリパラ推進本部よりライザップが選出された、此処に当事者同士の利害関係があるとしたのです。

 今後のこの事件はどの様な進展を、もたらすのでしょうか。平田氏の辞任で終息して行くのでしょうか。