阿蘇大津ゴルフクラブが地元の大津町へ収益の一部を寄付

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 オリックスゴルフグループの阿蘇大津ゴルフクラブ(熊本県菊池郡大津町)は、2017年8月31日地元大津町へ、会員募集の収益金からその一部27万円を、「熊本地震復興支援」として寄付致しました。当日ゴルフ場側役員などが仮設庁舎を訪れ、贈呈式が行われると共に町長へ寄付金が手渡しされました。

 同クラブでは募集金額45万円にて、30口の会員募集を2016年2月より行って来ました。「熊本地震」の関係から一時中断せざるを得ない時期もあったのですが、復興が少しずつ前進する中、地元ゴルファーの応援もあり2017年5月には予定口数に達する事が出来たのです。

 2016年4月14日夜半に発生した大地震は、熊本を中心にその広域にわたり甚大な被害をもたらしました。これは当該ゴルフ場に於いても同様であり、言葉に言い表せない程に壮絶なものでした。コース内100ヶ所以上で大小の亀裂が確認出来、特に地下埋設の配管関係は断裂し全く機能しなかった為、芝にとって命とも言える水を、大分県のグループコースより毎日運搬していたとの事です。

 この様な地道な復旧活動から当該ゴルフ場の9ホールが再開出来たのは6月18日であり、更に18ホールを全面的に活用出来る様になったのは、1ヶ月ほど後の7月16日だった様です。

 自ら被災したにも関わらず社会貢献活動を推進するオリックスゴルフグループですが、既に同グループの小名浜カントリー倶楽部(福島県いわき市)に於いては、東日本大震災復興支援の為にいわき市へ同様の寄付を行っておりました。同グループでは今後もこの様な活動を、継続して行きたいとしております。