神奈川県の本厚木カンツリークラブに於ける法人会員とは既存会員のみであり、クラブではその法人を<法人指定会員>と呼称しております。2018年8月現在法人会員は指定41社であり、その登録会員数は180名にのぼります。
同クラブは株主会員制であり、個人正会員一口は30株にて成立しております。法人指定会員一口の資格は、個人正会員権3口を保有する事ですから、株券で表現するならば90株券と言う事になります。
法人指定会員は口数の買い増しに付いては認められているものの、90株券を維持出来なくなった場合、その法人指定会員の資格を喪失する事となります。残った口数に付いては、個人正会員の資格へ変更し、保有して行く事にになります。
新規に法人名義で同クラブへ入会する事は不可能ですが、法人指定会員以外の新たな法人が、個人正会員権を取得し、その企業役員の個人名にて入会しているケースも多々存在します。この様なケースではその企業役員個人が、当該会員権の所有者は自らの会社である事の<念書>を、自らの会社へ提出し、尚且つ公証役場でその念書へ確定日付を取得する事で、公正さを担保出来ます。
時代の流れと言えばそれまでですが、数年前には法人指定会員の登録者数207名、個人正会員数979名と言う内容も2018年の今日、法人の登録者数180名、個人正会員数1,006名へ変化して来ております。これまで法人指定会員が保有して来た27名分が放出され、個人正会員へと移動した結果です。
昨年暮れに底をついたと思われる同クラブ会員権相場ですが、買い希望が多く売り情報が少ない2018年8月の状況です。相場の復調は企業ニーズの復活ともとれるのですが、指定法人以外の新たなる企業の胎動が、この相場動向の裏付けとなっているのかも知れません。