『日本シニアオープンゴルフ選手権』2017優勝はプラヤド マークセン選手

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日本シニアオープン2017_top.png 2017年9月14日(木)~18日(月)までの5日間、福岡県宮若市のザ・クラシックゴルフ倶楽部で開催された『第27回日本シニアオープンゴルフ選手権競技』2017を制したのは、4日間合計18アンダーとしたプラヤド マークセン選手で、優勝賞金1,600万円を獲得しました。同選手は昨年の同選手権でも優勝しており、2連覇達成と言う事に成りました。

 9月17日九州地方を襲った台風18号の関係から同オープン競技は順延となり、予備日として準備されていた18日月曜日、本日が最終ラウンドとなりました。7時45分に1組目が1st Teeから、そして7時50分に12組目が10th teeからそれぞれスタートして行く中、勝者が確定したのは午後1時40分過ぎでした。

 決勝ラウンドに入りマークセン選手はごくごく普通の選手になってしまった様で、3日目2アンダー最終日2オーバーとして、振り返れば2日間トータルスコアはイーブンパーだったのです。しかしながら同選手へ優勝をもたらした大きな要因は、初日2日目の驚異的とも言えるビッグスコアだったのです。

 初日ノーボギーの9アンダー、2日目も同じくノーボギーの9アンダーで、予選ラウンドを終わってみればトータル18アンダーとして、単独2位の尾崎直道選手へ8打差をつけており、この時点で決勝ラウンドへ駒を進めた60選手に対し、戦意喪失させるに等しい異次元の戦いぶりを披露したのです。マークセン選手による独り相撲とも言えるもので、まさしく同選手権へ王手をかけた状態でした。

 最終日井戸木鴻樹選手は4アンダーを出し2位タイに入るものの、首位のマークセン選手とは4打差があり、プレッシャーをかけるには及びませんでした。3日目終了時点で上位戦線に居たキム ジョンドク、鈴木亨、米山剛3選手による最終日の爆発力不足が、マークセン選手の一人舞台にさせてしまったと言える反面、同選手の強さが際立った試合だったとも言えました。