<上記写真は審査員特別顧問であり武蔵野美術大学学長の長澤忠徳氏>
2017年9月6日一般社団法人大学ゴルフ授業研究会(代表_北徹朗)は、武蔵野美術大学鷹の台キャンパスに於いて、キャディバックデザインの優秀5作品を発表すると共に表彰式を開催しました。これはプーマジャパン株式会社(以下プーマジャパン社)と同研究会更には武蔵野美術大学生がコラボした、いわゆる産学連携により生み出されものです。
同研究会では武蔵野美術大学生で同大学のゴルフ授業半期受講者120名に、『キャディバッグのデザインコンペ』への参加を呼びかけたところ、48作品がエントリーされて来ました。7月31日に8名からなる審査委員会が開催され、選出された優秀5作品が今回一般公開されたのです。下記写真前列の方々が授賞されたのですが、お一方だけ写真撮影には参加出来ませんでした。
視覚伝達デザイン学科1年 | 須田 裕貴那さん |
油絵学科油絵専攻2年 | 宮路 茉奈さん |
建築学科2年 | 佐橋 飄さん |
彫刻学科3年 | 中村 万梨恵さん |
建築学科1年 | 内山 佑香さん |
5作品はイラストで表現されたもので、ここでその一枚一枚を再現する事が出来ず大変残念なのですが、特別顧問の長澤学長は作品の出来栄え以前に、作者のアイデアが評価された点が大きいと語り、産学連携の在り方がそこにあるとしました。
5作品の中は、「日本の和菓子をもモチーフにしたもの」や「巻物式」、更には昔のインベーダーゲーム的絵を想像させる様な作品まで多種多様であり、発想のみずみずしさを随所に感じさせるものでした。審査並びに今表彰式に参加したプーマジャパン社からは、直ぐにでも商品化したいものもあると力強い発言があり、産学連携の明るい将来を展望させるものでした。
ところで同大学の文化総合科目へ、産学連携の様々な機会を提供しているプーマジャパン社ですが、その「プーマ」は世界的なスポーツブランドです。追及するものは、スポーツの楽しさです。今回の様な産学連携を通じて学生発案のキャディバッグが商品化され、それを使ってフェアウエーを楽しくラウンドするプレーヤーが登場するのも、遠い将来の話では無さそうです。