おおむらさきゴルフ倶楽部は2021年1月より名義書換再開

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 埼玉県のおおむらさきゴルフ倶楽部では、2021年1月より会員権の名義書換を再開します。正会員の名義書換料は110万円、年会費は44,000円です。

 入会条件としては、アコーディアゴルフグループ共通である反社関係者の入会拒否、と言う大命題はあるものの、それ以外は特段設けていないとの事です。入会条件だけを見るならば、大変おおらかな内容になっております。

 ところでアコーディア・ゴルフグループは2012年6月26日、当該ゴルフ場の旧経営会社であるピーエスアール武蔵株式会社の全株式を、パシフィックスポーツアンドリゾーツ株式会社より取得し傘下に収めて来ました。

 その後税別130万円と税別150万円にて、無額面の会員募集を行ってきている関係から、当該ゴルフ場の会員構成としてはプレー会員が中心なのだと思われます。しかしながら旧経営会社時代に、保証金200万円を含めた515万円募集を、2007年6月から2009年3月末まで行っている事から、この会員の存在を無視し得ないのではないでしょうか。

 この会員をかつてA会員と呼称したのですが、アコーディア本社の担当者によれば、その様な会員は存在しないとの説明でした。では会員募集時、全く入会する方がいなかったのか、或いはいたものの保証金を返還し退会したのか、一切説明は有りませんでした。

 不正確な情報開示は関係者を不信感から解放する事は出来ませんし、その様な呪いはなかなか解けるものでもありません。今後の名義書換の進展が、老婆心ながら案じられます。