PGM総成GCの補充募集が10月末終了

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 千葉県のPGM総成ゴルフクラブでは2020年7月1日より、正会員の補充募集を開始しておりましたが、会員の反響が大きく10月末をもって締め切りました。予定口数は100口でしたが、現時点ではキャンセル待ちの方が、数名待機との状況です。

 当初の予定では8月1日から開始する予定でしたが、1ヶ月早めての開始となりました。実質4ヶ月での終了は、想定していた期間をはるかに上回り、上々の結果を得られたとの事です。此れも一重に会員の活躍が大きく、友人や知人への働きかけが、功を奏したと言えます。

 今回の成功の裏側にはもう1つ、募集価格が適正或いはリーズナブルな設定だった点を、上げられるのではないでしょうか。募集価格220万円の内、市場での名義書換を想定した場合、110万円が名義書換料ですから、残る110万円が会員権価格と等しい事になります。

 会員募集が開始される前6月時点での売買の価格状況は、売り150万円に対し買い希望は95万円でしたから、中には150万円近い価格で購入した方も居たのではないかと思われます。この様な中この募集が、好感されたのだと言えます。安定した商品供給と定額販売が、入会希望者の安心感を誘発したものと思われます。

 ところで今回の募集は無額面のプレー会員権で、いわゆる預託金の無い商品ですが、市場で定着して来たゴルフ会員権イコール利用権としての考え方が、かつての預託金に対する幻想を打ち砕いてしまっている様に思われます。<預託金って何?>その様な時代が、始まっているのではないでしょうか。

 なお会員権市場に於ける名義書換の再開は、今しばらく時間がかかる様で、見通しは立っていないとの事です。