静岡県の浜名湖カントリークラブで会員権売買の対象になるのは正会員のみですが、この正会員権は2株券一枚によって構成されております。この会員権の名義書換手続き時に、同クラブでは名義人の印鑑証明書を基本的に求めていません。
これには前提条件があります。それは倶楽部所定の譲渡書類などへ、名義人がクラブへ届け出た登録印で捺印している事です。しかしながら名義人が登録印を確認出来ない時などは、名義人である会員がクラブへ請求したならば、登録印を確認出来る印鑑票のコピーを即座に送ってもらえます。
この様な作業を経てもなお名義人が登録印を確認出来ない場合クラブでは、関係書類へ実印で押印し印鑑証明書を1通添付する事を名義人へ求めています。とは言え地元浜松の方同士が、同クラブ会員権を相対で取り引きする時などは、登録印などを確認する事無く、また印鑑証明書などは添付せずに行われている様です。お互いナーバスになる事は無い様です。
この様なおおらかな逸話がある程同クラブの会員権に対し、地元では安心感が広がっているとも言えます。基本的に譲渡を検討している現会員が用意しなければならないのは、1.株券と2.クラブへ届けた登録印の2点のみと言う事になります。