大利根カントリークラブは約2週間で平日会員募集終了

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 茨城県の大利根カントリークラブでは、2020年10月1日より平日会員の補充募集を開始しましたが、約2週間が経過した10月13日にはこれを閉め切りました。募集口数50口に達した為です。

 なんと言う驚異的速さでしょうか。あらかじめ募集開始前より、準備されていたかの様でした。この速さに匹敵するのは毎年8月から開始される、静岡県の葛城ゴルフ倶楽部補充募集以外無いと思われます。

 此処で少し募集内容をおさらいしておきますと、1.募集価格は税別200万円 2.5年以上在籍の正会員1名による紹介が必要 3.譲渡不可 4.土曜日に利用出来る会員権、と言う事になります。これを見てくると会員権の資産価値と言うよりは、利便性と費用対効果が適切或いは高いと判断された方が多く、そして手を上げられたのでは無いかと推測されます。

 ではどの様な方々が、会員になられたのでしょうか。クラブによれば30歳代から70歳代まで、満遍ない年齢の方々が入会された様ですが、特に50歳代の方が一番多かったとの事です。当然ですが会員のご家族、例えば奥様方も入会されました。

 今回の募集は当該クラブを取り巻く状況を把握し、上手に需要をキャッチ出来た結果だった、のでは無いかと思われます。愚策に資金投下を行っても、需要を喚起出来ない事を良く物語っています。現実を軽視する事なく、上手にクラブ運営を行っていく必要があるのだと言えます。