嵐山カントリークラブの女性(婦人)会員権

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嵐山CC_tact.jpg 埼玉県の嵐山カントリークラブでは将来女性へ譲渡出来る女性名義の会員権は、正会員権及び平日会員権を合わせ約100口と限定されています。市場を通じて売買される事は稀有であり、希少価値があるとも言えます。

 ところが実際の女性会員数は、もう少し上回っているとの事です。これには様々な理由があるものの、ご自分の会員権が将来女性へ譲渡出来ない事を承知の上で、一代限定で女性の入会をクラブは認めているからです。男性名義の会員権を取得し、入会希望の女性は、自らの名義へ変更する事が可能なのです。

 会員権自体は男性名義のものを取得し、そして将来男性へ譲渡する訳ですから、名義人である女性にとっては会員権相場の浮き沈みだけが、自らの損得に関係して来ます。同ゴルフ場でラウンドする事を、最大の目的としている女性にとっては、またとないチャンスだとも言えます。ある意味一般的に知られていない、<裏メニュー>的手続きに値するのかも知れません。

 しかしながらこのこの裏メニューがひとたび表舞台へ出て来るならば、本来女性会員権の価値が高かったと言う希少性の側面は、若干後退してしまう様にも思われます。この辺の整合性については、今後クラブにとって課題に成るのかも知れません。

 ところで2年前の2016年に、ハウス内の女性施設が改修されました。快適な水回りや浴室施設など、来場する女性からは大変好評であり、クラブ側もアメニティグッズなどを充実させ満足度を更に高めています。